中年世代の心に生き続ける「ドラゴンクエストIII」 なぜ私たちはあそこまで魅了されたのか
大人も子供も夢中になって遊んだあの頃のRPGの名作といえば、やはり、ドラゴンクエストだろう。今回は特に社会現象にまでなったIIIを深掘りしてみよう。
【キャラクターカスタマイズの自由度が高い】
ドラゴンクエストIIIは、キャラクターの職業を自由に選択できるため、自分好みのパーティーを組むことができる。戦士、魔法使い、僧侶など、様々な職業があり、それぞれの特徴を生かして冒険を進めることができるのも魅力だ。
また、一度選んだ職業は後から変更することもできるため、自分のプレイスタイルに合わせて柔軟にパーティーを編成することができる。
【大きな世界観と自由度の高い探索性】
ドラゴンクエストIIIは、複数の大陸が存在し、広大な世界を冒険することができる。各地にはダンジョンや町があり、それぞれに独自のストーリーやキャラクターが存在する。
また、必ずしもストーリーを進める必要がないため、自由に町や洞窟を探索することができる。
【戦闘システムの練り込み】
ドラゴンクエストIIIの戦闘システムは、シンプルでわかりやすい反面、奥深さがある。戦闘にはパーティー全員が参加し、敵味方が交互に行動するターン制。プレイヤーは、攻撃や魔法、アイテムなどを駆使して敵を倒してき、また敵によっては戦い方によってアイテムや経験値を得られるため、戦闘においても多くの戦略が求められる。
【美麗なグラフィックと音楽】
ドラゴンクエストを語る上で譲れないのが音楽だろう。
ドラゴンクエストIIIの音楽は、シンプルでありながら非常に印象的な曲調が多い。たとえば、冒険のはじまりを表す「冒険の旅」や、悲しみや別れを表す「故郷の唄」など、端的にその場の情景を表現している。
また、ドラゴンクエストIIIの音楽は、ゲームのストーリーとも密接に連携していると言える。たとえば、物語の展開に合わせて曲のテンポや雰囲気が変化する場面が多くあり、これにより、物語の世界観をより深く理解することができる。
敵との戦闘中に流れる戦闘曲は、敵の強さによって曲調が変化するのも見逃せない。これにより、プレイヤーは戦闘の緊張感をより強く感じることができるのだ。
いかがであっただろうか。あの音楽、あの武器の名前、あの発見からくる感動は日常生活の中でもふと思い出すことはないだろうか。