
toe(トー)とは、2000年結成の日本のポストロックバンドである。山嵜廣和、美濃隆章、山根さとし、柏倉隆史の4人からなるインストゥルメンタルを中心としたバンドで、日本のポストロックシーンをけん引してきた存在。また、欧米ツアーを成功させるなど国内外で活躍している。メジャーレコード会社とは契約せず、自主レーベルから音源を発表している。音楽と仕事とを両立させるスタイルも特徴。
2018年リリースの、ボーカルにAcoを迎えた楽曲「月、欠け」。toeのサウンドに優しい彼女の声が加わり、切なくて優しい曲に仕上がっている。
「ordinary days」
toeの曲の中でもファンの多い「Ordinary Days」。3rdアルバム『The Future Is Now EP』に収録。
toeの名言・発言
山㟢廣和「曲が必要とするならば、転がり回ってるだけでもいい。」
前作から9年ぶりのアルバム『NOW I SEE THE LIGHT』のリリースを記念し、山㟢廣和と美濃隆章に対して行われたインタビューでの発言。
曲が本当に必要であれば別だが、苦労して考えたリフだから、頑張ってうまく弾けたからこれをどうにかして、というものはないという。ギタリストでありながら、ギターを演奏する必要がなければ曲のなかでずっと転がり回っているだけでもいい。ギターを弾かない曲があってもいい、ループで3分間同じリフをやり続けなければいけない曲があってもいいという、山㟢の音楽に対する考え方がわかる発言。
山㟢廣和「音楽活動を自分の生活を支える金銭的な柱として考えたくないんです。」
2018年のインタビューにて、インテリアデザイナーとバンド活動を両立していることに対して尋ねられた際の山嵜の回答。生活をするために音楽を始めたわけではないし、音楽が好きだからこそ人に口出しをされたくはない。生活をかけて売れる音楽を作るのも自分には難しい。だから音楽活動を自分の生活を支える金銭的な柱としては考えたくないのだという。
toeの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
全員が仕事と音楽の二刀流
toeはメンバー全員がそれぞれ音楽と仕事を両立させており、全員バンド活動とは別の本業を持っている。ギタリストの山㟢廣和はインテリアデザイナー、ベーシストの山根敏史はファッションデザイナー、ギタリストの美濃隆章はレコーディングエンジニア、ドラマーの柏倉隆史はセッションミュージシャンとして活動している。
タグ - Tags
目次 - Contents
- toeの概要
- toeのメンバー
- 山嵜 廣和(やまざき ひろかず)
- 美濃 隆章(みの たかあき)
- 山根 敏史(やまね さとし)
- 柏倉 隆史(かしくら たかし)
- toeのディスコグラフィー
- アルバム
- 『the book about my idle plot on a vague anxiety』
- 『For Long Tomorrow』
- 『HEAR YOU』
- ミニアルバム
- 『songs, ideas we forgot』
- 『new sentimentality e.p.』
- 『The Future Is Now EP』
- 『Our Latest Number EP』
- スプリットアルバム
- 『pele/toe split CD ep』
- 『toe:COLLECTIONS OF COLONIES OF BEES split』
- リミックスアルバム
- 『Re:designed』
- 『That's Another Story_Less Track Version』
- toeの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 「グッドバイ」
- 「Two Moons」
- 「I dance alone」
- 「Past and language」
- 「むこう岸が視る夢」
- 「月、欠け」
- 「ordinary days」
- toeの名言・発言
- 山㟢廣和「曲が必要とするならば、転がり回ってるだけでもいい。」
- 山㟢廣和「音楽活動を自分の生活を支える金銭的な柱として考えたくないんです。」
- toeの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 全員が仕事と音楽の二刀流