ひよ恋(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ひよ恋』は雪丸もえによる学園恋愛漫画であり、少女漫画雑誌『りぼん』で連載されていた。主人公の西山ひよりは人見知りで、中学生までは友達が幼馴染しかおらず、高校に上がっても登校初日は緊張していた。しかし隣の席の広瀬結心はひよりと反対の性格で、みんなの人気者である。ひよりは結心に勇気づけられることが多くなり、いつしか好きになっていた。臆病なひよりが変わろうとする成長も見られ、読者からは「応援したくなる」という声が寄せられた。最終巻では累計300万部を突破するほどの人気ぶりだ。

妃の通う高校、セントセリーヌ女学園を略して「セリ女」と呼んでいる。

ライバル

ひよりが結心を好きであることを、礼奈に指摘されると「結心を好きである者同士、仲間」と言う意味で「諦めないよね!仲間だね!」と言った。礼奈は「『仲間』と書いて『ライバル』と読むから!」とひよりのことを応援する意味でとらえていた。

『ひよ恋』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

広瀬結心「コレ結心論」

結心が自分のポジティブ思考をひよりに伝える。

ひよりの登校初日、緊張で顔がこわばっていたひよりに、「とりあえず笑っときゃなんかいいことあるぞ。コレ結心論」と独自のポジティブ思考をひよりに伝えた。

西山ひより「広瀬君に似合う人になりたかったの」

文化祭実行委員に選ばれたひよりは、「頑張って成功させたい」という思いでコウ君と協力して準備を進めていた。コウ君と話す時間が増えていくにつれて、結心がひよりにやきもちを妬いていることにも気づかなかった。やきもちを妬かれていることを礼奈に指摘されると、誤解を解くために結心とゆっくり話す時間を作った。資料室にいた結心の元へ行くと、結心とあまり話す時間を取れておらず、心配させたことを謝った。でも、実行委員で頑張って、クラスの雰囲気を盛り上げられるようになりたかった。「広瀬君に似合う人になりたかったの」と正直な思いを伝えた。

広瀬結心「2人で一緒に夢叶えよう!」

3年生の受験シーズンに入ると、ひよりも、結心もお互い勉強が忙しくて話す時間が少なくなっていた。結心は自分が志望校の合格ラインにギリギリであることを知っていたため、「不合格だったらカッコ悪い」と思って、勉強に焦りがあるところをひよりに見せたくなかった。しかし、冬になって、みったんから「一緒にいるだけで心強いものよ」とひよりのコミュニケーションをもう少し取るようにアドバイスする。「すぐにひよりんに会いたい」と思い、探しに行ったとき、ちょうど廊下からひよりが中庭を歩いているところを見かけた。その時、「2人で一緒に夢叶えよう!」と元気づけた。

『ひよ恋』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

田中君の素顔は実はイケメン

田中君は常にメガネをかけており、その素顔は誰も見たことがないことから謎に包まれていた。しかし、3年生の体育祭でリレー競技が始まった時、田中君が他走者とぶつかってメガネが取れてしまうハプニングが起きた。その素顔はすぐ隣を走っていた結心しか見ることができなかった。後から他のクラスメートが「メガネの下どうなって!?」」と聞くと「超絶イケメン」と絶賛していた。

りっちゃんは恋愛に不器用だった

高校に入って初めてコウ君のことを好きになったが、それ以前は恋愛に関して不器用だった。人見知りすることもなかったため、男子ともよく話していたが、「好き」という感情が生まれたことはない。しかし、りっちゃんが気付いていないだけで、意外とりっちゃんを好きな男子は多いのだった。

妃と田中君が婚約する

最終回の番外編では、ひよりたちが卒業したあとの大学3年生姿が描かれた。そこで出てきた妃は婚約指輪を見せながら「私婚約したの」と話した。みんなが相手を尋ねると、「出身がこの辺で、年も同じよ。田中さんっいういう人よ」と妃は答えた。写真があったわけではないが、田中君の可能性が高いと考察されている。

『ひよ恋』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):野水いおり「MICRO DISTANCE」

プロダクション・エース演技研究所出身の女性声優・野水いおりが歌う『ひよ恋』のOP。野水いおりのかわいらしい声で歌い上げたポップな楽曲になっている。

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