東京ミュウミュウ(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

吉田玲子原作、征海未亜作画による漫画作品およびそれを原作としたアニメ作品。絶滅危惧種動物の遺伝子と合体した少女たちが変身し、強大な敵と戦う。女の子特有の、恋の悩みや敵との関わりなど子供向けアニメとしては深い内容となっている。それぞれの動物に即した衣装やアイテムに当時の子供たちは夢中となった。また当時連載していた雑誌「なかよし」が60周年となった時、再度注目されるなど幅広い年齢に愛されている。

黄歩鈴(CV望月久代)

歩鈴が変身し、ミュウプリンとなった姿

最年少で小学六年生。在日中国人で名前の読みは「フォン・プリン」。元気一杯でやんちゃ。無邪気なため、わりと誰とでも仲良くなれる。体がとても身軽で大道芸が得意。仲間になるまでは動物園などで芸を見せ、おひねりをもらっていた。お金が大好き。家事も得意だが、皿回しなどするのでよく皿を割っている。実家に伝わる惚れ薬や眠りの香などを持ち歩いている。
ゴールデンライオンタマリンの遺伝子が入ったミュウプリンに変身する。元が身軽なため、戦闘時もかなり身軽。

藤原ざくろ(CV野田順子)

ざくろが変身し、ミュウザクロとなった姿

最年長で中学三年生。冷徹な性格で人付き合いに関しては淡白という、いわゆる一匹狼。仲間になってからは、頼れるお姉さんになる。口調も年齢の割に大人びている。カリスマモデルをしていて、6ヶ国語を話すことができる。ミュウミュウの中では一番の美貌とプロポーションを持っているため、彼女たちからは憧れられている。勘が鋭く洞察力に優れている。虫が苦手。
ハイイロオオカミの遺伝子が入ったミュウザクロに変身する。高い戦闘力を持つ。

周囲の人間

白金稜(CV遠近孝一)

ミュウミュウを束ねるリーダー。お金持ちで、圭一郎とともにキメラアニマに対抗するための研究をしていた。頭がいい。いちごをからかうなど、少し子供じみた部分も見られる。

赤坂圭一郎(CV緑川光)

稜とともにいる助手。稜とともにキメラアニマに対抗するための研究をしていた。穏やかな性格で女たらしのような一面がある。おかし作りが得意。

青山雅也(CV緒方恵美)

いちごの同級生で中学一年生。いちごの恋する相手。剣道部のエースで、たくさんの女子から人気を集めている。心優しい性格で、周りから好かれやすい。

キッシュ(CV坂口大助)

かつて地球に高度な文明を築いていた種族、エイリアンの一人。かなりのサディスト。いちごに歪んだ愛情を抱いている。独占欲が強く、いちごが自分の敵であること、自分の想いに答えてくれないことなどから激しい憎悪も抱いている。何度かいちごを自分の方にひき入れようとするが、その度に失敗している。他のエイリアンがいちごを攻撃すると、それを阻止するなど精神が不安定な部分が見られる。

タルト(CV浅井清己)

u_cb7503
u_cb7503
@u_cb7503

Related Articles関連記事

東京ミュウミュウの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

東京ミュウミュウの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『東京ミュウミュウ』とは、『なかよし』で連載されていた少女漫画で、アニメ化もされている作品だ。主人公の桃宮いちごを始めとする5人の女の子たちが、絶滅危惧種の動物の力を持つ戦士である『ミュウミュウ』に変身し、宇宙から東京の街へとやってきたキメラアニマと呼ばれる怪物から日々街を守っている。 戦う女の子たちのかわいらしくもカッコイイセリフの数々が、当時の読者である女の子や女性たちに勇気や感動を与えた。今回は、そんな『東京ミュウミュウ』に登場する名言や名セリフを紹介する。

Read Article

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコのネタバレ解説・考察まとめ

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコのネタバレ解説・考察まとめ

『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』とは、2021年11月に公開されたすみっコたちと魔法使いの5人きょうだいとの夢と魔法の物語。サンエックス株式会社の人気キャラクター『すみっコぐらし』の劇場アニメ第2弾である。前作に続き、井ノ原快彦と本上まなみがナレーションを担当した。「5年に1度おとずれる、青い大満月の夜。魔法使いたちが町にやってきて、夢をかなえてくれる」という伝説は本当だった。すみっコたちが暮らす街を舞台に、夢と魔法が描かれた心温まる作品。

Read Article

彩雲国物語(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

彩雲国物語(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『彩雲国物語』とは、雪乃紗衣によるライトノベル及びそれを基にした漫画・アニメ品である。原作は角川ビーンズ文庫より2003年10月から刊行されており、2006年4月からアニメ放送が開始された。またライトノベルの挿絵を担当していた由羅カイリにより、2005年7月から漫画の連載も始まっている。「彩雲国」という架空の国で、「官吏になりたい」という夢を抱く紅秀麗がその願いを実現させ、様々な困難を乗り越えていく中華風ファンタジー作品である。

Read Article

目次 - Contents