
『Plastic Tree』とは、1993年に結成されたヴィジュアル系ロックバンド。1997年にメジャーデビュー後、幾度かのメンバーチェンジを経つつも活動の幅を広げている。「プラ」「プラトゥリ」などの略称で呼ばれ、叙情的なギターロックサウンドにふんわりとした雰囲気のボーカルが乗る特異な雰囲気を持つバンド。繊細な詞世界とPVなどに見られる独特のアートワークは後進のバンドにも影響を与え、ヴィジュアル系バンドのファンのみならず、オルタナティブやポストロックなどのファンからも高い評価を獲得している。
『ウツセミ』

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1.〜規則的な四拍子〜
2.うつせみ
3.テトリス
4.リプレイ (ウツセミ版)
5.メルト
6.Dummy Box
7.Q
8.フィクション
9.斜陽
10.GEKKO OVERHEAD
11.バルーン
12.〜晴天、喚声、回転木馬の前〜
13.アローンアゲイン、ワンダフルワールド (ウツセミ版)
14.記憶行き
15.〜三角形の構図〜
16.closer
2008年9月24日発売の9thアルバム。通常盤にのみ「〜三角形の構図〜」、「closer」を収録している。
タイトルの“ウツセミ”はこの世に生きている人間、そしてこの世界を表しており、多彩なサウンドワークにポスト・ロックを思わせるニュアンスがのった一枚。
『ドナドナ』

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1.1999
2.梟 (ドナドナ版)
3.エとセとラ
4.sunset bloody sunset
5.コンセント…---…
6.ガガシ
7.サナトリウム (ドナドナ版)
8.ドナドナ
9.―――暗転。
10.やさしさ倶楽部
2009年12月23日発売の10thアルバム。通常盤に飲みボーナストラックとして「やさしさ倶楽部」が収録されている。
テクノ調の曲にもチャレンジしており、メンバーチェンジ(ドラムが佐藤ケンケンに変更)後のプラを観せる挑戦を感じられる一枚。
『アンモナイト』

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1.Thirteenth Friday
2.ムーンライト――――。 (アンモナイト版)
3.退屈マシン
4.みらいいろ (アンモナイト版)
5.雪月花
6.アイラヴュー・ソー
7.アリア
8.デュエット
9.バンビ (アンモナイト版)
10.さびしんぼう
11.〜作品「ammonite」〜
12.ブルーバック
13.spooky
2011年4月6日発売の11thアルバム。通常盤に飲み「spooky」が収録されている。
このCDはメンバー全員が作詞作曲を行なっており、メンバーの一体感を感じることができる。
ドラムが作詞作曲するのはプラ史上初の試みで、バンドの変化と多様性を観せられる一枚。
『インク』

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1.ロールシャッハ(左)
2.インク
3.くちづけ
4.ピアノブラック
5.あバンギャルど
6.ライフ・イズ・ビューティフル
7.君はカナリヤ
8.静脈
9.てふてふ
10.シオン
11.218小節、かくも長き不在。
12.ロールシャッハ(右)
2012年12月12日発売の12thアルバム。11曲目の収録曲が通常盤だと「218小節、かくも長き不在。」に、完全生産限定盤と初回限定盤だと「96小節、長き不在。」と変更されている。
楽曲はシューゲイザーの影響が濃く出ていて、ハイクオリティになっている。
『剥製』

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1.○生物
2.フラスコ
3.マイム
4.ハシエンダ
5.告白
6.インソムニアブルース
7.float
8.落花
9.スラッシングパンプキン・デスマーチ
10.スロウ
11.剥製
12.●静物
2015年12月23日発売の13thアルバム。
作詞、作曲を一人のメンバーがまとめて行なった楽曲が収録されていて、曲調こそバラバラなれど、Plastic Treeの世界をしっかりと構築しているアルバム。
『doorAdore』

1. 遠国
2. 恋は灰色
3. エクジスタンシアリスム
4. 雨中遊泳
5. サイレントノイズ
6. サーチ アンド デストロイ
7. 残映
8. いろつき
9. 念力
10. scenario
11. ノクターン
12. 静かの海
2018年3月7日リリースの、通算14枚目となるオリジナルアルバム。先行シングルとして発表されていた曲は、アルバムの雰囲気に合わせリミックス、リテイクがなされている。
『十色定理』

1. あまのじゃく
2. メデューサ
3. 潜像
4. C.C.C.
5. remain
6. スウィング・ノワール
7. インサイドアウト
8. Light.Gentle.and Soul.
9. 月に願いを
10. エンドロール。
2020年3月25日リリースの15thアルバム。全曲でMVが制作されていることも話題となった。
『Plastic Tree』

1. ライムライト
2. ざわめき
3. no rest for the wicked
4. ゆうえん
5. シカバネーゼ
6. 宵闇
7. Invisible letter
8. 痣花
9. メルヘン
10. 夢落ち
2024年5月29日リリースの16thアルバム。バンドキャリア初のセルフタイトル作品で、既発の人気シングル曲「痣花」「ざわめき」に新曲8曲を加えた全10曲を収録している。
メンバー4人がそれぞれ単独で作詞作曲した楽曲を2曲ずつ収録している。
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目次 - Contents
- Plastic Treeの概要
- Plastic Treeのメンバー
- 有村竜太朗
- 長谷川正
- ナカヤマアキラ
- 佐藤ケンケン
- 主な旧メンバー
- TAKASHI
- ササブチヒロシ
- Plastic Treeのディスコグラフィー
- オリジナルアルバム
- 『Hide and Seek』
- 『Puppet Show』
- 『Parade』
- 『トロイメライ』
- 『シロクロニクル』
- 『cell.』
- 『シャンデリア』
- 『ネガとポジ』
- 『ウツセミ』
- 『ドナドナ』
- 『アンモナイト』
- 『インク』
- 『剥製』
- 『doorAdore』
- 『十色定理』
- 『Plastic Tree』
- Plastic Treeの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- クリーム
- メランコリック
- 空中ブランコ
- みらいいろ
- マイム
- くちづけ
- ピアノブラック
- 落花