HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H

『HUNTER×HUNTER』(ハンターハンター)とは、冨樫義博による日本の少年漫画作品。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1998年14号より連載されている。
主人公のゴン・フリークスが父親を捜すためにハンターになり、仲間とともに様々な冒険をする物語。主人公の成長、仲間との友情といったテーマがある反面、少年漫画らしからぬ残虐な描写も多く、ダークな世界観が特徴。綿密に練られた設定や伏線が人気を博している。
また休載が非常に多く、連載が再開されるたびにニュースになることがある。
テレビアニメ第1作が1999年10月16日から2001年3月31日まで日本アニメーションの制作によってフジテレビ系で放送された。第2作が2011年10月2日から2014年9月23日までマッドハウスの制作によって日本テレビ系で放送されたがこれは第1作の続編ではなく、スタッフとキャストを一新し、話は最初からリメイクされたものである。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×Hのレビュー・評価・感想 (3/4)

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
8

漫画のレビュー

幽遊白書を描いてる時からこの作者の漫画を読んでいます。かなりストーリーも面白くキャラ設定もよくできており、まだ読む世代が幼い頃は理解しずらい内容かと思いますが、大人の方にはかなりオススメの漫画です。自分も何回も読んでおり全巻揃えて電子ブックでも買い直したほどです。今は休載されており続きが読めませんが、この漫画の続きを早く読みたいです。冨樫先生はこんなにも休載を繰り返してますがそれでも連載を打ち切られないのは全国に根強いファンと続編を楽しみにしてる方が多いからだと思いますね。キャラ設定にこだわりすぎる余りに続きをどうしたらいいのか描いている本人もわからなくなってしまっているのかも知れませんが……w 週間ジャンプでの連載が難しいのであれば月刊ジャンプなどに移行してもいいでは?と思います。とにかくクオリティは漫画としてとても高く、今までにない漫画の内容になっているかなと、そして文字が物凄く多い作者なのでサラッと読みたい人にはオススメはできません。内容が頭に入ってこないと思います。いちファンとして早く続きを読みたいですね。もう何年休載になっているかわかりませんが早めの復帰を心待ちにしていますよ!

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
10

漫画『HUNTER×HUNTER』ー伏線が凄い

主人公であるゴン=フリークスが死んだと思っていた父ジン=フリークスは、偉大なプロハンターで今も世界中で活躍していることを知り、自分もプロハンターになり父親に会いたいと思うようになり、プロハンターを目指し故郷を出発するところから物語が始まります。
この物語には念能力という概念とハンターという制度があります。
念能力とは、強化系・変化系・放出系・具現化系・操作系・特質系の6系統からなり、個人によって引き出せる系統が異なります。この念能力を用いることで様々なことができるようになります。例えば具現化系であれば、オーラを物質化して別の物体を作り出す能力となっています。
次にハンターについて、ハンターとは希少価値の高い物の探索や研究など稀少な事物を追求する者の総称であり、プロハンターとはハンター協会が主催するハンター試験に合格した者のみが有することのできる資格です。プロハンターになることで、閲覧制限のある文書の閲覧や立ち入り禁止区域への調査等が行えるようになります。
様々な念能力を持ったハンターとの出会いやバトルを経てゴンが成長していく姿は見応え十分です!

作者はあの『幽☆遊☆白書』で有名な富樫義博先生で、作品の作り込みが凄く特に至る所に伏線が張られていて単行本もコミックスも2周3周と読み返してしまいます。伏線の意味に気づけた時の感動はなんともいえない感覚を味わえます。
夢中になれること間違いなしです!

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
8

早く続きが見たい!!

今回、紹介するのは、『HUNTER×HUNTER』です。この作品は、あの有名な『幽遊白書』や『レベルE』などの大人気作品を世に残した冨樫先生が作者です。どの作品もアニメ化されるなどとても人気があり、どの作品もとても面白いというのが特徴的です。主人公のゴン=フリークスは小さな島クジラ島で自然に囲まれて暮らしていました。ゴンは父親であるジン=フリークスに会うためにハンターになるべく、仲間たちと共に数々の難題に挑むというところから物語がスタートします。ゴンやその仲間が成長していく姿や、仲間を思う熱い気持ちなどがひしひしと伝わってくる作品です。伏線やキャラクターがとても多く、一人一人が個性かつ魅力的に書かれているため、貴方も必ず、好きになるし、お気に入りのキャラクターが見つかると思います。私自身1番好きなシーンは、ゴンの親友であり、ライバルであるキルアがゴンを助けられなくて涙を流すシーンです。多くのファンがジーンと来たシーンだと思います。殺人一家で育ったキルアが、ゴンやその仲間を通じてとても優しい心を持てるようになります。そのため私はキルア推しです。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
9

未だに休載している。

とにかく休載が多くて、いまだに完結していない漫画として有名な作品の一つであるハンター×ハンター。物語の展開が想像を超えるとか、主人公が特別な力を持っている、などの最近の漫画でよくある様なところは正直言ってあまりない。物語としては王道の少年漫画ではある。しかし、それらを上回るワンシーンワンシーンの濃厚さ、伏線の多さ、これが人気の理由だと思った。物語は、主人公のゴンがハンターをやっている父親ジンを探すために自分もハンターを目指すところからスタートする。

①ハンターになるためハンター試験を受ける。ここで、キルア、レオリオ、クラピカが仲間になり一緒に試験を乗り越えていく。試験は終わり、レオリオは医者になるための勉強、クラピカは一族を殺した幻影旅団の復習、ゴンは親父探し、キルアはやりたい事を見つけるためゴンと行動を共にするため、一度みんなバラバラの道に進む。
②ゴンとキルアはより強くなるため天空闘技場で武者修行をする。ここで初めて念というものを知る念の基礎である、四大行を学ぶ。
③ヨークシンシティで大規模なオークションがあり、そこでジンが造ったグリードアイランドというゲームが売買されると聞き、最強の盗賊団の幻影旅団が街を荒らす。幻影旅団の情報を聞きつけたクラピカが旅団と戦う。ゴンとキルアは、グリードアイランドをプレイしてジンに会おうとする。レオリオはゴンとキルアの手助けをしている。ここで四人は再会する。無事にゲームを手に入れる。
④グリードアイランド内で、ビスケという、後のゴンたちの師匠に出会いゲームクリアをする。
⑤ゲームクリアしてジンに会おうと向かったら、そこにいたのはジンの弟子カイト。カイトと一緒にキメラアントの生物調査をしていくうちに、キメラアントが人間を襲い人間代表のハンター達VSキメラアントの、種族の生き残りをかけた戦争が起こる。
➅キメラとの闘いで負傷したゴンを助けるため、キルアが妹のアルカにお願いする。同時刻キメラとの戦いでハンター協会会長ネテロが戦死したため、次の会長を決めるための選挙が開催される。選挙も終わり無事にゴンも元通りに回復し、そこでジンと再会できる。ネテロが自分の息子ビヨンドよりもはやく暗黒大陸に行きなさいというメッセージを残したため、物語は今、暗黒大陸編になっています。
以上が今までのほんとにざっくりとした流れで、逆にざっくりしていて申し訳ないくらいです。この中でいわゆる悪役の幻影旅団もものすごくかっこよくて人気、ヒソカという殺人鬼も高い人気があります。登場する人物が一人一人濃いキャラなので、誰が主人公でもおかしくないほどです。戦闘シーンひとつとっても、心理戦のようなものが混在していて、読んでいてとても頭を使うというところも面白いです。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
9

HUNTER×HUNTERの魅力

「HUNTER×HUNTER」は、本当に子どもから大人までどんな人にでも読んでほしい!とおすすめできる漫画です。かなり出てくるキャラクターは脇役とかも含めると多いですが、その1人1人がとても魅力的なので、このキャラいいよね~!みたいな風に盛り上がるネタにもなると思います。また、ゴンという少年が主人公ではありますが、○○編というように、どんどん漫画を進めるにつれて、誰視点で描かれるか、また主人公たちの成長につれてストーリーが変わっていくのが面白いです。最初はハンター試験という試験に合格するために奮闘するコミカルでハラハラドキドキあり、といったストーリーですが、次の章(ストーリー)では主要キャラの1人のクラピカの悲しい過去、そしてその復讐のための闘い、という風に、ガラッと状況も変わってきて、楽しく見る、というよりは、手に汗握る心理戦など大人でもドキドキするような展開が待っています。次はまた主人公がゴンに戻って、など、本当に同じ漫画でもテイストが全く変わって面白いです。主人公たちと対峙する敵についても、結構ファンは多いと思います。敵についても、彼らが世間的には「悪」であっても、そうなるまでの経緯や、悪だけど味方への情は誰よりも厚い、など、一概に敵だから悪い!みたいな感じでなくて、どちらも好きになってしまいます。ぜひ、読んでみてください!

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
9

バトル漫画の傑作

「HUNTER×HUNTER」は週刊少年ジャンプにも掲載され、またアニメで放送もされたことがあるため「名前だけは聞いたことある」というようなひとも多いのではないでしょうか。実際自分も最初は名前だけ知ってて、「面白いのかな?」と思いつつもずっと読まずにいました。ある日友達に勧められてようやく見てみることにしましたが、実際読んでみると今で見てきたアニメの中で一番はまりました。
「HUNTER×HUNTER」は念能力という漫画独自の能力でそれぞれのキャラクターに違った強さや面白さがあるため全く飽きずに読むことができ、作者は時系列もちゃんと細かく考えながら描かれているため、すべてを納得しながら見ることができます。主人公のゴン・フリークスが親父を追いかけて旅に出て行くという話から始まるんですが、その主人公が本当に素直で無邪気で負けん気が強く優しい人物で、見てると自分の生き方や社会の在り方を考えさせられ、自分の行動が変わっていくような気がしました。
このように見ることで面白さやわくわく感を味わえるだけでなく、人間として成長していく物語でもあるので、今まで名前だけしか聞いたことのなかった人も是非読んでみて下さい。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
10

大人のほうが楽しめるかも

アニメで鑑賞。有名なだけあって想像以上におもしろかった。特にキメラアント編は最初長いなと思ったが、積み上げた話の流れがあるからこそ最後のシーンの感動が増幅されたように思うので、根気よく見てほしい。メルエムとコムギのシーンは有名だが、結末が分かっていても号泣してしまう。エンディングテーマのゆずの『表裏一体』もかっこいい曲で聴くたびにキメラアント編を思い出させてくれる。そしてキルアがとにかくかわいい。キルアがゴンのことを大好きすぎるのが、めちゃくちゃ伝わってきて愛おしい。クラピカもかっこいいしかわいい。敵キャラも己の信念を持っていて、根から腐っているわけではなく魅力的に見える。新アニメのほうは雰囲気が明るくて子供っぽいと言われることが多いが、キメラアント編は常に暗い雰囲気で、たまにギャグがあると安心するくらいである。選挙編でのキルアとアルカ(ナニカ)の話はとにかく「尊い」という言葉が似合う。あんなお兄ちゃんが欲しいとみんな思うはずだ。ただ可愛いだけのストーリーではなく、兄弟愛に泣けてしまう。というかこの作品自体キャラが泣いてるときはたいてい視聴者も泣ける(ナックルが泣いているときは除く)。とにかく見てほしい!

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
8

ハンターハンター・オススメマンガです。

アニメ化もしている『ハンターハンター』のマンガ版のレビューです。
本当はとても面白いので評価は10なのですが、あまりに長期連載休止なので8にしました。

この作品は、大きく分けてハンター試験編、天空闘技場編、幻影旅団編、グリードアイランド編、キメラアント編、そして暗黒大陸編となっています。
最初のハンター試験編を読んで、面白かったら続きを読むといいと思います。けっこう残酷な描写も多いので。
一番面白いのは、キメラアント編だと思います。かなり衝撃的な内容なので、あえて触れません。
実際に読むと、とても面白いと思います。敵も味方も魅力的なキャラが多いですが、個人的にレオリオが好きです。強力な能力をもつ念能力者がいっぱいいる本作で、レオリオは弱いです。しかし、精神力というか、仲間想いの人間性で、主人公のゴンたちを助けます。幻影旅団編ではレオリオの勇気と機転がなかったら、ゴンたちは旅団にやられていたと思います。力が弱くても敵に立ち向かうところが好きです。
クラピカは幻影旅団編のあと、なぜ旅団と戦わないのか疑問だったんですが、「ゴンの言葉で復讐心が薄らいだ」ということらしいです。
グリードアイランド編はカードの名前と能力が覚えられず、難しすぎてあまり楽しめなかったです。

とにかく、この作品に興味があったら、キメラアント編までは読んで欲しいです。コミックスで一気に読んだら休載のストレスもなく読めると思います。おすすめします。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
10

他漫画にはないHUNTER×HUNTERのバトルシーンの魅力

大人気少年漫画「HUNTER×HUNTER」、この作品には他の漫画にはないバトルシーンの魅力があります。

1、念能力
この作品世界では、主に「念能力」を用いたバトルが繰り広げられます。この念能力こそがHUNTER×HUNTERにしかないバトルの面白さを引き出す要因となってます。
念能力には大きく分けて二つの要素があります。それが「オーラの総量」と「系統」です。
オーラの総量とは、念能力を使うために必要な「念」の総量のことで、車でいうとガソリンのようなものだとイメージしていただけるとわかりやすいです。
基本的には、このオーラの総量が多いほど念能力者として強いといえます。

では、念能力によるバトルの勝ち負けはオーラの総量だけで決まるのか。そう単純にはいきません。HUNTER×HUNTERにおけるバトルをより複雑に、より面白くしてるのが「系統」です。
念能力には6つの系統があります。
1、強化系:単純に己の肉体の力を向上させます(パンチの威力向上など)。
2、変化系 :オーラを別の何かに変化させます。例えば、オーラを電気に変換して戦ったりします。
3、放出系:オーラを放出して戦います。
4、具現化系:オーラを用いてイメージした物質を具現化して戦います。剣や鎖などです。
5、操作系:物や人を操って戦います。
6、特質系:上のどれにも当てはまらない力です。

この6つの系統があることで、オーラの総量を覆すようなバトルが起こります。
例えば、強化系対放出系のバトルであれば、遠距離から攻撃できる放出系が有利になる、などです。
この上記二つの要素から成る念能力という設定が、多くの名バトルを生むのです。

2、詳細な戦闘描写
では、実際に念能力によるバトルがどのように描写されているのでしょうか。
HUNTER×HUNTERのバトルシーンは、絵よりも文字の情報量が多いです。これこそがこの作品の一番の魅力であります。
作中では、登場人物が相手の念能力がどういったものであるのかを推し量りながら、互いに様々な戦術を立てて戦います。
この戦闘中の思考回路を、豊富なセリフ量によって余すことなく伝えてくれるのがこの作品の魅力です。
単純な力と力のぶつかり合いを、画力によって表現する。そんな漫画も悪くないですが、力×戦略のぶつかり合いを豊富なセリフで表現するHUNTER×HUNTERのバトルシーンには、他の作品にはない読み応えがあります。

上記の通り、念能力という設定と、豊富なセリフによる描写がHUNTER×HUNTERのバトルシーンの魅力です。
是非一度読んでみて欲しいです。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
9

見ていない人は是非!!

幽遊白書で知られる富樫義博先生が描くバトル漫画HUNTER×HUNTER。最近では休載続きの方が有名になっていて、ネットでは「また休載?!」「連載が再開するのはいつになるやら、、」「富樫働け!またゲームやってんのか!?」なんてよく見かけます。そりゃ1~2年も休載、再開したと思ったら5話でまた休載。それを週刊誌でやってるんだから言われても仕方ないなんて思っちゃいますが、それだけファンの作品を見たい!!という気持ちの裏返しかなと思います。あの有吉弘行もHUNTER×HUNTERが連載再開が決定すると、「やった!最高!」等といい、大人がはしゃぐくらいファンは作品に魅了されているんじゃないかな?
HUNTER×HUNTERの何がそんなに面白いのか?それはよく練りこまれたストーリーの中でキャラクター達がそれぞれの信念を持って行動していく所です。富樫先生曰くストーリーを進めるにあたりキャラクターがこう動く、こういった行動を取る。まるでキャラクターに魂があるかの様にストーリー構成するみたいですが、何か一つでも不自然な箇所があればボツにしてしまうみたいです。それだけキャラクターに個性を持たせ、気に入らないストーリーは描かないというスタンスは作品を読んでくれる方に面白い!!と思ってほしい富樫先生の情熱なんだと思います。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
7

HUNTER×HUNTERのススメ

作者の冨樫義博先生の作品では幽☆遊☆白書が好きで、それに続いて読み始めました。

個々の持つ念能力のスキルやストーリー性、複雑な構成もとても魅力的です。
ストーリーとしては主人公であるゴンがハンターである父親のジンを追い、ハンターになるため試験を受験するところから始まり、そこで出会う仲間や敵と戦いながら成長していくストーリーです。

ハンター試験で出会うキルア・クラピカ・レオリオがその後もストーリーに大きく関わってきますが、皆それぞれの想いであったり環境に対応したスキルで成長しており、その強さも様々です。

ゴンとキルアはハンター試験後も行動を共にし成長していく様子が伺えますが、クラピカ・レオリオに関しては重要なキャラクターでありながらも登場回数は少ないです。その後クラピカはヨークシンシティ編で幻影旅団と対峙する際に少し登場。そしてその後の暗黒大陸編で再登場します。
レオリオに関してはハンター協会次期会長選挙編とハンター試験後からするとさらに遅れて登場します。
そしてこの間の情報はほとんど出ておりません…。

敵に関しても、人気キャラが多くハンター試験編から出てきているヒソカ、ヨークシンシティ編から出てきた幻影旅団、圧倒的な強さを誇ったキメラアントなどその後の展開や成長に影響するキャラクターが多いです。

個人的には幻影旅団のリーダーであるクロロとヒソカの天空闘技場での駆け引きやキメラアント編が好きでした。

休載も多いですが、凝ったストーリーであり読み手側からしても楽しめる作品だと思います。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
10

漫画『HUNTER×HUNTER』

休載を繰り返しながらも、いまだ根強い人気を誇る『HUNTER×HUNTER』。
今回はこの漫画の魅力に迫りたいと思います。

あらすじ:
主人公・ゴンはハンターと呼ばれる職を生業とする行方不明の父・ジンを探すため、自らもハンターを目指すことに。
ハンター試験で仲間になったキルア、クラピカ、レオリオ、そしてライバルといえる男・ヒソカ。
仲間たちと共に様々な事件に巻き込まれながらゴンは父の行方を追い続けます。

魅力その1:細かすぎる背景設定
H×Hの最大の魅力は主人公たちが会得する特殊能力の制約や、時系列(例えば主人公たちが事件に巻き込まれている間、登場しない主要キャラが一体何をしているのか)などが、ものすごく細かに設定されていることです。これだけ入念に作り込まれた世界観に、読者はぐいぐい引き込まれていきます。

魅力その2:休載という名のスパイス
休載が多いことで有名なH×Hですが、これだけ話が作り込まれていると、ストーリーに含まれる伏線の数も尋常ではないです。休載の合間にこれらの伏線をたどり、ファン同士で今後の展開を予想しあう。これもH×Hの魅力であり、一つの作品の楽しみ方といえるでしょう。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
10

女性にもぜひ読んでほしい!

すでに連載から20年以上が経過していますが、年を追うごとに面白くなっていきます。
特に私がオススメしたいのはハンターになるための試験と、「キメラアント」という特殊生物との死闘を描いた内容です。試験はコミックの1巻~5巻だったと思いますが、ゴン、キルア、クラピカ、レオリオ、ヒソカ、イルミ、ネテロ会長など主要キャラクターが出会い、試験を通して己の葛藤や宿命、目的、個性がコミカルに描かれており、読者の誰もが愛すべきキャラをみつけるのではないでしょうか。
また「キメアアント」編は敵・味方それぞれに個性があり、敵を倒す最後まで本当に目が離せません。敵を倒すために超人的なスピードで成長するゴン、ゴンの様を客観的にみつめ、時にあえて冷静な意見でゴンを支えるキルア。頂上的な力を持つが己の誕生した意味を探すメルエム、王の絶対的権威に服従し、己の命に代えても王を守る従者。その王に複雑な心境を持ちつつも対峙するネテロ会長。
敵・味方に関係なく、登場人物の全員が葛藤し成長する姿はマンガというエンタメの領域を超えて「人生」すら教示しているように感じます。そしてメルエムとコムギが寄り添う最期は何度読んでも感動し、涙があふれます。
文字が多く「少年マンガ」というには複雑な設定ばかりですが、本当に素晴らしい作品です。男性だけでなく、年齢問わず女性にも一読いただきたいです。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
9

脱落するな

私はその作品を観るか観ないか、第一話をみて判断します。結構、外れたことはありませHUNTER×HUNTERは、くじら島の素朴で純真な少年が冒険に出るという、よくあるストーリーといえばよくあるものなのですが、この時点ですでに一秒も見逃したくないという不思議な作品でした。
早く次が観たいという気持ちの中始まるのが、ハンター試験です。ここで主人公のゴンは、人生の大事な仲間と出会うのですが、HUNTER×HUNTERに登場する人物たちを語りだしたら魅力的過ぎて一生終わらないと思うのでやめておきます。ちなみに、私の中のトップは、フェイタンとヒソカでまだどちらか決められていません。
そして、HUNTER×HUNTERを語る上で、避けて通れないのが、キメラアント編。
とにかく難しい。少しでも気を抜くと、何回も戻ってストーリーを確認する羽目になります。でも、人間・虫・動物、その関係性について深く考えさせられ、希望と絶望、両方ともジェットコースターのように心拍数を変化させながら、HUNTER×HUNTERの世界にどっぷりと浸れます。
とにかく脱落せずに、最後まで観てほしいです。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
7

ネン能力最高です!

私は元々友人からの紹介でハンターハンターを知りました。
最初はただの漫画だと思い読み始めたのですが、いつの間にか無茶苦茶はまってしまいました。登場する人物に魅了され、読むことが楽しくなっていったのです。そして、その友人から借りていたのですが、気がつけばいつの間にか自ら購入するぐらいまでにはまっていたのです。また、街に出掛ければ必ずと言っていいほどアニメグッズが売っているお店などに立ち寄りハンターハンターのグッズなどを探したりしていました。勿論、時には好きなキャラクターのTシャツであったり、フィギアなどがあれば買うこともありました。個人的にはヒソカと言うキャラクターがいるのですが、特に私が大好きなのでよく購入したりしていました。
また、蜘蛛の旅団と言うハンターハンターならではのグループキャラクター達もいるのですが、それも私は大好きなので漫画に登場するたびに興奮してしまいます。それぞれにネン能力と言うのを操るのですが、それがまた個性があり見ていて実に面白いのです。人を操ったり、人の能力を奪ったりと様々でついつい自分も使えたらと思ってしまうのです。これからも大好きなハンターハンターです。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
10

「狩人」な漫画はお好きですか?

原作者の冨樫義博さんは、こちらもヒット作品「幽☆遊☆白書」を描いたベストセラー作家。ジャンプ本誌での連載は不定期状態ではありますが、再開するたびに10週ほど連載が続き、「ハンターが連載再開するとジャンプ本誌の売り上げが二倍に上がる」と言われています。私もハンター再開した時は絶対勝っています。それくらい吸引力のある漫画です。
主人公のゴン=フリークスは「ハンター」となるため、自分を捨てた父親に会うため、旅立ちを決意するのですが、そこに父親に捨てられて悔しい、見返してやるといった負の感情は存在しません。何とゴンの思考回路は「子供を捨ててでもなりたいと思う職業なんでしょ?」といった無邪気すぎるほど無邪気な動機。そんな魅力的な仕事である「ハンター」をしてみたいというのです。
いかにも少年漫画の主人公といった顔立ちをしている彼ですが、彼は「善悪に頓着がない」という危うさがあるのです。故郷に来た女性の相手をしていた、と無邪気に語ったり…。そしてなんと、この父親ですが、三十数巻ほどで再会を果たしてしまいます。通常の少年漫画だったらもっと先だったり、因縁があって戦ったりするのですが、父子は至って平穏に再会を喜び合います。
しかし、そこにゴンが至るまでには命懸けのハンター試験や心理戦が交錯する人質交換、時にはお金稼ぎ、そしてクラピカ、レオリオといった仲間たちとの出会いがありました。中でも年ごろが同じながらも暗殺稼業を営む少年、キルアとの関わりは必見です。
語り切れない程の魅力があるHUNTER×HUNTERですが、編ごとにがらっと雰囲気も変わり、読み進めずにはいられなくなります。是非、冨樫先生の描く世界に酔いしれて下さい♪

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
10

特殊能力者同士の最高傑作!

初めて読み初めてから5年以上経ちますが、超能力者系バトルマンガでこれ以上の作品はないと思います。主人公のゴンは、実の父であり、「ハンター」のライセンスを持つジンの行方を探すために「ハンター」ライセンスを取得する旅に出るところから物語は始まります。
道中、クラピカやレオリオ、また最高の親友になるキルアと出会い、力を合わせつつハンター試験を進んでいきます。ここまでは特殊能力の「と」の字もまだ出てきませんが、物語の主軸を築くメンバーも登場してきてアツい展開となります。苦労の末ハンターライセンスを手に入れたゴンは、キルアと共にジンを探すために天空闘技場でお金稼ぎ&経験値アップを図りますが、勝ち進むにつれて特殊な能力を持った強敵が現れます。その能力を得るため、闘技場でであった師匠ウイングに出会いますが、ここからが読み進めるスピードがどんどん上がってしまいます
。その特殊能力は「念能力」といい、普通の人では修得するのに何年かかるかわからない強力な技を得ることができますが、ゴンとキルアはウイングさんの指導のもと、類いまれなる才能を発揮して念能力を手に入れます!念能力には様々な系統があり、二人は基礎から鍛え、様々な人々と出会い更に能力を研ぎ澄ませていきます。この念能力を使って物語は進んでいくといっても過言ではありません。続きは是非読んでみて体験してみてください!

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
8

飽きさせない

伝説のハンター・ジン。そのジンを父に持つ主人公ゴンは、父を目指しプロハンターを目指し冒険の旅に出る。その冒険の最中、ゴンは最高の仲間たちに出会う。一族の復讐に生きるクルタ族の生き残り、クラピカ。暗殺一家として名を轟かせるゾルディック家きっての天才、キルア。医者という大きな目標のため日々邁進する男、レオリオ。それぞれ道は違えど、集った思いは皆同じ。4人がプロのハンターを目指すところから、この物語は始まる。

物語が進むにつれて「念」という概念が登場する。この念能力は6つの系統に分かれており、各個人が得意な念の方向性を持っている。この「念」こそが物語の大きなキーとなっており、超常現象や不可解な出来事、必殺技や日常生活に至るまで、この念能力で説明がつくという優れた世界観になっている。
また、ハンターの魅力の1つとして、登場人物たちの激しい心理戦がある。
頭の回転が速く、裏の裏を読めるものが生き残る、関心するようなシーンが多いのも作品の魅力の1つである。

もちろん主人公はゴンだが、先に述べた3人にスポットが当たることも多く、それぞれが主人こうであるとも言える。
そういった飽きさせない面白さが、この作品にはあると思う。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
8

一度は読んでみるべし

幽遊白書の作者冨樫義博先生の作品です。
とにかく隅々まで作り込まれていて、伏線回収が半端ない。何度も読み返したくなる面白さです。
何年もかかってゆっくり連載されているイメージですが、これだけ作り込まれていれば納得です。
何年も何年も続きを待つのですが、こんなに飽きずに待ち続けたくなる作品は滅多に出会えないと思います。
主人公のゴン=フリークスと仲間になるキルア=ゾルディック、クラピカ、レオリオとの友情も魅力です。
ゴンが父親でプロハンターのジン=フリークスを知るために自分もハンターになる!そして父に会う!と、始まった物語ですが紆余曲折が半端ない(笑)。誰もが予想していた展開にはなりません。読み手の予想なんてはるかに超えてくるのがHUNTER × HUNTERです。
他にも個性豊かなキャラクターが魅力的で、敵キャラとして登場する幻影旅団がまたとても素晴らしい個性を発揮しています。
その戦いに必要になってくる【念能力】。この念能力の戦いが奥が深くてわくわくします。
きっと1人は好きになるキャラクターがいます。
これからも長い付き合いになると思います。
ずっと楽しみがあると思える素晴らしい作品です。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
10

子供から大人まで熱中できる作品

ストーリー、能力、キャラクターがとても良く出来ており、結局何度も読み直してしまうのがHUNTER×HUNTER。
否定的な意見も多いザクッとした荒い描写の時もありますが、個人的には細かすぎる描写よりもHUNTER×HUNTERぐらい荒い描写のほうが重要な部分が明確に分かって有難いです。
初めてHUNTER×HUNTERを読んだのは中学生の頃でした。当時は、キャラクターに魅力を感じていましたが、大人になった今では、ストーリーに惹かれており、変わらず大好きな作品です。
キャラクターとストーリーの両方が良く出来た作品は、年齢を重ねても楽しめるので、レンタルでその場楽しむのも良いと思いますが、購入して何年も楽しめる作品なので、一家に置いておけば家族で読めると思います。
HUNTER×HUNTERが老若男女楽しめるポイントは、単純な導入で、それを深く掘り下げているところではないかと思います。
キャラクターに合わせた能力も元のアイテムは、ジャンケンやガムなど単純で子供でも分かりやすいけれど、その単純なアイテムを、あっと驚く能力にするところが大人心をくすぐります。
また、キャラクターが確立しているので、女性も見易いですね。
無難な作品で誰でも受け入れられる訳ではなく、それぞれの項目が特化した作品なので子供から大人が違った観点で満足できます。
自信を持ってオススメします!

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
8

先の見えない暗黒大陸

暗黒大陸編がヤバいくらい、面白く続きが気になる。そこに足を踏み入れることにより果たして、人類を滅亡させる程の危険と、莫大な恩恵のどちらをもたらすのか?前会長のネテロが渡航を禁じた暗黒大陸には、キメラアントを上回る危険生物や自然の猛威など、どんな世界が広がっているのか続きが気になるのですが、富樫先生の事情により休載が多くファンとしては、物凄くヤキモキしてしまいますが、その間に色々と妄想を膨らませてしまうのも、楽しいかもしれません。
またカキン王国の王位継承戦と幻影旅団とヒソカとのバトルからも目が離せず、王子達の思惑や念獣などが明らかになるにつれ想像を絶する展開になりそうで、ワクワクしす。特に印象的なのが王子達の有する念獣の姿のおぞましさが、たまりません。一番気になるのが第4王子のフリードニヒの高慢で残忍な性格でありながら、念能力の才能があり、部下でさえ彼に念能力を教えるべきではないと考えさせるほどの危険人物で王位継承戦の中心人物になっていくことを予想されそうで、物語を興味深さを増していると思います。
幻影旅団については幻影旅団体は全員死ぬという結末が予め予告されている中で、どのように死んでいくのか?ヒソカに殺されるのか?それともそれ以外の死にかたなのか?クロロとヒソカの戦いは壮絶だったので、第2ラウンドがあるのか楽しみです。とにかく続きが早く読みたくてたまらなくなりそうです。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
10

父を追ってハンターの世界へ

小さな島で育った少年ゴン。自分を捨ててハンターの道を選んだゴンの父ジンに一目会いたいという思いから、行って欲しくない育ての親ミトさんの言葉を振り切り、ゴンもまたハンターの道を選びます。ハンター試験に挑むことにしたゴンですが、まずハンター試験会場が詳しく明かされていないのでたどり着けないハンター希望者も多数います。同じハンター希望者のクラピカとレオリオと出会い、試練を乗り越えて無事にハンター試験会場へたどり着くことができます。試験会場へ行くまででもこんなに大変でなので、きっとハンター試験はもっと大変なはず。ゴンたちも気合が入ります。そして始まったハンター第一次試験。第二次試験会場まで試験管にただついて行くだけという試験。楽勝かと思いきやこれがとてつもない距離。しかもだんだん速くなっていき持久力を試す試験だったのです。脱落するハンター志望者たち。そこでゴンはキルアに出会います。同い年ということもあってすぐに意気投合し、余裕の2人はどちらが先に着けるか勝負するほど。一方、クラピカとレオリオにもそれぞれハンターを志望するには理由があってその思いを叶えるべく、必死にくらいつきます。無事一次試験を合格し、二次試験、三次試験とクリアしていきます。その後の試験は今までとは違ってハンターの技術や本質を見ていく試験で、ゴンのずば抜けた発想や動物並みの運動神経の良さなのが生かされて無事にハンターの資格をとることができました。ハンターになってからのゴンや仲間たちはそれぞれの思いに向かって敵にも自分にも戦いながら成長していく物語です。一度見始めたらとまらず、続きが気になり眠れないほどでした。伏線もたくさんあって、それがちゃんと回収されていくのは見ていてすっきりします。最高に面白いのでおすすめです。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
10

最高の少年漫画

最高です。ジャンプ連載の漫画ですが、ここまで面白い漫画はないかもしれない。
バトル漫画にありがちな結局主人公が最後パワーアップして勝つんでしょ?的な漫画ではありません。知的な戦略と複雑な伏線がいくつも絡み合っておりなす話の展開とバトルシーンは常に先が読めません。

連載初期(念の習得ぐらいまで)はそこまで面白いと思わなかったのですが、「念」というこの漫画の根本(能力みたいなもの)の要素が入ってきてからは、本当に驚きと感動(すごいという意味の)の連続で、次週が楽しみで仕方なかったです。

ジャンプでの連載ですが、ジャンプを見る層(小学校とか中学校?)向けではないのがイマイチ大爆発しない原因でしょうか。
ワンピースなどの王道のタイトルの陰に隠れてしまっている感があります。
物語自体もやや大人向けで、世界設定、人物設定も複雑で子供たちにはイマイチ理解しにくい内容ではあります。

最近漫画を読んでいないあなた、特に20代後半から30代の方に是非この漫画の面白さに気付いてほしい。
昔読んでいた純粋にワクワクする気持ちと、大人になって分かる知的で説得力のある展開にきっと惹き込まれると思います。
バトル漫画だけどバトル漫画の枠にはおさまらない、非常に読み応えのある作品だと思います。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター / H×H
10

タイトルなし

HUNTER×HUNTER面白いです。休載が多くてなかなか話が進まないのが玉に瑕ですが、それを含めても内容が面白いので人気があります。

最近では団長VSヒソカを経て、今では旅団VSヒソカという構図になり、とても楽しみな内容になってきています。作者の方が旅団は全員死ぬと公言しているので、おそらく今回のヒソカとの戦いの中で死んでいくのかな?と予想できますが、果たしてどうなるでしょうか。ヒソカに殺されるのか、それとも他の誰かに殺されるのか、もしかしたら今回の話の中では生き残るかもしれません。旅団は出てきた当初から強キャラ感があってあまり負けるところが想像できなかったので楽しみな半面、強キャラだからこそ負けさせるならば読者が納得のいく負け方をさせてもらいたいなと思います。

今の作中の舞台には全てを把握できない程の多くのキャラが出てきており、誰が誰を倒すのかがほとんど想像できない状態です。いろいろな能力も出てきていて格闘の描写が楽しみです。旅団には不思議な能力を使う敵と戦うのではなく、力と力のぶつかり合いのようなどちらが強いかわかりやすい明確な戦い方をしてもらいたいです。

今回は少なくとも旅団の戦いが終わるまでは休載がないことを祈っています。