タイムボカン(タツノコプロ)のネタバレ解説・考察まとめ

タツノコプロによるギャグアニメシリーズの記念すべき第一作目。ギャグだけでなくタイムトラベルというSF要素、三悪という憎めない悪役等で人気に火が付き、『ヤッターマン』などの後続作品を生み出すこととなったアニメです。2016年10月より、リメイク作『タイムボカン24』が放送。まさに時を超えて愛される作品。1975年10月から1976年12月まで放送されました。

ツブヤッキー

アクダーマ一味のメカ担当。スマホのようなものでよく呟いています。公式サイトによれば「JKのフォロワーが沢山いる」(本人談)とか。語尾に「なう」をつけることもあります。ビマージョから指示を受けた時は、後述のスズッキー共々お尻を(服の上から)掻く真似をして「リョウカイカ~イ」というのがお決まり。旧作では自分たちでメカを作っていましたが、今回はその場にある物をスキャンし、メカに変換します。第7話ではやたら海賊に対して興奮していました。担当声優は平田広明氏。『ONE PIECE』サンジ役や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのキャプテン・ジャック・スパロウの吹き替え役など海賊の役をこなしているのでその関係と思われます。

スズッキー

アクダーマ一味の怪力男担当。新入社員らしく、ツブヤッキーを先輩と呼んでいます。まだアクダーマネームはもらえていないようで、「早くアクダーマネームがほしい」と泣いてました。本名は鈴木さん。

オヤダーマ

出典: ameblo.jp

「おしおきだべぇ~!」

三悪の親玉にしてヒストリーパラダイス社の社長。三悪の親玉の常で、毎回お仕置きをします。声、頭部共に『ヤッターマン』のドクロベエを彷彿とさせるキャラですが、体は普通の人間の模様。声の担当は物まねタレントのホリ氏。ドクロベエを演じていた滝口順平氏が2011年に亡くなったため、『夜ノヤッターマン』でドクロベエ役を務めたことからの起用のようです。正体はカレンの彼氏のようですが、語尾に「ダーマ」とつけたことから「私の彼氏はそんな変な喋り方をしない」と撃退されました。ダイナモンドを集め、歴史を自分の好きなようにするつもりだった模様。

ボカンナレ

「説明しよう!」と威勢のいい掛け声でナレーション、説明をしてくれます。「説明になってない」など、トキオにツッコまれることもしばしば。

カレンの彼氏

旧作の木江田博士のポジションですが、カレンとは恋人関係。ただ「エア彼氏(実在していない)じゃないか」と勘繰られることもしばしばありました。アクダーマのボス、オヤダーマとしてダイナモンドを集めていましたが、詳しい目的は不明。ビマージョの反応からするに、イケメンのご様子。

『タイムボカン24』の未来的要素と昭和アニメ風要素

所々に『タイムボカン』シリーズ的な要素が垣間見られます。

・出動時、トキオの腕にはめられたマシンが「スクランブル」と未来的な要素を醸しつつ、「エンジンブルブルフル回転!」とのトキオの叫びが昭和風。

・アクダーマメカの爆発の描写がCGや平成のデジタル作画風ではなく、昭和のアニメ風。

新旧『タイムボカン』OPで時代を感じよう

元祖『タイムボカン』OP

『タイムボカン24』OP

『タイムボカン24』を更にリニューアル!『タイムボカン24・逆襲の三悪人』

出典: mantan-web.jp

2017年10月より放送開始された第二期『タイムボカン24』。キャラクター設定はほぼそのままに、こちらではトンデモすぎる真歴史ではなく、「教科書よりもためになる歴史」を学ぶ造りになっています。内容は偉人やその人物にまつわるトリビアを知るものとなっており、タイトル通り三悪人が偉人からダイナモンドを集めようとするのでした。尚、第一期最終話に設計図だけで登場したドタバッタンが本格的に戦線に参加。

流れとしてはアクダーマがオヤダーマの指令であらゆる時代の偉人に接触、ダイナモンドを譲り受けようとしますが、そこにトキオ、カレンが乱入しダイナモンドを巡る争奪戦の果てメカ戦に至るのが基本のパターンです。決め台詞は以下の通り。

三悪人「だれだれだ~れ?」(偉人の説明を受ける時)
三悪人「見~つけちゃった!」(偉人と接触した時)
トキオ&カレン「そのまま、今のままでいられると思ってるの!?俺たち、私たち、主役抜きで!」

新キャラクター

司令官、ピコボー、ペラリーノが退場し、新たに美麗とO-3が登場しています。

美麗司令官

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