響け!ユーフォニアム(小説・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
武田綾乃による小説、及びそこから派生したアニメ、漫画作品。 2013年12月にシリーズ一作目となる『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』が刊行。 京都府宇治市の高校を舞台に、吹奏楽に青春をかける男女の姿を描いた作品。 アニメは2015年4月から第一期(全13話)が、2016年10月から第二期(全13話)が放送された。
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『響け!ユーフォニアム』は、武田綾乃による日本のライトノベルシリーズが原作のアニメ作品である。小説は2013年より刊行され、2023年8月時点で10巻まで発売しており、スピンオフ作品も4巻発売している。2015年にアニメ化され、以後続編や映画も制作された。この作品は、音楽と青春をテーマにしたドラマを描いており、特に吹奏楽部を通じて登場人物たちの成長や友情、努力を描いている。
物語は、主人公は黄前久美子(おうまえ くみこ)であり、担当パートはユーフォニアムである。物語は、彼女が高校生となり吹奏楽部に入部するところから始まり、部員たちの日常や吹奏楽部コンクールまでの道のりが描かれる。
テレビアニメは、京都アニメーションによって制作され、美しいアニメーションが話題となった。アニメの劇中音楽は洗足学園音楽大学の1年生から編成されたバンドなどが演奏シーンを担当している。キャラクターの成長描写、音楽の演奏シーンなどが評価された。
武田綾乃による小説、及びそこから派生したアニメ、漫画作品。 2013年12月にシリーズ一作目となる『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』が刊行。 京都府宇治市の高校を舞台に、吹奏楽に青春をかける男女の姿を描いた作品。 アニメは2015年4月から第一期(全13話)が、2016年10月から第二期(全13話)が放送された。
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京都アニメーションの代表作となっている『響け!ユーフォニアム』は今や吹奏楽を舞台としてアニメとして、アニメ界の中でも王道のアニメとして、幅広い世代から多くの支持を集める作品となっている。北宇治高校に入学した主人公の黄前久美子が、全国大会で金賞を取るまでの物語である。北宇治高校は、以前は県大会銅賞レベルと絶対に県大会で金賞を取ることができるようなレベルの高校ではなかった。しかし、新しく北宇治高校に赴任してきた指揮者の滝先生によって生徒たちの意思は大きく変えられる。今までは学年が優先されてきたコンクールもオーディション制度が導入され、誰もがコンクールに出場できる。しかし、3年生が出れるという保証はなくなってしまう。そんな中でも彼女たちは、全国大会金賞を目標に活動していく。
このアニメは賛否両論がありながら、国内外多くのファンに愛されている作品である。京都アニメーションの放火事件があってから作品の制作自体が頓挫した時期があったが、新たなアニメーターの獲得、多くの人の協力もあり、2024年6月にアニメ3期が終了し、約12年のアニメーションシリーズが終了する。終了しても、多くの場所が今でも聖地として多くのアニメファンに人気を集めており、特に京都市内周辺のモデルスポットには今でも多くの観光客が足を運んでいる。
吹奏楽において「ユーフォニアム」は花形楽器とは言い難い、マイナー楽器の部類に入ります。しかしながらそのマイナー楽器の良さを100%出しながらキャラクターに魅力を持たせ、最高の青春作品をアニメにしているところが、流石京都アニメーションだと思いました。
初めて作品を最後まで見た時にまず驚いたのは、演奏が回を追う度に洗練され、美しくなっていったところです。
主人公の久美子も最初の方は詰まってしまって滑らかに吹けていなかったところが、大会頃になるとすらすると美しく吹くことが出来ており、演奏にもリアリティを持たせているところが凄いなと感じました。
また細かな楽器の表現はピカイチで、楽器事に色が違ったり、元々あるヤマハの本当の楽器をモデルにして描いていたりする点も素晴らしいと感じました。
そしてなんといっても、京アニはキャラクターが魅力的なのが1番の特徴だと思います。ビジュアルの良さは勿論、キャラクターもみんな芯があって愛すべき性格をしているのが本当に素敵です。
考え方はバラバラでも部活に対する情熱はみんな一緒で、本気で必死に練習をして「全国大会出場」の目標を掲げ、突き進む様子に作中何度も涙を流しました。
The青春アニメで、吹奏楽の話ですが、吹奏楽を知らない人でも惹き付けられる作品です。そしてキャラクターの弱いところも、必死なところも何もかも全て愛することの出来る、本当に素敵な作品だと思います。これからもたくさんの人にこの作品が愛されてほしいなと思います。
『響け!ユーフォニアム』は、武田綾乃さんが書いた小説をアニメ化した、ある高校の吹奏楽部の話です。
主人公は黄前久美子。思ったことがすぐに口に出ちゃう、少しドジだけど、その愛嬌が最大の強みでもあります。そんな彼女が、中学最後の吹奏楽コンクールで、ダメ金を取ったところから物語は始まります。
ダメ金というのは金賞だけど全国大会に出場できないという意味。久美子のクラスはみんな「ダメ金だけどよかったね」と、その健闘を称えていました。そう、ただ一人を除いては。
久美子の横で悔し涙を浮かべる子。彼女の名前は高坂麗奈。
麗奈は「悔しくて、死にそう、なんでみんなダメ金なんかで喜べるの?全国目指してたんじゃないの?」と言いました。その吹奏楽に対する姿勢の違いにハッとさせられた久美子。
時は流れ、高校入学。
久美子はもちろん吹奏楽に入部を決め、部室に行きます。するとそこには高坂麗奈の姿がありました。
久美子の高校の吹奏楽部は決してレベルが高いとは言えず、また高い目標があるわけもなく、楽しくやれたらいいなという考え方が一般的でした。それは高坂麗奈の部活に取り組む姿勢とはまるで違いました。
そこに新しい風が流れ、吹奏楽部はみるみるうちにその姿を変え、やがて本気で全国を目指していくことになります。
『響け!ユーフォニアム』が面白いのは、人が変わっていく成長を見れるところです。
みんな誰もが経験したであろう、部活動での真面目な人と不真面目な人が入り乱れているコミュニティ。そしてみんなが息をそろえて真面目に取り組んでいくことの楽しさ。またコンクールメンバーに選ばれる者、落とされる者という残酷な能力社会。
学年が進むことで生まれる後輩、巣立っていく先輩、変わっていく自分。
それらのディティールが非常に豊かに描かれており、まるで自分の学生生活を追体験しているかのような錯覚を覚えます。
そんな青春時代をもう一度謳歌したい人に『響け!ユーフォニアム』をおススメします!
皆さん、「響け!ユーフォニアム」という作品はご存知でしょうか。
この作品は、吹奏楽部の高校生たちの熱い人間ドラマが描かれている、京都アニメーション制作のアニメーション映画です。
この作品の見どころは、吹奏楽に全力で取り組む高校生たちの美しい姿、迫力のある楽器演奏シーン、個性豊かなキャラクターたちの成長ストーリーの3点が挙げられます。
簡単にストーリーを解説します。
舞台は京都。
中学3年生の主人公・黄前久美子の所属する学校は、吹奏楽コンクールの金賞を受賞します。しかし、彼女達の受賞した金賞は、通称「ダメ金」と呼ばれるもの。
金賞でも、その地区で代表に選ばれなかった団体が受賞するものでした。その時久美子は、自分の隣で号泣する同級生・高坂麗奈を目にします。彼女は「ダメ金」が悔しくて泣いていたのです。主人公の久美子は、その姿を忘れられないでいました。
時は流れ、久美子は高校に進学。「知らない人の多い学校で、新しいスタートを切りたい。」という思いから、中学の同級生達の少ない北宇治高校に入学します。
入学してすぐ、久美子は吹奏楽部の演奏を目にします。しかし、その演奏は上手いとは言えず、あまりの下手さに久美子は絶句します。
その後、同級生との新たな出会い、前述の高坂麗奈との再会を果たし、久美子は吹奏楽部に入部します。
上手いとは言えない吹奏楽部の演奏。
そんな中、吹奏楽部に新しい顧問、滝昇(たきのぼる)がやってきます。そこから吹奏楽部の状況は一変して...というストーリーになります。
映画を通して、紆余曲折を経て成長していくキャラクター達の姿に、きっと感情移入することができると思います。
興味のある方は、是非、ご自身の目で結末を見届けてあげてください。
響けユーフォニアム誓いのフィナーレは、元々小説、アニメ化されたのを映画化にした作品です。
あすか先輩や先輩たちが前回、全国へと導きましたが、彼女たちが卒業し、新しい体制となった北宇治高校はさらに全国に改めていくために奮闘します。
後輩も入部し、久美子たちも先輩となりました。
後輩の奏と同じ楽器を吹くことになり、彼女も先輩であったあすかと朝食似たような雰囲気をだし、久美子もちょっと困惑していました。
青春、部活、学校を舞台に全国目指す北宇治高校吹奏楽部の物語です。
それぞれの人間関係などもあり、部活の雰囲気ってこんなんだったなと思えるものである。
一貫として全国を目指すという目標は変わらず、全員がそれに向けて練習するというのは、他の映画でも言える。悔しいという気持ちがあり、その悔しさをバネに乗り越えるというところも面白いところである。
「悔しくて死にそう」という麗奈というもうひとりのキャラクターの中学のときの台詞も「響けユーフォニアム」の1話のところからもずっとこの映画につながっている。
コンクールというのには、必ずランキングがあるということも主人公たちは分かっていた上で、その想像を越えていたものでもある。
彼らたちが目指すのは全国、それに向かう高校生たちの青春は熱い。
京都アニメーションによる、青春をかけた吹奏楽部アニメです。ユーフォニアムという楽器の名前をこの作品で初めて知った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
注目すべきは、作画、ストーリー、音楽、演出、演技…そうです。全部です。1話をリアタイ視聴し、「毎週本当にこのレベルで放送するんですか!?」と聞きたくなるような、劇場版もびっくりな程に美しい30分間に、すぐ心を奪われてしまいました。
そしてこのアニメの1番すごいところをあえて選ぶのであれば、それは「場の空気感」の描かれ方では無いかと思います。
レギュラーを勝ち取った1年生。「先輩を差し置いてレギュラー!?」とザワつく音楽室。部内のギスギス感。顧問の先生への反発心。根拠の無いうわさ好きの部員…。吹奏楽部経験者ではないのですが、お腹が痛くなりそうなほどの張り詰めた空気感でした。女子部員が多い部活あるあると言えば、そうですよね…。
コンクールのシーンは、まさにの前でコンクールを聞いているかのような大迫力!イヤホンで鑑賞すると本当に会場にいるかのような感覚になります。部活に限らず、ひとつのことにこれだけ打ち込めたならとても幸せなのだろうな、といい大人が高校生に戻りたくなったアニメです。
中学時代吹奏楽部だった主人公・黄前久美子は高校に入学すると、クラスメイトと共に吹奏楽部の見学に行く。そこに居たのはとある"因縁"があるかつての同級生・高坂麗奈だった――。
ユーフォニアムとは金管楽器の一種で、本作品の主人公が担当する楽器です。
本作品は、言ってしまえば「吹奏楽部に所属する少年少女の話」ですが、吹奏楽というものに本気で打ち込む彼女たちのかけがえのない青春の熱量は、他では味わえません。
主人公は最初は軽い気持ちだったのが、周りのメンバーと過ごすにつれ本気になっていくという、成長を感じられるのも面白い所だと思います。
"全国優勝"を目指して必死に練習するメンバー。そこには楽しいことだけではなく、苦労や衝突が絶えません。
コンクールに出場できる人数は限られているので、その出場権をかけた部内オーディションに向けてメンバー同士競い合います。
ただ楽しく演奏するだけではない、吹奏楽の苦しく辛い部分がリアルに表現されているのも魅力的な点です。
作画もとても綺麗で、キャラや背景、楽器の書き込みも素晴らしいので、是非そういったところにも注目してみていただきたいです。
青春を思い出したい人、青春物が好きな人に是非お勧めな作品です!
吹奏楽部の話になります。物語を通して、本気で物事をやるとはどういうことなのかということを考えさせられました。吹奏楽部は文化部、と言われがちですが、吹奏楽部も運動部のようなものなのだなとこの話を読んで感じました。主人公が成長していくことはともかく、他の吹奏楽部員も高校生とは思えないくらい、精神的に成長していく姿が見ることができます。女性にも男性にも、何歳の方でも是非見ていただきたい作品です。特に、本気で何かをやっていた、これからやりたいという方には特に見ていただきたいです。本気でやるってどういうことなのか、そういうことが丁寧に描かれています。高校生でこんなにも自分の意見をしっかり伝えることができるのはすごい。また、吹奏楽部なので演奏シーンもありますが、一曲しっかり演奏シーンだけという話もあるので、更に魅力的でした。
とにかく映像がきれい!これほどきれいなアニメ映画はありません。音楽を通した物語なので、音響も素晴らしいです。
高校一年生の黄前久美子と、彼女が所属する北宇治高校吹奏楽部の、夢と感動の青春ドラマ。ヒロインの久美子がなかなかヒロインらしからぬ個性的な女子高生です。不器用で素直ではない彼女ですが、友人たちに支えられながら、高校二年生の夏になりました。部長もトランペットの優子先輩になり、部内には新入部員が入ってきます。前年度全国大会出場校とあり、経験者も大勢入部、部内の雰囲気が一年生の時と、かなり違ってきます。後輩ができて、後輩の相談役に抜擢されてしまった久美子。不器用だけれど1人1人の様子をしっかりと見ている久美子ならでは、という先輩たちからの要望です。コンクールを目指す練習も、後輩たちのトラブルも、悩みも一手に抱えてしまい、それでも友人たちに支えられながら、成長していく久美子の姿が見られる、シリーズ第四作目の「~誓いのフィナーレ」です。結果、京都府大会で北宇治高校は負けてしまいますが、後輩たちの人望が厚くなった久美子は、そのまま優子先輩や夏紀先輩たちの陰謀?で、次期部長に任命されてしまいます。
シリーズ4作目の映画になります。京都アニメーション独特の安定の美しさと実際に流れる大会中の演奏も見どころです。今回の誓いのフィナーレは、前作響け!ユニフォーム「リズの青い鳥」の時間軸で、主人公が3年生希美とみぞれから、元々のヒロイン久美子を中心として描かれています。リズの青い鳥を見た人はもちろんですが、アニメ版の響け!ユニフォームを見ていた人は、アニメの続編になりますので、ぜひ見て下さい。