不機嫌なモノノケ庵(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『不機嫌なモノノケ庵』とは、ワザワキリのマンガ作品であり、2016年にテレビアニメ化された。
主人公である芦屋花繪(あしやはなえ)は妖怪など全く信じていなかったが、ある日突然、妖怪に憑かれてしまう。それをきっかけに安倍春齋(あべのはるいつき)と出会い、妖怪祓いの仕事をすることに。仕方なく始めた妖怪祓いだったが、次第に妖怪への理解を深めていくのであった。
コウラ
隠世(かくりよ)にある薬屋「亀薬堂(きやくどう)」の主。妖怪。薬おたくで安倍の目を薬にしたいと思っている。さらに、初対面である芦屋にも両耳セットで売ってほしいと所望した。
シズク
亀薬堂(きやくどう)の奉公人で立法(りっぽう)の妹。安倍から「主バカ」と言われるほどコウラを慕っている。コウラにいい薬になると言われた安倍や芦屋に対して、「目が消えてなくなればいい」「自分の方がいい薬になるのに」と猟奇的な嫉妬心を抱く。
立法(りっぽう)
隠世(かくりよ)を統制している3人の権力者の1人でシズクの兄。安倍の上司にあたり、隠世(かくりよ)のルールを作る権限を持っている。物怪庵(もののけあん)の主である安倍は、隠世の法律には縛られないが立法から直に下された法律は守らなければならない。もし破った場合は罰が下されるのである。