夜ノヤッターマン(タツノコプロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『夜ノヤッターマン』とはタツノコプロによって製作された、ヤッターマンを原作としたスピンオフアニメ作品。主人公であるレパードがエレパントゥスやヴォルトカッツェと共に新たなドロンボーとしてヤッターマンの支配するヤッターキングダムに立ち向かう物語となっている。ヤッターキングダムが支配しているデッカイドーを舞台にしている。

ヤッターマンでんせつ

ヤッターキングダム全土に配布されている絵本。
内容はヤッターマンがドロンボー一味を倒し、ヤッターキングダムを建設するまでを描いている。
実際はドクロベエが人類に対する復讐としてヤッターマンを神格化させるために、配布させたもの。
レパードたちがドロンボーを名乗る際に、この絵本に書かれていた旧ドロンボー一味の衣装や行動を参考にした。

ヤッター十二神将

ヤッターマンに忠誠を誓う12人の将軍たち。
常にヤッターパグを率いていて、ゴロー将軍に劣らず戦闘力も高い。
しかし、その実態はヤッターマンを騙ったドクロベエによって洗脳されたサイボーグである。

辺境の地

旧ドロンボー一味がヤッターマンによって追放された土地。
ここでは食物は育ちにくく貧困生活を強いられている。
住民たちは他の地に移動できず、半ば閉じ込められている。
実際はヤッターマンを騙ったドクロベエが「役に立たない」理由で、旧ドロンボー一味をこの地に追放させた。

『夜ノヤッターマン』の名シーン・名場面

ドクロベエが登場するシーン

10話より。
表向きはヤッターマンによって倒されたとされていたドクロベエだったが、10話でヤッターキングダムの支配者としてその姿を現す。
ドクロベエはヤッターマンを騙ることで、国民を酷使し、復讐を果たしそうとしていた。
ドクロベエの登場シーンは作中では少ないが、悪役としてのインパクトは強烈。
10話の登場シーンはそのインパクトが味わえる名シーンである。

ドクロベエ打倒で世界が解放されるシーン

12話より。
人々を苦しめてきた元凶がドクロベエだと知ったガリナとアルエットはヤッターマンを名乗って、レパードたちと共闘し、ドクロベエを打倒した。
ドクロベエ打倒でガリナたちは世界を救ったのである。
ガリナたちはドクロベエを倒すだけではなく、本当の正義のヒーローとして人々の心を掴んだ。
これは作中において、ずっと人々を苦しめてきたドクロベエが倒れて世界に夜明けがもたらされた象徴的なシーンである。

インチキ商売のシーン

4話より。
レパードたちはメカを作る資金稼ぎのためにインチキ商売を行っていた。
そのインチキ商売は先祖である旧ドロンボーがメカを作る際に行っていた行動である。
しかし、ヤッターキングダムはかなりの不景気なため、あまり商品は売れなかった。
原典であるヤッターマンのネタがオマージュされた名シーンと言ってもいいだろう。

レビュー

ギャグアニメの「ヤッターマン」でシリアスの内容は無茶があったけど、ちゃんと体を張ったギャグとか話の良さとかもあった。それに人によってだろうけど、懐かしさも。最後の新生ドロンボー一味とヤッターマンの共同作業は素晴らしかった。

出典: sakuhindb.com

タイトルからショートアニメ、ギャグアニメ的なものを想像していましたが、それとは全く違いちょっとシリアスな内容となってます。これは今期ではかなり面白い方だと思います。ヤッターマンを知らない人にはイマイチかもしれませんが。

出典: www.anikore.jp

『夜ノヤッターマン』の主題歌

OPテーマ:「極限Dreamer」

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