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2xTanaka0608のレビュー・評価・感想

millennium parade / ミレニアムパレード
9

クラシック楽器と電子楽器の融合 音楽ジャンル=常田大希

「King Gnu」の常田大希が主催するプロジェクトmillenium parade。才能ある若手アーティストが常田の元に集まった。

「millenium parade」の楽曲を聴いたことのない人に、ひと言で言い表すのは大変に難しいだろう。
ロックとクラシックの融合? 実力派アーティスト集団?映像と音楽の新しい芸術?
どれもしっくりと来ないし、どれも正解のような気もする。ただ1つ言えるのは”カッコいいサウンド”という事だ。
ギターやシンセの歪んだ音の中に、バイオリンやトランペットなどのクラシック楽器の美しく迫力のある音が重なる。
しかし難解な音楽ではなく、J-Popの要素もしっかりと感じられ、多くの人に受け入れられる音楽に練り上げられている。
今までにもクラシック楽器とPopsを掛け合わせたバンドはあった。しかしここまでロックやPopsの要素が溢れ、クラシックの音色と見事に共存するサウンドがあっただろうか。

常田がインタビューで「millenium parede」を何故作ったのか聞かれた時、「若い才能ある奴らが飯を食って行けないのはおかしい。才能ある奴らといい物を作りたかった」と言った。
言葉で言うのは簡単で、長い間日本で言われてきた事だ。しかし言葉のまま実現している人物は数少ない。それをあの若さで実現している常田大希。彼の名をジャンルと言っても良いのではないだろうか。

コーチ・カーター / Coach Carter
9

コーチ・カーター

カーターという人物が、弱小校のバスケットボールのコーチに就任し、弱小校を強豪校へと生まれ変わらせるストーリーで、実話を元に作成された映画となってます。

弱小校に就任したカーターコーチは、まず最初に学生(高校生)たちに契約書を書くように言います。
反論するもの、辞めるものが出て、親から説明を求められることにもなりますが、残った学生たちで新しいチーム作りを開始します。
まず、ひたすら走らせます。
ボールは触りません。
またその後の本格指導では学生たちが興味を持つようなことに例えながらユニークに指導します。

また1番共感させられたのは学生はあくまでも学生だと言う考えです。学生の本業は学業だという根本を忘れないということを教えます。バスケットボールのコーチできているのですが、自分がバスケットボールを指導する学生たちには契約書で「教室では前に座ること」や「成績をここまでとること」などを誓わせます。しかし学生たちはバスケットボールは成長しますが、学業が成長しませんでした。カーターは全員成績があげるまでバスケットボールをしないとしますが、周囲から反感を買います。しかし、学生たちはコーチの声に耳を傾け、少しずつ学業に打ち込みます。コーチは学生たちが社会に出たときに立派な大人になるように教えたかったのだと理解します。
親として教育面や考え方などかなり教えられます。また子どもにもおすすめです。

うたの☆プリンスさまっ♪ / うたプリ
10

推しが絶対見つかる

私がオススメしたいアニメは、『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズです。
乙女ゲームが原作となっているアイドルアニメです。登場人物のほとんどが男性キャラクターになっており、主人公の女の子に甘い台詞を囁くシーンがたくさん出てきます。
4期までシリーズが続いており男性キャラクターだけで18人もいるので、絶対に自分のタイプのキャラクターが見つかるはずです。
キャラクターがアイドルを目指し、デビューし、芸能界で成長していく姿がとても丁寧に描かれていてお話も面白いです。
また、キャラクターソングの数がとても多く、アニメ内でその歌にまつわる話があったりするので曲の背景も楽しめます。
アイドルアニメですが恋愛的な要素もチラホラ出てくるので、主人公と1人のキャラクターのカップリングを楽しむのもいいですし、主人公を自分に見立てて楽しんだり色々な見方ができます。
映画化もされており、こちらは全編ライブ映画になっています。
キャラクターがステージで歌い、MCをし、ファンサービスをし、実際にライブに行ったような気分になれてとても楽しいです。
アニメのEDはキャッチーな曲が多く、耳に残りやすいです。
1期のED曲、「マジLOVE1000%」はその曲名のインパクトや歌詞等で話題になっていました。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド / The Legend of Zelda: Breath of the Wild / ブレワイ / BotW
10

まるで自分自身も旅をしているかのような感覚に

ゼルダシリーズ最高傑作といっても過言ではないのでしょうか。
まずはグラフィックの鮮明さや何といっても自由にリンクを操作することができること素晴らしいと思います。本来であったら最初はここに行って、そして次はここに行ってという半ば強制的なストーリーに従ってゲームキャラクターを操作するものです。それによって「この村にもう一度訪れてみよう」や、「ここのアイテム取り忘れたから戻ろう」という行為が不可能になってしまいます。
ですが、このゲームは最初のチュートリアル的な場面と「厄災ガノン」を討伐するといった大きな目標以外では基本的に何をやってもいいのです。(真のエンディングを見る際に課せられるミッションみたいなものはありますが。)
いろんなところを冒険して、いろんな人たちと出会い力を借りて、いろんなアイテムをゲットしながら自身を強くしていく。そういった「自由性」が卓越したゲームです。ほとんどいけないところはありません。鬱蒼と生い茂った山の中も木々がたくさんある森の中もある程度どこへでも行けてしまいます。
そういった面からもまるで自分自身が旅をしているかのような感覚に陥るのです。
そしてラストダンジョンである「ハイラル城」ではゼルダシリーズを彩っていたbgmのアレンジが流れ、鳥肌が立つのは間違いないでしょう。
是非プレイしてみてください。

ミスト / The Mist
9

化け物も人も怖い

霧の中に化け物がという話ですが、化け物よりも人の方が怖い、いや、人も化け物も怖いという話でした。
なんか、これは神の思し召しみたいな変な人が人々を先導するし、自衛隊たちは責任感じて自殺するし、自殺しなかった隊員は、リンチを受けるわ、化け物のところに差し出されるわ、むちゃくちゃです。
主人公じゃなくても、このスーパーマーケットにいちゃだめだと思うだろうなと思いました。
でも、外に出たからって助かる手立てがあるわけではないし、結局何がしたかったのでしょうか。
ああいうパニック状態だと判断力が鈍るのかもなと思います。
私たちは映画を見てるから、あとちょっとあの場にいればよかったのにとか思いますが、終わりが見えない戦いだったので、きつかったと思います。
さて、映像ですが、出て来る化け物はとても怖かったです。
全体が見えないものもいるし、なんかこっちの世界の生物がモチーフかなってのもいますが、大体、別の世界のクリーチャーって感じです。
スティーヴン・キングの原作に詳しい説明があるのか、監督さんのデザインなのかわかりませんが、いい具合にゲームのモンスターっぽくてよかったと思います。
あと、この映画、実はモノクロ映画にするつもりだったらしく、モノクロ版がDVDとかには入ってるらしいです。
そっちも見てみたいなと思います。