Joy Division(ジョイ・ディヴィジョン)の徹底解説まとめ
Joy Divisionとは1976年にマンチェスターで結成されたイギリスのロックバンド。1970年代後半のポストパンクムーブメントを代表するバンドである。1980年にボーカルのイアン・カーティスが自殺をし、バンドは解散。4年間という短い活動期間であったが、1980年代以降の音楽シーンへの影響は計り知れない。
1stアルバム「アンノウン・プレジャーズ」収録曲。
暗い雰囲気とパンク影響下のエッジの効いたサウンドで独特の空気感を作り出している。
She's Lost Control
1stアルバム「アンノウン・プレジャーズ」収録曲。
機械的なドラムの上にピーターが弾く高音のベースラインが流れる曲である。
歌詞はイアンがてんかん持ちの少女に出会ったことにインスパイアされたものである。
Atrocity Exhibition
2ndアルバム「クローサー」のオープニングを飾る曲。
民族的なドラミングとノイジーなギターで幕開ける。
タイトルはイギリスの小説家J・G・バラードの同名小説から取られている。
Transmission
1979年にリリースされたジョイ・ディヴィジョンのデビューシングル。
前述のトニー・ウィルソン司会の番組とBBCの番組で披露された。
2007年にイギリスの雑誌NMEは偉大なインディーソングの20位として挙げた。
Atmosphere
イアンの死後にシングルカットされた曲。
「静寂の中を歩いていく」という歌詞はイアンの死に重なるものもあるが希望を感じられるサウンドである。
Love Will Tear Us Apart
1980年に発売されたバンド史上最高売り上げを記録したシングル曲である。
妻のデボラとの関係を反映した歌詞だという見方もあるが真相はわかっていない。
ミュージックビデオではイアンがギターを弾く姿を見ることが出来る。