『ヒトラー暗殺、13分の誤算』とは、2015年に公開されたドイツの映画。第二次世界大戦前夜のドイツを舞台に、ナチス政権に対して単独で反抗し、アドルフ・ヒトラーの暗殺を企てた実在の人物、ゲオルク・エルザーの生涯とその動機を描いた伝記映画である。1939年、ミュンヘンで発生したヒトラー暗殺を狙った爆破事件は、ヒトラーが13分早く退出したため失敗に終わる。本作はこの誤差が生んだ歴史の分岐点を軸に、犯人であるエルザーの信念と孤独な闘い、逮捕後の尋問を通じて見えた過去の出来事を描く。
ハインリヒ・ミュラー
画像右側の男性がミュラー
演: ヨハン・フォン・ビューロー
日本語吹き替え:滝知史
秘密警察(ゲシュタポ)の局長。第二次世界大戦中にはホロコーストの主導などを行った軍人で、イギリスとの関与を疑うヒトラーからの命令でゲオルクの尋問を担当した。最終的には、連合軍の進攻による混乱に乗じてゲオルクを処刑することを独断で決定した。
その他
エーリヒ
演:ルーディガー・クリンク
エリザの夫で、ドイツ共産党員の男。非常に粗暴で卑劣な人間性をしており、酒を飲んではエルザに暴力をふるっていた。
マリア・エルザー
演:コルネリア・コンドゲン
ゲオルクの母。飲んだくれの夫であるルートヴィヒが勝手に土地を売ったことに思い悩み、ひとり立ちしてミュンヘンで働いていたゲオルクを呼び戻した。
ルートヴィヒ・エルザー
演:マーティン・マリア・アーブラム
ゲオルクの父。飲んだくれで仕事も長続きせず、妻子に迷惑をかけている。
フランツ・クサーヴァー・レヒナー
演:ミヒャエル・クランツ
ゲオルクが収容されていたダッハウ強制収容所の看守。
『ヒトラー暗殺、13分の誤算』(映画)の用語
ヒトラー暗殺未遂事件
1939年11月8日、演説中のヒトラーを狙い、ゲオルク・エルザーが起こした暗殺未遂事件。演説の会場となったビアホール「ビュルガー・ブロイケラー」を爆破するという計画だったが、演説を予定より13分早く切り上げていたためヒトラーは難を逃れている。結果として暗殺は失敗し、罪のない人物8人が死亡するという結果となった。
ドイツ共産党
1918年のドイツ革命の流れで誕生した政党で、社会主義・共産主義の実現を目指していた左派勢力。労働者の権利拡大や資本主義の打倒を掲げており、ナチスとは真っ向から対立していた。
ナチス政権成立後は弾圧され、非合法化。多くの党員が逮捕・収容所送りになっている。
ナチス
アドルフ・ヒトラーが率いた極右政党で、正式には国家社会主義ドイツ労働者党と呼ばれる。強烈なナショナリズムと独裁体制、そしてユダヤ人に対する差別をはじめ、強烈な選民思想を持つことを特徴としている。
1933年に政権を掌握すると、瞬く間に民主主義を廃止して独裁国家を築き、共産党をはじめとする反対勢力も徹底的に排除。国民への言論統制や秘密警察による監視を行った。
ゲシュタポ
ナチス政権における秘密警察で、本編中ではネーベやミュラーが属する。主に反ナチス体制派の摘発や拷問、尋問を担当した組織。ヒトラーが敷いた密告社会の象徴のような存在で、本編内ではゲオルクに対する尋問シーンで主に登場。心身共に過酷な拷問を加えた。
『ヒトラー暗殺、13分の誤算』(映画)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
胸に来る拷問シーンや迫りくるナチスの魔の手の描写
取り調べで拷問を受けるゲオルク
目次 - Contents
- 『ヒトラー暗殺、13分の誤算』(映画)の概要
- 『ヒトラー暗殺、13分の誤算』(映画)のあらすじ・ストーリー
- ヒトラー暗殺未遂事件の発生
- ゲオルクとエルザの出会い
- ゲオルクの最期
- 『ヒトラー暗殺、13分の誤算』(映画)の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ゲオルク・エルザー
- エルザ
- ナチス・ドイツ関係者
- アドルフ・ヒトラー
- アルトゥール・ネーベ
- ハインリヒ・ミュラー
- その他
- エーリヒ
- マリア・エルザー
- ルートヴィヒ・エルザー
- フランツ・クサーヴァー・レヒナー
- 『ヒトラー暗殺、13分の誤算』(映画)の用語
- ヒトラー暗殺未遂事件
- ドイツ共産党
- ナチス
- ゲシュタポ
- 『ヒトラー暗殺、13分の誤算』(映画)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 胸に来る拷問シーンや迫りくるナチスの魔の手の描写
- 『ヒトラー暗殺、13分の誤算』(映画)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 本作と史実との相違点
- ゲオルクを尋問した人物の違い
- 自白の影にあった家族の強制連行
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