Bob Dylan(ボブ・ディラン)の徹底解説まとめ
アメリカのシンガーソングライター、ギタリスト。1941年5月24日生まれ。1962年のデビュー以来、多くの作品を発表し多くのアーティストに影響を与える。特に、内省的で独特の世界観を持つディランの歌詞はポップス/ロックの方向性を変えたとも言われ、同時代にデビューしたビートルズの作品にもその影響が現れている。2016年ノーベル文学賞受賞。
Bob Dylanの名言・名セリフ・エピソード・逸話
人生観
「全てを失ったって、まだ未来だけは残っている。」
「朝起きて夜寝るまでの間に、自分が本当にしたいことをしていれば、その人は成功者だ。」
「日々生まれ変わるのに忙しくない人は、日々死ぬのに忙しい。」
個性的であること
「ぼくが自信を持って出来ることは、自分自身であること。たとえ自分という存在が、どんな人間であろうとも。」
「ぼくは、皆と同じでありたいとも、好かれたいとも思わない。」
「ぼくにはヘンな癖があるけど、捨てるなんて事はしなかった。だってそれがぼくの個性なんだから。」
ビートルズ関連
ビートルズ究極の名曲に『I Want To Hold Your Hand』を選曲
「彼らは誰もやらなかったことを実行してた。コード進行がとにかく斬新だ。それをハーモニーが成立させてる……彼らは音楽が進むべき道を示してくれたんだ」
ジョージ・ハリスンとの出会い
シャイな2人はなかなかお互いに入り込めず、最初に掛けた言葉は、
「どうやって曲を書くんだ?」(ボブ・ディラン)
「歌詞の書き方を教えてよ?」(ジョージ・ハリスン)
であった。
そして2人は親密になり、セッション中に曲を書き、ボブ・ディランは「If Not For You」を、ジョージ・ハリスンは「I'd Have You Anytime」を作り上げる。
マリファナ
ディランがビートルズの「I Want To Hold Your Hand」を聞いた時に「I Can't Hide」という歌詞を「I Get High」(ぶっ飛んでる)と聞き間違え、衝撃を受けた。その後、ビートルズが初のアメリカ・ツアーを行った時、ディランはビートルズが宿泊しているホテルにマリファナ持参で訪れたという。ディランに影響されたビートルズたちはその後サイケデリックな曲を作るようになる。
ローリング・ストーンズ関連
キース・リチャーズとの初対面で「俺には『サティスファクション』が書けたけど、君には『廃墟の街』は書けなかったろう」と言った。
キースは「その通りだよ、ボブ」と返したという。
バイク事故
1966年のバイク事故の際、レコード会社やマネージャーから詳細な発表がなかったため、ディランの容態について再起不能説から死亡説まで様々な憶測が流れた。
実際にはケガは生死に関わるようなものではなく、入院生活は1週間で、その後は自宅で隠遁生活を送っていた。
ブーイング
ディランには長い音楽生活の中で2度、観衆からブーイングを浴びる時期があった。
1度目は1965〜1966年のアコースティックからエレクトリックへの転換期、2度目は1979〜1980年のツアーで往年のヒット曲を全く歌わず、自作のゴスペルだけを演奏した時。
そんなディランにはこんな名言も。
「君もたまにブーイングを浴びないと何者でもなくなる。」
目次 - Contents
- バイオグラフィー
- 出生〜レコード・デビュー
- フォーク・ヒーローからロック・スターへ
- バイク事故〜復活
- 1970年代〜ザ・バンドとの活動
- 洗礼〜1980年代の多彩な活動
- 1990年代〜ネヴァー・エンディング・ツアーの始まり
- 21世紀〜ノーベル文学賞受賞
- Bob Dylanの代表曲
- Blowin' In the Wind
- Mr. Tambourine Man
- Like a Rolling Stone
- Knockin' On Heaven's Door
- 代表的なアルバム
- 『Highwai 61 Revisited』
- 『Blonde On Blonde』
- 『Planet Waves』
- 『Modern Times』
- Bob Dylanの名言・名セリフ・エピソード・逸話
- 人生観
- 個性的であること
- ビートルズ関連
- ビートルズ究極の名曲に『I Want To Hold Your Hand』を選曲
- ジョージ・ハリスンとの出会い
- マリファナ
- ローリング・ストーンズ関連
- バイク事故
- ブーイング