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0srk8のレビュー・評価・感想

NARUTO / ナルト
10

マイト・ガイが最強である

"NARUTO"は落ちこぼれの忍びであるうずまきナルトが自分の住んでいる木の葉(このは)の里の長である火影(ほかげ)になるために、様々な困難に立ち向かい、成長していく物語です。
ナルトの大親友で1番のライバルでなるうちはサスケとの物語と言っても過言ではありません。様々な出会い、別れの中で最後の2人の戦いのシーンは涙なしでは見られません。
また、ナルトの体の中には、過去に木の葉の里を襲った九尾の妖狐(ようこ)が封印されております。ずっと恨みあっていたナルトと九尾ですが、様々な成長を経て、最終的には相棒という立場で世界を救うために協力します。
そんなストーリーも魅力的ですが、私の1番好きなシーンはマイト・ガイの最後の戦いです。
マイト・ガイは、ナルトの先生であるはたけカカシの親友であり、永遠のライバルです。木の葉の里の忍びたちには、ランクがあります。下から下忍、中忍、上忍となっていますが、カカシとガイは上忍です。そして、上忍の中でも1番、2番を争う強い忍です。そんなある意味サブキャラであるガイですが、終盤で最高の戦いをします。
敵にうちはマダラという過去の最強の忍びこの世に復活します。そんなマダラは不死身です。さらには、触れたら体が消えてしまう武器も使います。そんなマダラには忍術も通用しません。通用するのは体術だけ。そして、木の葉の里で1番の体術使いはガイです。マダラに唯一対抗出来るガイが己の命と引き換えに強大な力を得る事が出来る術を使います。その術により、過去最強の忍であるマダラが「体術で右に出る者は1人としておらん、このマダラがお前を最強と呼んでやる」と認めるほどパワーアップします。結果はガイが敗れてしまいますが、マダラにナルト以外で唯一ダメージを与えていました。
NARUTOは、1人1人のキャラクターに物語や個性があり、色々な面から楽しむ事が出来る作品です。

機動戦士ガンダム 水星の魔女 / Mobile Suit Gundam: The Witch from Mercury / G Witch
8

異色のガンダム!水星の魔女

機動戦士ガンダムシリーズの水星の魔女についてご紹介していきたいと思います。
ロボット好きの方はもちろん、学園ものが好きな方にもオススメです。
何故ガンダムなのに学園ものが好きな方にオススメするかと言いますと、今回のガンダムは舞台が学校になっているからです。主人公が学園で頑張る姿、心が挫けそうになっても叱咤してもらい奮闘する様など、キャラクター達が織りなす笑いあり、涙ありの青春のストーリーが魅力です。
これだけでもガンダムシリーズで異色かと思いますが、今回のガンダムには他にも異色の点があります!
それは、主人公がTVシリーズ初の女性であることです。
しかも、恋人は主人公と同じく女の子!ツンツンして自分の感情を表現するのが苦手なキャラなので、そのキャラクター性が人間ドラマを作り出し、ドキドキしたり、キュンとしたりするのでガールズラブが好きな方も楽しめます。
ただし、この作品は学園ものとは書きましたがそこは腐ってもガンダム、ほのぼのとした日常だけではなく人間関係の裏側や戦闘など、ハードな部分もございますので注意して視聴してみてください。
主人公達が問題を解決していく様が笑えたり、感動したりできるのでとても面白くてオススメです。

五等分の花嫁 / The Quintessential Quintuplets
9

久しぶりの胸キュンマンガ

個人的に久しぶりの胸キュンマンガでした。
主人公の上杉風太郎はあることをきっかけに美少女五つ子姉妹に勉強を教える家庭教師になります。それだけで夢のようなお話です。
風太郎は常にオール100点の秀才で、五つ子姉妹はというと5人とも毎回赤点のスーパーおバカさん。顔だけはそっくりなのに、5人とも趣味も性格もバラバラです。
そして、この中の誰か一人と主人公の風太郎は結婚することになります。

それまでに五つ子姉妹の一人一人とのストーリーがえがかれていきます。
大人びてて落ち着きがあり、みんなのまとめ役で役者を目指す長女の一花。
最初はヒステリックでなんかいつも怒ってるイメージですが、料理上手でオシャレに敏感な女子力高めの次女のニ乃。
大人しくて口数も少ないもじもじした性格に見えますが、なにかと頑張り屋さんで風太郎に序盤から好意をもっている三女の三玖。
いつも明るく元気で、どんなときでもポジティブで頼まれると断れないタイプの四女の四葉。
真面目で勉強も頑張っているが、とても要領が悪く空回りしがち。とても食いしん坊な五女の五月。
学校での出来事や事件、別れを経て、風太郎も含めみんなのそれぞれの思いが交錯して物語が進み、そして最後に風太郎はこの5人のうちの一人との結ばれます。
ストーリーが進むにつれキャラクター一人一人に感情移入して、思いを伝えたり、また伝えられないもどかしさもありと心揺さぶられながらもラストで感動間違いなしの作品です。

学校(映画)
9

学べる幸せ

私は中学が好きじゃなかったけど、通える立場にはいました。この映画を見て、勉強ってできるだけで幸せなのよって言葉の意味が少しわかった気がします。
中学を出ていないから、いろいろあって、もう一度学びたいと思う人達の話です。みんないろんなことを抱えていて、生徒一人一人に焦点をあてたストーリー展開でおもしろかったです。田中邦衛演じるイノさんが生徒側の主役みたいな人ですが、彼が学校に願書をもらいに行くところがすごく印象深いです。そんなに緊張することかとイノさんの付き添いが言って、先生が、緊張することですよ、大変な勇気ですというのがよかったです。確かに、2、3日休んだだけでも学校とかって行きにくくなったりするし、改めて学びなおしたいって門をたたくのは大変な勇気だと思います。イノさんはすごいです。また、この付き添いの人ってのが、もともとの知り合いとかじゃなくて、イノさんが街で相談をもちかけた医者ってだけの人で、すごくいい人だなと思いました。そんな、急にね、話しかけれて学校に行きたいからどうしたらいいかとか言われても、普通は最後まで面倒みないじゃないですか。いい人に出会ったなと思いました。物語は悲しい出来事があり、しんみりした感じで終わりますが、それでもどこかあたたかい気持ちになれる作品でした。

ルパン三世 カリオストロの城 / Lupin III: The Castle of Cagliostro / Lupin the Third: The Castle of Cagliostro
9

なんだかんだ言って、何度も見てしまう。

言わずと知れた宮崎駿監督の名作です。
五ェ門の出番が少ないなど、ルパン作品としてはちょっとのところもありますが、やはり面白いなと思います。
敵である伯爵の最期が、かなりグロいのも印象的です。
その場面をちゃんと映したわけではありませんが、想像するとひどいなと思います。
ヒロインのクラリスはかわいくて、好きです。
でも女性というよりは少女というか、ルパンにとっては妹的な部分もあって、そこが2人の関係性により切なさを足していると思います。
クラリスを抱きしめることをためらったり、ルパンもなかなかいい男です。
この映画を見てから、ほかの作品を見ると、カリオストロっぽいなと思う場面が多々出てきます。
いろいろなアニメの設定がこの話から始まったんだなと思います。さすが、宮崎駿監督です。
ある意味王道の話なのですが、それでも細かいところとかもこだわっていてすごいなと思いました。
あと名台詞も多くて、「今はこれが精いっぱい」とか、最後の銭形の台詞がすごく好きです。
「ルパンが盗んだのはあなたの心です」なんて、はっきり言ってクサい台詞ですが、そこがまたよかったです。
カリオストロか、もう見飽きたなと思いつつ、やっぱり見てしまう作品です。

平沢進 / Susumu Hirasawa
9

人生で一度は聞いてほしい

端的に言えば「合う人にはとことんハマる、合わない人は火傷する」、そんな感じの独特なアーティストです。
テクノポップという、日本ではあまり馴染みがないジャンルなのですが、一度聴いたら頭に残り続けるでしょう。

1979年に、バンド「P-MODEL」でデビューし、そこからソロ活動も並行して行い、声優の宮村優子さんなどに楽曲提供をしたり、異母犯抄(いぼはんみょう)という名義でプロレスラー長州力の入場曲『パワーホール』も手掛けています(しかし、平沢本人は乗り気ではなかったらしく、怒りながら作曲したのだそうです)。

アニメ作品の楽曲も手掛けており、映画『パプリカ』の『白虎野の娘』や、アニメ『ベルセルク』の『Forces』、『灰よ』などは聞いたことがあると思います。
楽曲だけではなく平沢進本人も癖のあるキャラで、ファンの事を「馬の骨(もちろん愛称です)」などと呼んだり、ファンはファンで平沢を「師匠」と呼んで崇めています。

私個人の意見としては、平沢進師匠の楽曲は先に書いた『白虎野の娘』や『金星』などが初心者向けだと思います。
P-MODELとしてのデビュー曲の『美術館で会った人だろ』でも良いのですが、聴いてみると分かると思います。最初に聴くにはあまりお勧めできません。
私のお勧めは『牧師KING』と、核P-MODEL(簡単に言うと平沢による、一人P-MODEL)の『Big Brother』です。

このレビューがあなたの音楽が豊かになるきっかけになれたら嬉しいです。

弱虫ペダル / 弱ペダ / Yowamushi Pedal
10

青春って一人ではできない

友達がおらず、いつも一人ぼっちの小野田坂道。高校に入学したらアニメ研究部に入り青春を謳歌すると意気込んだが、部活は休止中だった。オタクだった坂道は秋葉原までの道のりをママチャリで通っており、偶然その姿を見た同級生の今泉俊輔は彼の自転車姿に驚き「勝負をしよう」と声を掛ける。今泉が負けたらアニメ研究部に入るという条件に、坂道は勝負に挑みます。
勝負には負けてしまったけれど、人と走る楽しさを知った坂道。
後日、秋葉原へ行った坂道は偶然自転車好きな男の子と出会います。そこでもまた人と一緒に走る楽しさを知った坂道。次の日学校へ行くと、その子は転校生の鳴子章吉でした。彼の誘いもあって坂道は自転車競技部に入部します。
自転車ロードレースは未経験の坂道だったが、思わぬ才能を発揮する。
同級生の今泉、鳴子。部長の金城、巻島、田所と出会い、一人ぼっちだった坂道は大切な仲間を手にし、仲間のために限界を超えられる人となった。

坂道の成長姿を目に見えて感じられるところに心がグッとなります。主人公の坂道だけではなく、今泉や鳴子、金城、巻島、田所それぞれのストーリーがあるので見続けるとどんどんハマります!!!
学生の方は勿論、学生だった大人の人にもあの時を思い出してほしいと思いました。自分もあんな風に頑張っていた時代もあったなぁなんて懐かしむかもしれません。今こんな時代だからこそ、頑張る大切さや仲間の大切さを感じてもらえたらいいなと思います。