トラウマ確実だけど深い意味を持った合唱曲まとめ!「消えた八月」など

ここでは学生の合唱コンクールなどで聞くこともある、「怖い合唱曲」を紹介する。交通事故の怖さを描いた「チコタン」や、原爆の恐ろしさを語る「消えた八月」など、ショッキングだが大切なメッセージの込められた曲が多い。

●「日曜日」~ひとりぼっちの祈り~

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交通事故を内容としており、交通事故で両親を亡くした遺児(チコタンとは逆に加害者側視点)の目線から歌唱される。

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チコタンの作詞歌と作曲歌が製作した作品です。チコタンとは打って変わって1番から最後まで、暗く悲しい内容になっています。

この曲も『チコタン』に引き続き、1970年の芸術祭優秀賞を受賞

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チコタンにも言えますが、あまりの暗い内容から、「子供に歌わせるべきではない」との意見もあります。

「日曜日」ひとりぼっちの祈り

●山に祈る

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陽一君の遭難を、同君の残した日誌と、 同君の母親の手記によって一遍の合唱組曲につくる企画を立て、作詞作曲を清水脩氏に依頼

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昭和34年。登山での遭難者が後を絶たなかったため、警察が遭難者の遺族たちの手記を集めた小冊子「山に祈る」を発行。それを曲にして、多くの人に登山の危険性を伝えようとしました。

主人公の元気な姿から死にいたる筋に合わせて、明るい曲調から次第に暗い曲調へと移ってゆくようにした。

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「山に祈る」では、上智大学山岳部の飯塚陽一が残した最後の手記をもとに作られています。曲の中でお母さん役の人が最後の手記を朗読するのですが、胸を締め付けられます。

男声合唱の楽しみ 42 清水脩『山に祈る』より「お母さん、ごめんなさい」

山に祈るはFullだと30分以上あるので、ラストの暗いところをこのページには載せておきました。

●しゅうりりえんえん (ゆうきすいぎん)(有機水銀)

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1953年、熊本県水俣市で水俣病という病気が発症、蔓延します。日本史上に残る四大公害の1つ

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症状は、四肢末端優位の感覚障害、運動失調、求心性視野狭窄、聴力障害、平衡機能障害、言語障害、手足の震え等。最悪の場合は狂騒状態から意識不明。または死に至ってしまいます。

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