ドラゴンクエストIII そして伝説へ… / DQ3 / ドラクエ3 / Dragon Quest III: The Seeds of Salvation / Dragon Warrior III

ドラゴンクエストIII そして伝説へ… / DQ3 / ドラクエ3 / Dragon Quest III: The Seeds of Salvation / Dragon Warrior III

『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は、1988年にエニックスから発売されたゲームソフトである。ヒット作である『ドラゴンクエスト』シリーズの3作目であり、『ロト』シリーズにおいても3作目にあたる。
『ドラゴンクエストI』、『II』のヒットを受けての作品であり、爆発的な人気を博した。販売日には量販店前に行列ができるほどで、仕事を休んでまで購入した人もいたという。
前作品を受け、バトルシステムなどはおおよそそのままであるが、特徴として、主人公以外の仲間はルイーダの酒場でランダムで決定できる。戦士、魔法使い、僧侶など職業の特徴ごとにバランスを考えてのメンバー編成が可能。また、賢者は上級魔法が使えるなど重宝するが転職するには一定の要件が必要である。
ストーリー構成としては、勇者が大魔王を倒しに行く王道のストーリーであるが、行方不明となった父のオルテガを探す目的や、シリーズ一作目のアレフガルドの秘密が後半に明かされるなど、『ロト』シリーズのつながりの原点となる作品でもある。エンディングはその後の展開や勇者の今後など考えさせられる内容となった。

ドラゴンクエストIII そして伝説へ… / DQ3 / ドラクエ3 / Dragon Quest III: The Seeds of Salvation / Dragon Warrior IIIのレビュー・評価・感想

ドラゴンクエストIII そして伝説へ… / DQ3 / ドラクエ3 / Dragon Quest III: The Seeds of Salvation / Dragon Warrior III
10

RPGの原点にして頂点!まさに最高傑作

国民的人気を誇る、ドラゴンクエストシリーズの3作目にあたる。ファミリーコンピュータ用のゲームソフトだが、3DSやPS4など様々なゲームハードに移植版が発売されている。
とある村に住む勇者が仲間と共に、人々を脅かすモンスターを束ねる魔王を倒すために冒険の旅に出るという、ロールプレイングゲームのまさに王道と言えるシナリオだ。
本作は他シリーズと違い、仲間の職業、性別、名前をプレイヤーが決めることになるので、モンスターを倒す旅も一層身が入る。
倒される側のモンスターは、漫画『ドラゴンボール』の作者・鳥山明氏がキャラクターデザインを担当しており、おどろおどろしいものも居れば、モンスターでありながらも愛らしい姿をしているものもいる。
本作はドット絵によるグラフィック展開がされており、細かな画素による美麗なグラフィックでは表現しきれない味のある画面が魅力。
作中のBGM、SEも名曲・名フレーズ揃いで、8bitミュージックでありながらもオーケストラ音源にも負けないものばかりで、プレイヤーをワクワクさせてくれる。
RPGに興味があって本作未プレイの人がいるのなら、まずは本作をプレイしてみることをオススメしたい。

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8

中年世代の心に生き続ける「ドラゴンクエストIII」 なぜ私たちはあそこまで魅了されたのか

大人も子供も夢中になって遊んだあの頃のRPGの名作といえば、やはり、ドラゴンクエストだろう。今回は特に社会現象にまでなったIIIを深掘りしてみよう。

【キャラクターカスタマイズの自由度が高い】
ドラゴンクエストIIIは、キャラクターの職業を自由に選択できるため、自分好みのパーティーを組むことができる。戦士、魔法使い、僧侶など、様々な職業があり、それぞれの特徴を生かして冒険を進めることができるのも魅力だ。
また、一度選んだ職業は後から変更することもできるため、自分のプレイスタイルに合わせて柔軟にパーティーを編成することができる。

【大きな世界観と自由度の高い探索性】
ドラゴンクエストIIIは、複数の大陸が存在し、広大な世界を冒険することができる。各地にはダンジョンや町があり、それぞれに独自のストーリーやキャラクターが存在する。
また、必ずしもストーリーを進める必要がないため、自由に町や洞窟を探索することができる。

【戦闘システムの練り込み】
ドラゴンクエストIIIの戦闘システムは、シンプルでわかりやすい反面、奥深さがある。戦闘にはパーティー全員が参加し、敵味方が交互に行動するターン制。プレイヤーは、攻撃や魔法、アイテムなどを駆使して敵を倒してき、また敵によっては戦い方によってアイテムや経験値を得られるため、戦闘においても多くの戦略が求められる。

【美麗なグラフィックと音楽】
ドラゴンクエストを語る上で譲れないのが音楽だろう。
ドラゴンクエストIIIの音楽は、シンプルでありながら非常に印象的な曲調が多い。たとえば、冒険のはじまりを表す「冒険の旅」や、悲しみや別れを表す「故郷の唄」など、端的にその場の情景を表現している。
また、ドラゴンクエストIIIの音楽は、ゲームのストーリーとも密接に連携していると言える。たとえば、物語の展開に合わせて曲のテンポや雰囲気が変化する場面が多くあり、これにより、物語の世界観をより深く理解することができる。
敵との戦闘中に流れる戦闘曲は、敵の強さによって曲調が変化するのも見逃せない。これにより、プレイヤーは戦闘の緊張感をより強く感じることができるのだ。

いかがであっただろうか。あの音楽、あの武器の名前、あの発見からくる感動は日常生活の中でもふと思い出すことはないだろうか。

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伝説になった国民的RPG

1988年2月10日にエニックス(現スクウェア・エニックス)から、FCのゲームソフトとして発売されました。発売日、店舗前に行列が出来り、RPGというジャンルを認知させた作品です。「抱き合わせ商法」や「ドラクエ狩り」など社会現象となりました。良い意味でも、悪い意味でも伝説になったので、ある意味、発売された時点で既に伝説になっていたのかもしれません。

主人公の名前を決めるところから物語は始まります。1996年12月6日に発売されたリメイク版(SFC)では性格という概念が存在するので、性格を決めるイベントが発生します。性格によって成長度が異なるので、新たな楽しみが追加されています。ドラゴンクエストシリーズでは初めて、4人パーティーで仲間キャラを自分で作ることが出来るようになりました。仲間キャラは名前と職業を決めることができます。友達や他のゲームやアニメのキャラクターの名前を参考にした方も多いと思います。職業も戦士、武闘家、商人、僧侶、魔法使いと、遊び人と賢者(転職のみで可能)、盗賊(リメイク版から登場)と様々でプレイヤーの考えでパーティーを作ることができるので、自由度があります。なお、ストーリーが進むと転職したり、名前を変更できる(リメイク版から採用)ので、パーティーを再編成することができます。

ストーリーは船を入手するまではほぼ一本道です。地形が現実の世界と形が似ている点は親近感があります。ドラクエシリーズでお馴染みとなったカンダタもこの作品で初登場します。何故か、それぞれの国で君主(?)に化けているヤマタノオロチとボストロール、ゲーム開始時はラスボスだと思っていたバラモスなど中ボスも個性豊かです。特にバラモスを倒して「これでゲームクリアだ」と思った後の展開は絶望感があります。バラモスを倒すと裏の世界に行けるようになります。裏の世界は「ドラゴンクエスト(ドラゴンクエストⅠ)」と同じです。「ドラゴンクエスト」で竜王の城があったところにラスボスであるゾーマの城があります。ゾーマ戦のBGMである「勇者の挑戦」はラスボスと戦う緊張感を感じさせる名曲です。エンディングでスタッフロールが流れた後、「to be Continued to DRAGON QUEST Ⅰ・Ⅱ」と表示されて、サブタイトルが回収されます。

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ドラクエⅢ ーロトの勇者の始まりー

私が自信を持ってオススメしたいゲームです。
DRAGON QUEST Ⅲ(以下Ⅲ)の一番の魅力は、勇者を男女両方を選べること(ゲーム機によっては男女のヴィジュアルに誤差があります)。そして何より家族や友達などの仲間の名前と職業を、自由自在に登録して、勇者を含めて4人まで一緒に冒険が出来ることです。
後々、商人のイベントがあるので、その時に商人の名前も登録しておくと良いです。悪いことが起こるので、嫌いな人の名前をオススメします。
勇者1人旅というテもありますが、やはり商人は必要になります。
勇者の父親であるオルテガが、火山で亡くなったことを受け、16歳の誕生日に旅に出ることになります。
基本のオススメは、戦士、僧侶、魔法使いと言われます。しかし、私の場合は素早さ重視で、戦士を武闘家に替えて、SFC版以降は魔法使いを盗賊に替えています。
盗賊は装備品が限られますが、鞭を装備出来るので、先制攻撃には持って来いです。たまに戦闘中にアイテムを盗めること、呪文「たからのにおい」で、敷地内のアイテム数を確認など、便利な職業です。
BGMも壮大な曲がたくさんあります。特に「冒険の旅」は、勇者が勇気と不安を上手に織り交ぜてあります。
現在の世界地図がベースで、勇者の出身地である古代のムー大陸がある以外は、ロマリア(ローマ)、ジパング(日本)など、馴染みやすい設定となっています。
魔王バラモスを倒すと、闇の世界から大魔王ゾーマが現れ、ドラクエⅠの舞台にもなるアレフガルドに行ける様になります。
ゾーマは氷攻撃は痛いですが、メラゾーマを連発すると比較的楽に倒せます。
ゾーマを倒すと、ラダトーム王に「ロト」の称号が与えられます。
そして伝説へ、ドラクエⅠとⅡに引き継がれて行きます。
若い世代の方に、ドラクエのベースを回帰していただきたいです。

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10

そして伝説は始まった!

ドラゴンクエストシリーズの中でも絶対にやっておいてほしい作品です。
ドラゴンクエストはロトシリーズ、天空シリーズ、とそのほかに分けることができますが、Ⅲはそのロトシリーズに入る作品です。本来シリーズとして作品が進んでいく場合は1→2→3と前回の作品の続きが描かれていきますが、ドラゴンクエストⅢはⅠより前の時代の出来事になります。そして最初からその話が始まるのではなく、ⅠⅡの世界とはかけ離れたように見せかけて、ゲームの中盤で実はⅠⅡの世界と関係していたということがわかり、ⅠⅡをプレイしていた人は驚きと喜びの2つを味わうことになります。
Ⅲではラスボス登場の仕方が変わることになります。Ⅰでは人型のボスを倒したら変身して巨大な竜となり、迫力ある音楽でプレイヤーのドキドキ感を表現しました。Ⅱでも人型のラスボスを倒したすぐに竜型の大きなボスが登場し、Ⅰと同じくここで迫力ある音楽を演出しました。Ⅲでも同じと思いきや、ゲーム中盤までラスボスと思われていたボスを倒した後に他の世界と真のラスボスの存在を知らされることになり、今までのドラゴンクエストの流れをⅢでつぶされることになりますが、これをきっかけにⅣ以降もどんなドラゴンクエストになるのだろうという期待感をプレイヤーに植え付けるきっかけになりました。それ以外にも職業という概念が加わるなど他のロールプレイングに大きな影響を与えた点は高評価だと言えると思います。

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7

思い出のゲーム!

とにかく子供の頃よく毎日のようにやっていました。代表的なキャラとしてはやはりスライムなのですが、その中でも特にはぐれメタルは夢中になって倒した記憶があります。レベルアップがしたいが為に何度もそのはぐれメタルが出てきそうな場所に行っては退治していました。表のボスであるバラモスであったり、裏のボスであるゾーマなどはこれもまた印象によく残る敵キャラでした。なかなか倒すことが出来なくて、何度もチャレンジしに行ったことがありました。他のキャラ達とはやはりボスだけあって強く、また特殊な攻撃をしてくることもしばしばあったので本当に苦労した敵でした。
また、転職という選択があり、魔法使いを僧侶に、戦士を武道家にと様々に転職しより強くする醍醐味がありました。そして、私はよくその転職の際には賢者と言う選択を選び、更に強化した記憶があります。主人公を賢者に、そして戦士と武道家の融合化したキャラと魔法使いと僧侶を融合化したキャラととにかく最強チームを作りました。戦っていてもとても強いので、敵が出てくるのが楽しみで仕方ありませんでした。また機会があればやってみたいと思える思い出の懐かしいゲームです。

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9

やっぱりドラクエはIII

ドラクエIIIで初めて遊んだのは、小学生の時、スーパーファミコンへの移植版でだった。当時、私はドラクエVIで遊んだばかり。兄貴が買って来たそれを借りることとなった。初めは、「VIよりも三つも前のでしょ?おもしろいのかしら?」と高を括りまくっていた。そう、幼さからの無知故、IIIが伝説的な大ヒットを記録したことを知らなかったのだ。けれどもその態度は、ものの数分でめっためたに修正される。「なんじゃこりゃ、めちゃくちゃおもしろいやんけ!」
今更過ぎて解説するのも恐縮なのだが、まず本作は、主人公の名前と性別を決めるところから始まる。そして、不思議な声に導かれるままに質問に答えていき、質問の最後は究極の場面に身を置かれる。ここでの回答や行動で、主人公の性格が決まってしまうのだ。初めての時はくそまじめに答えたが、二回目以降はあえていろいろ選択するのも楽しみになる。開けるなと言われた宝箱を開けまくったり、モンスターと化した自分で町の人々に危害を加えまくったり。けれども、自分はなぜか「ずのうめいせき」になることが多い。なんでかしらね。
そして、いよいよ冒険本編へ。16歳の誕生日に、お城の王様に旅立ちの挨拶に行って、、と、かなり王道な導入。(ていうか、ドラクエが王道を作ったのかも?)けれども、わくわく感半端ない。だって、一緒に冒険する仲間を選べるんだぜ!ルイーダの酒場で紹介してもらう仲間の他にも、二階の登録所で仲間を好きにカスタマイズすることができる。筆者はケチンボでびびりだから、盗賊と僧侶は外せない。
さて、これで準備は概ね整った。いよいよフィールドへ。もうね、フィールドもたまらんよ。世界地図がモチーフになってて、「ああ、あそこかー」とにやりとできる。小学生の筆者には、世界地図のお勉強にもなった。ジパングとかピラミッドとか、各地の雰囲気満点の音楽が楽しめるのも嬉しい。
ここまで書いて、うずうずしてきた。これから、何十周目かのドラクエIIIの旅に行ってまいります。
詳しい冒険の詳細は、ぜひ体験してみてください。損はしないから!たぶん!
それでは、行ってきまーす!