人生で一度は聞いてほしい
端的に言えば「合う人にはとことんハマる、合わない人は火傷する」、そんな感じの独特なアーティストです。
テクノポップという、日本ではあまり馴染みがないジャンルなのですが、一度聴いたら頭に残り続けるでしょう。
1979年に、バンド「P-MODEL」でデビューし、そこからソロ活動も並行して行い、声優の宮村優子さんなどに楽曲提供をしたり、異母犯抄(いぼはんみょう)という名義でプロレスラー長州力の入場曲『パワーホール』も手掛けています(しかし、平沢本人は乗り気ではなかったらしく、怒りながら作曲したのだそうです)。
アニメ作品の楽曲も手掛けており、映画『パプリカ』の『白虎野の娘』や、アニメ『ベルセルク』の『Forces』、『灰よ』などは聞いたことがあると思います。
楽曲だけではなく平沢進本人も癖のあるキャラで、ファンの事を「馬の骨(もちろん愛称です)」などと呼んだり、ファンはファンで平沢を「師匠」と呼んで崇めています。
私個人の意見としては、平沢進師匠の楽曲は先に書いた『白虎野の娘』や『金星』などが初心者向けだと思います。
P-MODELとしてのデビュー曲の『美術館で会った人だろ』でも良いのですが、聴いてみると分かると思います。最初に聴くにはあまりお勧めできません。
私のお勧めは『牧師KING』と、核P-MODEL(簡単に言うと平沢による、一人P-MODEL)の『Big Brother』です。
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