ルパン三世 カリオストロの城 / Lupin III: The Castle of Cagliostro / Lupin the Third: The Castle of Cagliostro

ルパン三世 カリオストロの城 / Lupin III: The Castle of Cagliostro / Lupin the Third: The Castle of Cagliostro

『ルパン三世 カリオストロの城』とは、モンキー・パンチ原作の漫画「ルパン三世」の劇場用アニメーション映画化第2作。1979年12月東宝系公開。 宮崎駿が初めて劇場用作品の監督を手掛け、映画史上に残る不滅のアニメーションとして世界的に親しまれている名作。ゴート札なる偽札を製造し、世界経済の裏側で暗躍していると伝えられるカリオストロ公国で、カリオストロ伯爵の妻にさせられようとしている公女クラリスを救うため、そして国の秘密を暴くため、ルパン三世とその仲間たちの活躍を描く。

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ルパン三世 カリオストロの城 / Lupin III: The Castle of Cagliostro / Lupin the Third: The Castle of Cagliostro
9

なんだかんだ言って、何度も見てしまう。

言わずと知れた宮崎駿監督の名作です。
五ェ門の出番が少ないなど、ルパン作品としてはちょっとのところもありますが、やはり面白いなと思います。
敵である伯爵の最期が、かなりグロいのも印象的です。
その場面をちゃんと映したわけではありませんが、想像するとひどいなと思います。
ヒロインのクラリスはかわいくて、好きです。
でも女性というよりは少女というか、ルパンにとっては妹的な部分もあって、そこが2人の関係性により切なさを足していると思います。
クラリスを抱きしめることをためらったり、ルパンもなかなかいい男です。
この映画を見てから、ほかの作品を見ると、カリオストロっぽいなと思う場面が多々出てきます。
いろいろなアニメの設定がこの話から始まったんだなと思います。さすが、宮崎駿監督です。
ある意味王道の話なのですが、それでも細かいところとかもこだわっていてすごいなと思いました。
あと名台詞も多くて、「今はこれが精いっぱい」とか、最後の銭形の台詞がすごく好きです。
「ルパンが盗んだのはあなたの心です」なんて、はっきり言ってクサい台詞ですが、そこがまたよかったです。
カリオストロか、もう見飽きたなと思いつつ、やっぱり見てしまう作品です。