ドラゴンクエストIII そして伝説へ… / DQ3 / ドラクエ3 / Dragon Quest III: The Seeds of Salvation / Dragon Warrior III

ドラゴンクエストIII そして伝説へ… / DQ3 / ドラクエ3 / Dragon Quest III: The Seeds of Salvation / Dragon Warrior III

『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は、1988年にエニックスから発売されたゲームソフトである。ヒット作である『ドラゴンクエスト』シリーズの3作目であり、『ロト』シリーズにおいても3作目にあたる。
『ドラゴンクエストI』、『II』のヒットを受けての作品であり、爆発的な人気を博した。販売日には量販店前に行列ができるほどで、仕事を休んでまで購入した人もいたという。
前作品を受け、バトルシステムなどはおおよそそのままであるが、特徴として、主人公以外の仲間はルイーダの酒場でランダムで決定できる。戦士、魔法使い、僧侶など職業の特徴ごとにバランスを考えてのメンバー編成が可能。また、賢者は上級魔法が使えるなど重宝するが転職するには一定の要件が必要である。
ストーリー構成としては、勇者が大魔王を倒しに行く王道のストーリーであるが、行方不明となった父のオルテガを探す目的や、シリーズ一作目のアレフガルドの秘密が後半に明かされるなど、『ロト』シリーズのつながりの原点となる作品でもある。エンディングはその後の展開や勇者の今後など考えさせられる内容となった。

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ドラゴンクエストIII そして伝説へ… / DQ3 / ドラクエ3 / Dragon Quest III: The Seeds of Salvation / Dragon Warrior III
9

やっぱりドラクエはIII

ドラクエIIIで初めて遊んだのは、小学生の時、スーパーファミコンへの移植版でだった。当時、私はドラクエVIで遊んだばかり。兄貴が買って来たそれを借りることとなった。初めは、「VIよりも三つも前のでしょ?おもしろいのかしら?」と高を括りまくっていた。そう、幼さからの無知故、IIIが伝説的な大ヒットを記録したことを知らなかったのだ。けれどもその態度は、ものの数分でめっためたに修正される。「なんじゃこりゃ、めちゃくちゃおもしろいやんけ!」
今更過ぎて解説するのも恐縮なのだが、まず本作は、主人公の名前と性別を決めるところから始まる。そして、不思議な声に導かれるままに質問に答えていき、質問の最後は究極の場面に身を置かれる。ここでの回答や行動で、主人公の性格が決まってしまうのだ。初めての時はくそまじめに答えたが、二回目以降はあえていろいろ選択するのも楽しみになる。開けるなと言われた宝箱を開けまくったり、モンスターと化した自分で町の人々に危害を加えまくったり。けれども、自分はなぜか「ずのうめいせき」になることが多い。なんでかしらね。
そして、いよいよ冒険本編へ。16歳の誕生日に、お城の王様に旅立ちの挨拶に行って、、と、かなり王道な導入。(ていうか、ドラクエが王道を作ったのかも?)けれども、わくわく感半端ない。だって、一緒に冒険する仲間を選べるんだぜ!ルイーダの酒場で紹介してもらう仲間の他にも、二階の登録所で仲間を好きにカスタマイズすることができる。筆者はケチンボでびびりだから、盗賊と僧侶は外せない。
さて、これで準備は概ね整った。いよいよフィールドへ。もうね、フィールドもたまらんよ。世界地図がモチーフになってて、「ああ、あそこかー」とにやりとできる。小学生の筆者には、世界地図のお勉強にもなった。ジパングとかピラミッドとか、各地の雰囲気満点の音楽が楽しめるのも嬉しい。
ここまで書いて、うずうずしてきた。これから、何十周目かのドラクエIIIの旅に行ってまいります。
詳しい冒険の詳細は、ぜひ体験してみてください。損はしないから!たぶん!
それでは、行ってきまーす!