飽きさせない
伝説のハンター・ジン。そのジンを父に持つ主人公ゴンは、父を目指しプロハンターを目指し冒険の旅に出る。その冒険の最中、ゴンは最高の仲間たちに出会う。一族の復讐に生きるクルタ族の生き残り、クラピカ。暗殺一家として名を轟かせるゾルディック家きっての天才、キルア。医者という大きな目標のため日々邁進する男、レオリオ。それぞれ道は違えど、集った思いは皆同じ。4人がプロのハンターを目指すところから、この物語は始まる。
物語が進むにつれて「念」という概念が登場する。この念能力は6つの系統に分かれており、各個人が得意な念の方向性を持っている。この「念」こそが物語の大きなキーとなっており、超常現象や不可解な出来事、必殺技や日常生活に至るまで、この念能力で説明がつくという優れた世界観になっている。
また、ハンターの魅力の1つとして、登場人物たちの激しい心理戦がある。
頭の回転が速く、裏の裏を読めるものが生き残る、関心するようなシーンが多いのも作品の魅力の1つである。
もちろん主人公はゴンだが、先に述べた3人にスポットが当たることも多く、それぞれが主人こうであるとも言える。
そういった飽きさせない面白さが、この作品にはあると思う。