サクラメント 死の楽園 / The Sacrament

サクラメント 死の楽園 / The Sacrament

『サクラメント 死の楽園』(原題:The Sacrament)とは、2013年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画である。監督はタイ・ウェスト、主演はAJ・ボーウェンが務めた。本作は、1978年に新興宗教「人民寺院」が引き起こした実際の集団自殺事件をモチーフに制作されたファウンド・フッテージ形式のスリラー作品である。
物語は、カメラマンのパトリックが、妹キャロラインから「エデン教区という理想郷のような新興宗教コミュニティがある」というメールを受け取ったことから動き出す。教団に強い興味を抱いたパトリックは、同僚のサムとジェイクと共にドキュメンタリーを撮影するため、ヘリコプターでしか行けない秘境にある教団の移転先へと向かう。到着当初、村人たちは幸福そうに暮らし、潤沢な資金で医療や生活環境も整っているように見えた。しかし、カリスマ的な指導者であるアンダーソンへのインタビューや、耳の不自由な少女から「助けて」と書かれたメモを受け取ったことをきっかけに、撮影チームは教団の裏側に潜む異様な狂気と恐ろしい実態に気づいていく。
アンダーソンに異を唱える人々が暴力によって洗脳・支配されている事実を知ったチームは脱出を試みるが、すでに教団内は逃げ場のない狂気に満ちていた。翌朝、ある出来事を引き金にアンダーソンが恐ろしい決断を下したことで、楽園は一転して凄惨な地獄へと変貌していく。
本作は、第70回ヴェネツィア国際映画祭などでプレミア上映され、カルト集団の狂気と閉ざされたコミュニティの恐怖を生々しく描き出した秀作として注目を集めた。

8ma4ta31501のレビュー・評価・感想

サクラメント 死の楽園 / The Sacrament
6

物足りなさのある映画

実話に基づいた作品です。本作が参考にしたカルト集団による集団自殺をウィキとかで読んでたので見てみました。B級映画として、面白いのは面白いのですが、ちょっと物足りない雰囲気でした。まず、展開が早かったです。楽園と呼ばれてる場所に取材に来てみると、不穏な雰囲気があってという話ですが、最初はもうちよっと、明るい感じにして、こういう暮らしもいいのかもと思わせて、実は、、、ってほうが怖くないのかなと思いました。まあ、何かの団体なんて、内々でやってるのだから、外部に知れ渡るころにはすでにおかしい状態なのかもしれません。集団自殺に入るのも早すぎると思います。なんで、教祖様が、ああ、もう自殺しようと思ったのかいまいちわかりませんでした。あと、おかしいのかもというのも、そのおかしいところを映すわけでもなく、みんながニコニコしていて不気味とか、教祖を崇めすぎてるとかなので、あんまりなあと思いました。どうせ、映画なんだから、ルールを破ったものへのリンチ、からのありがとうございますとか、お布施を集めすぎてるとか、教祖の酒池肉林ぶりとか、大げさに描けばよかったのにと思いました。撮り方が、POVだし、リアル感を出したかったのでしょうが、そこは映画だし、映画ならではの映像見せてよと思いました。