楽しいムーミン一家(Moomin)のネタバレ解説・考察まとめ

フィンランドの作家トーベ・ヤンソンによる世界的有名小説を日本でアニメ化。その中でも「楽しいムーミン一家」は平成版ムーミンとも呼ばれ、テレビ東京系列で放送された大人気シリーズ。主人公ムーミントロール(CV:高山みなみ)を初め、スナフキン(CV:子安武人)フローレン(CV:かないみか)ミイ(CV:佐久間レイ)など個性豊かなキャラクター達の楽しい日常と不思議な出来事を描いた作品。

スニフ

CV:中尾隆聖

ムーミンの友達。父親はロッドユール、母親はソースユール。
臆病でわがままで、お金や宝石が好きなどとにかく欲深い。
しかし自分よりも弱い小動物を守ってあげることもある。
ムーミンとは付き合いが長くよく一緒に遊んでいるため仲は良いのだが、若干雑に扱われがち。

原作では「ムーミントロールと大きな洪水」からムーミンたちと行動を共にしており、ムーミン一家以外のメインキャラの中では一番登場が早い。

スノーク

CV:平田康之

フローレンの兄。スノークという名前は個人名では無く種族名。
昭和ムーミンでは音楽家のバッハのような髪型のカツラを被っていたが、平成ムーミンでは赤い眼鏡をかけている。
発明家で、空飛ぶ船を作っている。
プライドが高く少々ナルシストが入っているが、性格はかなり天然で発言にはツッコミ所が多い。
発明に夢中になってしまうと他の事が手に付かないため、食事や掃除などの家事は一緒に住んでいるフローレンに任せている。
仲の良い兄妹であるが、口喧嘩になるとフローレンに分がある。

初登場はムーミン谷の彗星で、フローレンと共に出てくる。
フローレンが食虫植物に襲われムーミンが助けに行った際、食虫植物の気をフローレンやムーミンから逸らすためスナフキンと共に悪口を言って挑発するが、こういった咄嗟の時にはあまり頭が回らないようで、流暢に罵倒するスナフキンに対してスノークは「バカ!」と言うので精一杯であった。

ニョロニョロ

白くて細長いオバケ。作中に度々登場し、不思議な行動を取っていく。
大抵のキャラクター達からは恐れられ気味悪がられている存在で、触ると感電する。
会話をする事は出来ないが、意思疎通は出来るようでお辞儀をしたり手を振ったりする。
電気によって人の考えている事が分かるとも言われている。
何か目的があって何処かへ移動しているというわけではなく、ただひたすらに水平線を目指している。
雷を好み、雷の日には全身が発光する。
海上をボートや船で移動し、何故か必ず奇数の数で行動している。

ニョロニョロはニョロニョロの種から生まれ、発芽する日は夏至祭の前日だけである。
生まれる際は地面から頭を出し、体を出し、最後に足が出てくる。
生まれたてのニョロニョロは強い電力を帯びていて、原作ではスナフキンがこれを利用し所長さんを発火させた。

ムーミンたちの間では、ニョロニョロは酷い暮らしをしているため語ったりするのは下品な事で、ニョロニョロの側に近づくのを嫌う。
しかしムーミンパパは一度ニョロニョロとコミュニケーションを図ろうとした事もある。

ヘムレンさん

CV:矢田稔

ヘムル族の1人。
「楽しいムーミン一家」の中では花が好きな初老のヘムレンさんが一般的に言うヘムレンさんになる。
スカートを穿いているが男性。ヘムルは男女問わずスカートを穿く風習がある。
切手や蝶を集めていたり、何かを研究したり収拾したりするのが好き。
ムーミンたちには近所のお爺ちゃんの様な存在で、困った時に話を聞いたり協力して貰ったり、ムーミンパパとは大人同士のお友達。

ミムラ姉さん

CV:小林優子

ミイの姉。ミムラ夫人がお母さん。
ムーミンパパの思い出で出てくるミムラの娘と、ミイの姉であるミムラ姉さんは別人。
しっかり者で、大人っぽいお姉さん。
署長さんの事が気になっている。

ヘムル署長

CV:土師孝也

ムーミン谷の警察署長。
見た目は原作に出てくる署長さんと同じ姿であるが別人で、穏やかな性格をしている。
ミムラ姉さんの事が気になっている。

トゥーティッキ

CV:土井美加

落ち着いた性格をしている女性。
「楽しいムーミン一家」では透明な姿になってしまったニンニを保護し連れてきた。
ニンニの事を本当に心配しており、ニンニをムーミン一家に預けた後も何度か様子を見に来ている。
何故ニンニと関わりがあったのかなどは不明。

「ムーミン谷の冬」にもトゥーティッキは出てくるが、このニンニを連れてきたトゥーティッキとは恐らく別人。

フィリフヨンカ

CV:島本須美

個人名ではなく種族名。
「楽しいムーミン一家」に登場するフィリフヨンカは教育ママで神経質な性格。
ミイやムーミンが駆け回って遊んだり泥まみれになっている事にあまり良い顔をせず、自分の子供達にはさせない。
「フィヨンカ夫人」と呼ばれている。

ムーミンパパの居た孤児院のヘムルは、便宜上ヘムルとしているだけで実際はフィリフヨンカ。
脱走したムーミン(パパ)の後を追いかけ、モランに襲われた所を海のオーケストラ号に救われ、結果的にムーミン(パパ)と再開した。
ムーミン(パパ)と一緒に居たフレドリクソンたちにも掃除をしろ勉強をしろとガミガミ煩かったため疎まれた。
このフィリフヨンカはムーミン谷に居るフィヨンカ夫人とそっくりであるが別人。

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@punichanmamaz2

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