初めての冒険と音楽がワクワク感を駆り立ててくれる
不思議な魔法の髪を持つ主人公ラプンツェル。18歳になるまで母親の言いつけを守り、塔の外に出たことがなかった。
ラプンツェルが18歳の誕生日の時に、たまたま追われて塔までやってきた盗賊フリン・ライダーと出会い、幼い頃から見ていた謎の光が何かを求めて、初めて塔の外に出て2人が冒険する話。
この映画の劇中歌が本当に最高なのだ。
音楽の歌詞でラプンツェルが今、どんな気持ちでどんな状況なのかが分かりやすい。曲調も今から冒険が始まるという感じのワクワク感があって、聴き入りやすいと思う。
冒険が進むに連れ、フラン・ライダーとラプンツェルがお互いを意識し始めるのだが、その初々しい感じもホッコリする。
実はラプンツェルは幼い頃に連れ去られた王女だということがのちに分かってくるのだが、連れ去った母親だと思っていたゴーテルはことごとく邪魔をしてくる。
王女だと思い出したラプンツェルは、捕まったフリン・ライダーのもとへ行こうとするのだが、ゴーテルに囚われてしまう。フリン・ライダーは、これまで冒険で出会った仲間たちに助けてもらいながら、ラプンツェルを助けに塔に向かう。
この仲間たちが良かった。見た目とかは悪党だけどいい人ばかり。
最後はお決まりのハッピーエンドだけど、こっちもハッピーな気持ちになれる映画だと思う。