よんでますよ、アザゼルさん。(よんアザ)のネタバレ解説・考察まとめ
「よんでますよ、アザゼルさん。」とは久保保久による漫画、及び漫画を原作にしたProduction I.G製作のアニメ作品。可愛らしい絵柄とは裏腹に過激な下ネタとグロテスクな描写があるブラックコメディ。ある日、芥辺探偵事務所でアルバイトをしていた佐隈りん子は、雇用主である芥辺が悪魔探偵だと知る。呼び出された悪魔は主人公アザゼルであった。
アザゼル以外の芥辺探偵事務所の悪魔
ベルゼブブ931世・ベルゼブブ優一(ベルゼブブゆういち)
CV:神谷浩史
魔界の貴族で、エリート悪魔。
アザゼルからは「べーやん」と呼ばれる。
ベルゼブブ(蝿の王)とは旧約聖書などにも出てくる悪魔で、その名の通り蝿。
生贄は佐隈の作ったカレーを好んで食べる。
丁寧な言葉で話し理知的な印象が強いが、佐隈がミスすると激昂し暴言を吐く。
悪魔的な残忍な姿や白状な態度を見せる一方で佐隈やアザゼルの世話を焼いたり、心配したりなど常識的なところが多い。
アザゼルとは「小学校から中学校まで一緒だったが、学力に決定的に差があり、高校進学を機に疎遠になっていた」間柄。
佐隈からは信頼されており、ベルゼブブも佐隈に対して協力的な態度を取る。
性格や能力面からアザゼルよりも使われる事が多く、佐隈のパートナーとしてアザゼルと同じ(もしくはそれ以上)の頻度で呼ばれている。
芥辺には糞便をぶつけようとして痛い目にあったり、呪いをかけようとして弾かれるなどそれなりに失礼なこともしているが、普段の冷静な態度や真面目な性格からかそれなりに信頼はされているようで、元の姿に戻してもらったことがあった。
蝿ゆえに、犬のフンをタッパーに入れて持ち帰り食べようとしたり、そういった話題になると興奮する。
しかしそれを高尚な趣味だと思っており、侮辱されると非常に怒る。
・契約者:佐隈
・職能:暴露
人の隠れた本音を引き出す能力。また能力の一部に強制排便があり、この呪いをかけられると便意を促す。
本人曰く最強の能力で、どんな者であっても強烈な便意には逆らえないとのこと(実際この能力は役に立っている)。
本来の姿は「王子」と呼ばれる程のイケメン。
サラマンダー公威(サラマンダーきみたけ)
CV:中井和哉
トカゲの姿をした武士のような悪魔。
アザゼルからは「マンダはん」と呼ばれる。
男尊女卑のかたまりのような性格をしており、男は立場が上、女が下であると女を蔑みたがる。
その一方でその女である佐隈やキヨコからの暴力に喜びを感じたり、芥辺に喉元を掴まれ殺すぞと凄まれて興奮するマゾヒスト。
・契約者:岡田→芥辺→佐隈
・職能:革命
言霊を操り、有言実行させる能力。無理やり言わせた言葉や嘘なども本心になってしまう。
能力をかけられた者の本質や価値観まで変える事が出来てしまうが、対象がその言葉を口にしなければ発動できない。
アンダイン恵(アンダインめぐみ)
CV:小林ゆう
人魚の姿をした悪魔。
嫉妬深く、自意識過剰で惚れっぽい性格。
惚れた相手と同じ種族に変身し、現在は芥辺に惚れているため人間の姿で行動している。
人間の姿のときは「暗堕陰恵(あんだいん めぐみ)」と名乗っている。
生贄は芥辺からの愛の言葉で、芥辺は嫌そうに毎回棒読みであるがそれで満足している。
契約者:芥辺
職能:嫉妬。アンダインが嫉妬した相手、例えば相手がスタイルの良い美人であればスタイルを悪いブスにするなど嫉妬の原因を奪う。
しかし嫉妬しなければ発動しないため、具体的に「目元が綺麗」「髪が美しい」などとアンダインを煽る必要がある。
本来の姿は美人であるが、性格が由来し婚期を逃している。
モロク義伸(モロクよしのぶ)
CV:玄田哲章
牛の姿をした悪魔。
アザゼルからは「モッさん」と呼ばれており、アザゼルとベルゼブブの幼馴染。
モロクの一族は凶暴な一族として恐れられている。
初登場は佐隈がベルゼブブを呼ぼうとして「暴露」と「暴虐」間違え召喚し、佐隈の用意した生贄のカレーを食べずに引っ繰り返し、佐隈は悪魔に生贄を与えないというルール違反に引っかかり牛になりかける。
しかしそこへ芥辺が現れ、圧倒的な圧力でモロクに対し床にぶちまけたカレーを食べるように言い、その恐ろしさに負けて床に落ちた「牛肉」入りカレーを食べた。
人間の圧に負けたこと、床に落ちた食べ物を食べたこと、しかも共食いであった事などで心にトラウマを作った。
グリモアを入手され、正式に芥辺に呼び出されてからは仕事に忠実で、芥辺の机の側に待機していたり、芥辺が出かけると一緒に行動していた。
芥辺からも現在所持している悪魔の中で一番パワーがあり使える悪魔だと評価されていた。
しかし芥辺がモロクとグリモアを佐隈に貸し出した日、モロクのグリモアが偶然にも天使サリエルに奪われてしまい、モロクは消滅した。
佐隈たちは哀しみ、芥辺は天使に怒っていた。
死後、「哀☆カレー博」というイベントのイメージキャラクターに採用され、モロクの生き写しのようなぬいぐるみが事務所へ届いた。
契約者:芥辺
職能:暴虐(ぼうぎゃく)
幼馴染のアザゼルとベルゼブブはその力を恐れていたが、作中で発揮される事はなかった。
モッさん二世
CV:玄田哲章
モロク義伸の弟。グリモアを奪われて消滅した兄を恥と思っている。
次の「モロク」候補者であるが、グリモアが消滅したままなので職能は持たない。
芥辺に復讐をしようとするが、芥辺の秘密を知ってしまいそのあまりの恐ろしさに真っ白になって気絶してしまった。
その間に「哀☆カレー博」のグッズとして作られたモロクぬいぐるみだと間違えられ発送されてしまう。
モッさん二世が一体何を見たのかは不明のまま。
その後改造手術をされ、「メカモッさん」となった。
グシオンまさる
CV:山口登
猿の姿の悪魔。背中に羽がある。
初登場時は本来の姿をしていたが、芥辺によってソロモンリングをかけられ現在の姿になる。
物忘れが激しく、悪魔使いの言う事は聞くがすぐに忘れてしまう。
契約者:光太郎
職能:忘却。人の記憶を食べてしまう。記憶の返却も可能。光太郎に呼び出され、生贄として光太郎の記憶を食べてしまった。
エウリノーム
CV:谷山紀章
豚の姿をした悪魔。「死の王」と呼ばれる上級悪魔。
丸米と契約し、絶望をばら撒いていた。他人の人生を奪う事に躊躇を感じない。
しかし芥辺探偵事務所に呼ばれてからはまともな方のキャラとして扱われている。
契約者:丸米→(佐隈へグリモアが譲渡)→芥辺
職能:絶望。人間の希望を刈り取る。希望を失ったものは何も信じられなくなり死を望むようになってしまう。
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目次 - Contents
- 『よんでますよ、アザゼルさん。』の概要
- 『よんでますよ、アザゼルさん。』のあらすじ・ストーリー
- 一期
- 二期
- 主人公 アザゼル篤史(アザゼルあつし)
- 芥辺探偵事務所(あくたべたんていじむしょ)
- 芥辺(アクタベ)
- 佐隈りん子(さくま りんこ)
- 堂珍光太郎(どうちん こうたろう)
- アザゼル以外の芥辺探偵事務所の悪魔
- ベルゼブブ931世・ベルゼブブ優一(ベルゼブブゆういち)
- サラマンダー公威(サラマンダーきみたけ)
- アンダイン恵(アンダインめぐみ)
- モロク義伸(モロクよしのぶ)
- モッさん二世
- グシオンまさる
- エウリノーム
- インキュバス
- 他の悪魔
- キヨコ
- ルシファー
- オセ健太郎(オセけんたろう)
- サルガタナス
- ベヒモス
- 悪魔使い
- 岡田法男(おかだ のりお)
- 小山内治(おさない おさむ)
- 千波十美子(せんば とみこ)
- 丸米信希(まるこめ のぶき)
- 変人48面相(へんじんよんじゅうはちめんそう)
- マリア
- セーヤ
- 神・天使
- 神
- ミカエル、ウリエル、ガブリエル、ラファエル
- サリエル
- ゼルエルたける
- 天野ガギエル
- 『よんでますよ、アザゼルさん。』の用語
- 悪魔
- 悪魔使い
- グリモア
- 生贄(イケニエ)
- ソロモンリング
- WEBラジオ
- 『よんでますよ、アザゼルさん。』の主題歌
- 一期オープニングテーマ「ぱんでみっく!!」
- 二期オープニングテーマ「りばいばる!」
- OADオープニングテーマ「ミラクル とらぶる New Face!」
- 原作コミック
- DVD/BD
- 公式HP