
『デッド オア アライブ5』とは、コーエーテクモゲームスより2012年に発売された3D対戦型格闘ゲーム。デッド オア アライブ シリーズのナンバリングタイトル5作目である。初期よりキャラクターモデルには定評があり、特に女性キャラクターが美しく、リアルに表現されているのが特徴。本作では前作『デッド オア アライブ ディメンションズ』までの既存キャラクターモデリングが一新され、写実的表現が加えられたほか、シリーズ初の新システムも導入されている。
デッド オア アライブ5の概要
『デッド オア アライブ5』(DEAD OR ALIVE 5)とは、コーエーテクモゲームスより2012年9月27日に発売された3D対戦型格闘ゲーム。デッド オア アライブ シリーズのナンバリングタイトル5作目である。略称は「DOA5」。キャッチコピーは「I'm a Fighter」、「私は闘う。」など。対応機種はPlayStation 3、Xbox 360。
デッド オア アライブ シリーズは初期よりキャラクターモデルに定評があり、特に女性キャラクターが美しく、リアルに表現されているのが特徴である。本作では前作『デッド オア アライブ ディメンションズ』までの既存キャラクターモデリングが一新され、「汗をかく」「汚れていく」「水で濡れる」といった写実的表現が加えられたほか、シリーズ初の新システムも導入されている。
また、新キャラクターとしてミラ、リグが追加。さらに、『バーチャファイターシリーズ』からのゲストキャラクターとしてアキラ(結城 晶)、サラ・ブライアント、パイ・チェンが登場する。
デッド オア アライブ5のあらすじ・ストーリー
DOATECの再生
DOATECの旧本部であるトライタワーの崩壊から2年。DOATECの頭首となったエレナは「テクノロジーの平和利用」を理念に掲げ、DOATECの再生をスタートする。生体兵器プロジェクトは凍結し、その元凶であるドノヴァン博士の旧反体制派&私設軍隊などのグループについても一掃するという通達が全国の支部に知らされたのだった。
しかしその一方で、DOATECを追放されたドノヴァン博士は「M.I.S.T.」という新たな組織を立ち上げ、危険なクローン兵器の開発を継続していた。
暗躍するクローン
エレナは第5回DOA大会の開催を宣言した。期待のルーキー・ミラの登場やアームストロング親子のパフォーマンスで盛り上がった大会は、ジャンの優勝で幕を閉じる。
しかしその裏では、青い忍装束姿の“かすみ”がAlpha-152を探して奔走し、ハヤテ、あやね、ハヤブサらもそれに続いていた。152を倒した“かすみ”だったが、その正体はクローンのカスミαであった。そのことに気付いたハヤテとあやねは斬りかかり、一つの因縁に終止符がうたれる。しかし直後に向かったラボの最深部で、ハヤテが囚われの身となってしまう。
ハヤブサからの報せを受けて、黒ずくめの忍装束を身にまとった本物のかすみが駆けつける。そしてドノヴァンの新たな生体兵器「α」を退ける。かすみは2年振りに再会した異父妹と兄に礼を告げ、背を向けて立ち去った。
しかし、バイマンの顔に深い傷を負わせた不可解な出来事がフラッシュバックする。その黒衣の人物は、かすみの新たなるクローン体・PHASE-4だった。
デッド オア アライブ5のゲームシステム
本作のゲームジャンルは3D対戦型格闘ゲームである。本シリーズの最大の特徴は、パンチやキックといった打撃技と、ガードを破れる投げ技という2大概念とは別に、攻防一体の「ホールド」という掴み技が導入されていることである。打撃は投げに勝ち、投げはホールドに勝ち、ホールドは打撃に勝つという三すくみの関係で成り立っている。
ホールド
ホールドは『デッド オア アライブ4』以来、7年振りの採用となった4択仕様である。一部のキャラクターはエキスパートホールドとの入れ替えが可能であり、プレイヤーの腕次第で使い分けられる。
属性はオフェンシブホールド技がキャラクター限定制に変更されており、準2属性仕様となった。反転のけぞりクリティカルは正面からのヒットが「のけぞり崩れよろけ」、背後からが「背後のけぞり崩れよろけ」として存在する。
パワーブロー/タッグパワーブロー
全キャラクター共通の必殺技。体力メーターが半分以上残っている場合はただの中途半端で隙が大きい単発の打撃技だが、半分以下に減り赤く点滅してから足元に風が巻き起こるまでタメると、ガードブレイク効果がつく。さらにヒットさせると、専用アニメと共にスローモーション演出が付加され、飛ばす方向を任意で選べる。また、その時のダメージは80ptsで、単発&非カウンター判定での最大値を誇る。1ステージにつき1度しか発動しないスペシャルデンジャーに吹き飛ばせる場合は、顔のアップが挿入される。ただしその効果は1度目だけである。
長押し中ならサイドステップを使ってキャンセルすることが可能だが、投げ技で潰されるとカウンター判定で受けてしまう。
サイドステップ
全キャラクター共通の回避技。『デッド オア アライブ3』以降の在来フリーステップとは別物で、追尾属性の無い打撃技であれば避ける(かわす)ことが可能である。ただし、クリティカルやられ中に出すことはできず、投げ技をハイカウンター判定で受けてしまうリスクがある。
クリティカルバースト
「ホールドもレバー回復もできない無抵抗状態」を誘発できるクリティカル判定。シリーズの特徴であるクリティカルコンボ&クリティカルホールドのせめぎあいに対する新たな試みとなっている。
リターン要素が大きく、本作での強力な選択肢であり、パワーブローを決めるチャンスになる。ただし、「CRITICAL STUN」の状態表示が赤くなった時にヒットさせないと成立しない。乱用すれば簡単に読まれてしまうが、属性の9割が単発の中段パンチで占められながら、中段キックまたは連撃の上段パンチの2属性を同時所持するキャラクターも存在するため、2択を迫れる能否のキャラクター優劣がある。
デッド オア アライブ5の登場人物・キャラクター
『DOA』から登場
かすみ

本作の主人公。ハヤテの妹のくノ一。忍者集団の一派である霧幻天神流の18代目頭首となるはずだったが、何者かに襲われた兄の仇を探し出して倒すため、抜け忍になった。
決め台詞は「あなたに私は倒せない」。第1回大会で優勝する。
ティナ

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目次 - Contents
- デッド オア アライブ5の概要
- デッド オア アライブ5のあらすじ・ストーリー
- DOATECの再生
- 暗躍するクローン
- デッド オア アライブ5のゲームシステム
- ホールド
- パワーブロー/タッグパワーブロー
- サイドステップ
- クリティカルバースト
- デッド オア アライブ5の登場人物・キャラクター
- 『DOA』から登場
- かすみ
- ティナ
- レイファン
- リュウ・ハヤブサ
- ジャン・リー
- ザック
- ゲン・フー
- バイマン
- 『PS版DOA』から登場
- あやね
- バース
- 『DOA2』から登場
- エレナ
- アイン/ハヤテ
- レオン
- 『DOA3』から登場
- ヒトミ
- クリスティ
- ブラッド・ウォン
- 『DOAX』から登場
- リサ/ラ・マリポーサ
- 『DOA4』から登場
- こころ
- エリオット
- 『DOA5』から登場
- ミラ
- リグ
- デッド オア アライブ5の用語
- バトルシステムに関する用語
- 三すくみ
- ホールド
- クリティカル状態
- クリティカルコンボ
- その他の用語
- DOATEC(ドーアテック)
- M.I.S.T.(ミスト)