恋愛ラボ(LOVE LAB)のネタバレ解説・考察まとめ

「恋愛ラボ(らぶらぼ)」とは、宮原るりによる四コマ漫画及び、2013年に動画工房により制作されたアニメーション作品。恋愛禁止のお嬢様学校に通う中学生の主人公「倉橋莉子」と、もう一人の主人公で生徒会長の「真木夏緒」、そして生徒会メンバー「棚橋鈴音」「榎本結子」「水嶋沙依理」が、生徒会の仕事の裏で恋愛研究をする日常ギャグコメディ。途中から男キャラ達が登場し恋愛要素も加わっていく。

寝ても覚めてもランジェリー

寝ても覚めてもランジェリー Full

ようつべ転載

マキの父「真木正信」は、ランジェリー会社「トゥルーツリー社」を一代で築いた社長。
エノの叔父が関わったテレビのドキュメント番組に出演し、「私の体はランジェリーでできている」と語る。
そして自作の歌「寝ても覚めてもランジェリー」を歌い出した。
これは真木家の黒歴史になった。
「トゥルーツリー」とは「真木」と言う意味であり、少女用の下着のブランド「サマーリボン」は「夏緒」の意味がある。
丁度マキの成長に合わせて立ち上げたブランド名であった。
さらに水着ブランドとして「サマーカイト」もあり、これはマキの姉の「夏帆」から取っている。

幼馴染のエノとサヨ

エノとサヨは元々幼馴染である。
学校の役員で接点を持ち、そこから喋るようになっていく。
ある日、先生からのアンケートで仲の良い子の名前を書くようにプリントを配られ、嘘をつかず正直に書くようにと言われる。
エノはサヨの名前を書いたが、もしかしたらサヨは自分の名前を書かないかもしれないと思いサヨの名前を消した。
その後サヨに誰の名前を書いたのかと聞くと、仲が良い人なんてエノくらいしか居ないと言われる。
エノはサヨの名前を書かなかった事に後悔し、職員室に行って先生に涙ながらに自分は嘘をついてしまったと訴えた。
その姿を見ていたサヨは、エノは面白い子だと大笑いした。
またサヨが引っ越す際は、エノがサヨのしている眼鏡を見れば再会してもサヨだと分かると言う。
サヨはそれを覚えていたのか、ずっと同じ眼鏡をしていた。
しかし現在(サヨたちが生徒会に復帰した後)のある日、サヨがいつもと違う眼鏡をしていた。
エノはサヨが別の眼鏡をしていようがサヨだって分かると言った。

マキ・マキオ

マキが男装した姿。
マキにとっての理想の男性像を反映しており、王子様のような振る舞いをする。
そのためエノとスズからはかなり好評であるが、王子様キャラが苦手なリコからは大不評である。
それを利用してリコを勉強させたり、乙女リコを封印させたりした。
エノが彼氏と写真を撮られた際は、マキが一緒に映ってるのは自分であると言いマキオの格好を先生に見せた。
ナギはマキオの姿を見た事は無いが名前を聞いていたため、マキ=マキオと思っておらず、リコの口から出てくる知らない異性に嫉妬していた。

乙女リコ

リコは自分が「ワイルドの君」と呼ばれている事を知らず(そういう風に呼ばれている人が居る事は知っていたが自分だとは思わなかった)、真実を知るとかなりのショックを受けた。
そして女の子らしいマキを真似て、頭にリボンをつけて「乙女リコ」を演じるようになる。
マキの仕草をコピーし、喋り方も物凄いぶりっ子にクネクネと動く。
マキは自分が参考元だと知るとショックを受け、サヨはいつものサヨとして振舞えないくらい乙女リコを気持ち悪がった。
校内新聞にも乙女リコの写真と一緒に「ご乱心」と書かれた。
マキオが乙女リコを可愛いと口説居た事で、気持ち悪がりリコは乙女リコを封印した。
しかしナギがマキを女の子らしいと評価するとまた乙女リコが復活し、ナギに「似合わない」と言われて止めた。
ちなみに仕草のコピーは恋愛研究をしている時のマキを参考にしていたため、実際のマキと違うものとなった。
生徒会交流会では通常のマキを真似ていたため、乙女リコではなく清楚なリコになった。

南中の男子達の登場

男キャラは夏原南中学校の生徒達が中心に登場する。
生徒会長のハル、副会長のヤン、書記代理且つ藤女との連絡役のナギなど。
女の子中心の作品であるが男の子達の話も掘り下げられ、どのキャラもとても個性があり魅力的。
リコとナギとは道端で再会するが、リコは幼馴染のナギを覚えていなかった。
そしてリコが塾へ通う事になり、塾でリコはヤンと再会する。
ヤンはリコが藤女へ入るための勉強を教えていた人だった。
そして塾にはナギも来ており、現在同じ学校であるナギとヤンも仲良くなっていく。
ナギはリコと同じ普通クラスでヤンはただ一人の特進クラスであったが、マキも塾へ通う事になり特進クラスはヤンとマキの2人になった。
女子中内だから成立していたリコのモテるという嘘が、男子達の前では通用しなくなっていき、ナギとヤンは直ぐにリコが嘘をついていると気づく。
ヤンはマキを傷つけるためにわざと意地悪な言い方(モテると勘違いしているが、友情も勘違いなのではないか等)をする。
逆にナギはリコを庇って自分もリコが好きだったことを皆の前でカミングアウトした。
しかし、マキは後になって先にヤンから意地悪な言い方をされたからリコを責める気持ちよりも自分の行動はどうだったか考えたが、もしヤンが言わなかったらリコを責めていたかもしれない…とも思うのであった。
また、ナギはリコとマキの拗れを自らも犠牲にして(恥ずかしい過去をカミングアウトして)見守りっており、ヤンからはそう言ったところを評価され(こんなナギをフッたなんて)リコは見る目が無いと言われた。

『恋愛ラボ』の主題歌

オープニングテーマ「恋愛(ラブ)したいっ!」

「恋愛(ラブ)したいっ!」
作詞:ENA☆
作曲・編曲:y0c1e
歌:藤女生徒会執行部(沼倉愛美、赤﨑千夏、水瀬いのり、佐倉綾音、大地葉)

エンディングテーマ「Best FriendS」

「Best FriendS」
作詞:ENA☆
作曲・編曲:千葉"naotyu-"直樹
歌:藤女生徒会執行部(沼倉愛美、赤﨑千夏、水瀬いのり、佐倉綾音、大地葉)

原作コミック

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