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4lJirotake1115のレビュー・評価・感想

トップガン / Top Gun
10

続編トップガン マーヴェリック見る前にもう一度おさらい!

出世作と言えば1983年の「卒業白書」もありますが、個人的には「トップ・ガン」だと思います。
題名のトップ・ガンとは実際に存在するアメリカ軍トップパイロット養成所の名称です。
主演のトム・クルーズのレイバンのサングラス、G-1のフライトジャケット、カワサキGPZ900(ニンジャ)の三種の神器に憧れた人も多いはずです。
とにかくカッコいい。
本作はアメリカ海軍全面協力で作られた作品であり戦闘機のシーンなどもCGなどを一切使用しておらずすべて実写。迫力満点です。
リアルな演技ができるよう役者たちも実際に戦闘機に乗り空中戦を体験したそうです。
また周りを固める当時無名だった役者達も見どころのひとつです。
トム・クルーズの相棒役のアンソニー・エドワーズ(グース役)は後に人気ドラマ「ER」シリーズの主役になります。
それよりも出世したのはアンソニー・エドワーズ(グース役)の妻役を演じたメグ・ライアンではないでしょうか。
その後1989年の「恋人たちの予感」などにに出演してスターの仲間入りをしています。
全面協力が得られた背景には長期化しアメリカ国民に批判を受けたベトナム戦争後であり、減ってしまった入隊希望者を増やそうとしていた時期でした。
実際公開後には入隊希望者が倍増し、目論見通りになったそうです。
80年代のカッコいいとされた物が詰まった「青春映画」だと思います。
当時映画館見た人はおさらいとして、当時を知らない若い人にも見て貰いたい作品です。
実は私も20代ですが。笑

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 / シン・エヴァ / EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME
9

エヴァンゲリオンシリーズ完結・最高傑作の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」

四半世紀の時を経て2021年についに完結したエヴァンゲリオンシリーズ、完結作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」についてご紹介します。
私はエヴァンゲリオンシリーズ作品について、漫画、アニメ、旧劇場版、そして新劇場版すべて観ており、特にアニメや旧劇場版、新劇場版については最低でも3回は視聴しています。そのうえで本作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は最高傑作だったのではないかという考えを持っています。
本作は完結作ということもあり、2時間半を超える長編となっていますが、いままで語られてこなかった主人公である碇シンジの父・碇ゲンドウの過去や渚カヲルの正体などが明かされる大変内容の濃い作品となっています。また、旧劇場版とのつながりを示唆している対比や同じようなシーンがあるためにエヴァシリーズ好きにはたまらない映画となっています。
私が最高傑作だと考える理由はシンジの成長や周りの友人、葛城ミサトの存在にフォーカスして描かれていたことです。映画後半のシンジの成長ぶりは新劇場版から観始めた人でも感動できる展開になっていると思います。本作の評価は映画レビューサイトでも高く、おススメできる作品となっています。

1917 命をかけた伝令
8

第一次世界大戦の塹壕戦の悲惨さを見事に描いた『1917 命をかけた伝令』

『1917 命をかけた伝令』は英国の戦争映画で、2019年に公開されました。
製作はサム・メンデス、サムはクリスティ・ウィルソン=ケアンズと一緒に共同脚本を執筆しました。
メンデスは父方の祖父アルフレッドが第一次世界大戦で体験した逸話に着想を得ています。
独軍がアルベリッヒ作戦中にヒンデンブルク線まで退却した時点でのエピソードであり、2名の英兵ウィリアム・“ウィル”・スコフィールド (ジョージ・マッケイ)とトム・ブレイク(ディーン-チャールズ・チャップマン)が予想される独軍の攻勢について重要なメッセージを届ける任務を担っていました。
共演はマーク・ストロング、アンドリュー・スコット、リチャード・マッデン、 クレア・デュバーク、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ。
この製作は2018年6月に発表され、マッケイとチャップマンが10月に出演契約にサインをして、残りの出演者も翌年3月には出演が決まりました。
撮影は2019年4月から6月まで英国で行われ、カメラマンのロジャー・ディーキンスと編集者のリー・スミスはロングショットを多用しました。
『1917 命をかけた伝令』は英国で2019年12月4日に先行上映、米国での劇場公開が同年12月25日、英国での一般公開は翌年の1月10日でした。
映画は批評家に好意的な評価で迎えられ、興行収入も良好で全世界で3億8490万ドルの収益となりました。
第92回アカデミー賞10部門にノミネートされ、そのうち最優秀撮影賞、最優秀視覚効果賞、最優秀音響効果賞を受賞しています。