comico掲載作品「保留荘の奴ら」の登場人物についてモデルや元ネタをまとめてみた!書籍化されて話題!
comicoという漫画サイトの掲載作品『保留荘の奴ら』の登場人物・キャラクターについて、モデルや元ネタをまとめました。作品を知っている方はおさらいがてら、知らない方は次に読む作品の候補として、ぜひ当記事を覗いてみてください。
ヘンリー・リー・ルーカス(Henry Lee Lucas, 1936年8月23日 - 2001年3月13日)は、アメリカ合衆国の連続殺人犯。全米17州で300人以上を殺害していると言われる。著名なシリアルキラーの1人
出典: ja.wikipedia.org
「史上最悪の連続殺人犯は誰か?」と訊かれて、誰もがヘンリー・ルーカスを思い出すことだろう。自供した犠牲者の数は当初は100人だったのだが、やがて360人に膨らみ、630人を経て、遂には1000人を越えた。かと思うと突然に「これまでのはなしはぜんぶウソ」と前言を翻した。彼の話のどこまでが本当なのか判らない。実際の犠牲者は数人に過ぎないのかも知れない。しかし、そうだとしても彼が「史上最悪の連続殺人犯」であることには変わりない。もっとも、この場合の「最悪」とは「タチが悪い」という意味なのであるが。
母親のヴィオラはアイルランド系インディアンの女で、売春婦をしていた。父親のアンダーソンは、酒に酔って列車に轢かれ、両足を失った貧弱な元鉄道員であった。ヘンリーは11番目の子供であり、ヴィオラは女児が生まれてくることを期待していた(娘が生まれれば、母娘で売春が出来ると考えていたため)。だがヘンリーが男児であったことに失望する。
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ヴィオラは息子を「ヘンリエッタ」と名付けて女装をさせたり、意味も無く殴りつけたり、自身の客を家に呼んでヘンリーの前で性交し、それを見るように強要するなど、執拗に虐待を繰り返していた。
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女は存在する必要がない。だから見つければ全て殺す。要するに俺はいいことをしたって訳さ。
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殺人は息をするのと同じだった。
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俺にとってセックスは最悪のものだった。俺を自然のままに受け入れてくれる奴などいなかった。セックスしたけりゃ力ずくだ。殺すしかない。
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アンドレイ・チカチーロに近い思想を感じます。
エド・ゲイン(Ed Gein、本名はエドワード・セオドア・ゲイン〈Edward Theodore Gein〉、1906年8月27日 - 1984年7月26日)は、アメリカ合衆国の殺人者、墓荒らしである。
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ウェックはこの男がメアリーに気のあることを知っていた。たいして酒も飲めないクセに、メアリーの店に通い、しきりに彼女の様子を窺っていたのである。すると、男は笑いながらこう答えた。
「かのじょはいなくなってなんかいないよ。いまもうちにいるよ」
ご紹介しよう。この男がエド・ゲインである。
食器類の中には不思議な形のものがあった。よくよく見れば、それは人間の頭蓋骨の上半分を切り取って加工したものだった。棚を見上げればズラリと頭蓋骨が並んでいる。ベッドの柱も頭蓋骨で飾られていた。
椅子の肌触りも変だった。おいおい、こりゃ何の皮だい? 思った通り、人間の皮だった。この他にもランプシェードやゴミ箱、太鼓、ハンティングナイフの鞘が人間の皮で出来ていた。ベルトは女性の乳首で飾られ、ブラインドの紐にも唇がついていた。
人喰い人種が作るという「干し首」も9つ見つかった。どれも髪の毛は生前のままである、中には化粧を施されているものもある。その1つが3年前に失踪したメアリー・ホーガンのものだった。
バーニス・ウォーデンの切断された頭部も発見された。両耳には紐が通されており、壁飾りとして吊せるように加工されていた。彼女の新鮮な心臓はオーブンの上の鍋の中で調理されるのを待っていた。
古ぼけた靴箱の中には9つの女性器コレクションがあった。ほとんどが乾いて縮んでいたが、1つだけは銀色に塗られ、紅いリボンで飾られていた。もう1つはとれとれの新鮮なやつで、保存用に塩がまぶされていた。
鼻だけが詰まった箱もあった。
人肌マスクも9つも見つかった。それは丁寧に人体から剥がされたものだった。
極め付きは人肌チョッキである。おっぱいがちゃんとついており、着ると女性に変身できるという優れものだ。ゲインはおそらく、これを着て、マスクをつけて、女になったつもりで自慰に耽っていたのではないだろうか? いずれにしても、人間の所業とは思えない。悪魔の仕業である。
一方で、整然とした部屋もあった。それはゲインの母親の部屋であった。10年前に死んだ時からそのままの状態で保存され、誰も入れないように封印されていたのである。
母の部屋を生前のままに保存して封印していたのは、愛情だけではなく畏怖の念も感じられる。とにかく、母親の呪縛から逃れることが出来なかったことがゲインの最大の悲劇である。
山田トム(仮)
出典: www.comico.jp
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怪人二十面相(かいじんにじゅうめんそう)は、江戸川乱歩の創作した架空の大怪盗。
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二十面相は「変装がとびきり上手」で、「どんなに明るい場所で、どんなに近寄ってながめても、少しも変装とはわからない、まるで違った人に見え」、「老人にも若者にも、富豪にも乞食にも、学者にも無頼漢にも、イヤ女にさえも、まったくその人になりきってしまうことが出来る」、「賊自身でも、本当の顔を忘れてしまっているのかもしれない」という大怪盗であり、「まほうつかいのようなふしぎなどろぼう」である。
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初登場作品『怪人二十面相』の冒頭で、「人を傷つけたり殺したりする、残酷な振舞は、一度もしたことがありません。血が嫌いなのです」と説明されており、劇中で二十面相自ら「僕は人殺しなんかしませんよ」と公言している。
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『怪奇四十面相』では火事場に孤立した小林少年を「小林をたすけなければ…」との言葉を吐いて、我が身の危険も省みず救出に飛び込む場面もあり、「血がきらい」という「紳士盗賊」らしさを見せている。ピストルや短刀はほとんど使用せず、捕虜にするため小林少年らに痛い思いをさせることはあるが、虜囚にした後は虐待せず、丁重に扱うことが多い。
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『虎の牙』で明智は二十面相を「二度も三度も死んだ男だ。死んだと見せかけて、生きていた男だ」、「不死身の男だ」と評している。
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