ご褒美の姿。『メトロイド』サムスのED

メトロイドの主人公、サムスの中身は女性だった!……なんていうのは、スマブラ効果もあって今や有名。
そのため、今回はFCから続くサムスの中の人の変遷を追います。

初代『メトロイド』のサムス

伝説の一作目。FCのメトロイドです。
古臭いグラフィックですが、基本が完成しきっている名作。このドットも味があります。

そして、これが初代EDのサムスです。
評価によってED時の姿が変わるというのも、初代から実装されていた機能。高評価を取れば取るほどサムスが脱ぐというのは、SF好きな男の子の、裏の部分を掴んできています。

グラフィック向上『スーパーメトロイド』

SFCに舞台を移したことで様々な場面がパワーアップ。
特にグラフィックはぐっと良くなっています。こうなると、EDのサムスにも期待がかかりますね!

というわけで最高EDのサムス。やはり豪勢な脱ぎっぷりです。しかし、体は筋肉質ですね。
まああれだけの戦場をくぐり抜ければそうもなりましょう。ちなみに、スーパーメトロイドではやられた時にも一瞬だけ、脱いだサムスを確認できます。
以下がそれ。

GBAでさらに美しく!『メトロイドフュージョン』・『ゼロミッション』

まずはメトロイドフュージョン。GBA一作目で、スーパーメトロイドよりさらにグラフィックなどパワーアップしています。

そのハード性能もあってか。このような一枚絵がゲーム中にどんどん挿し込まれるのも特徴。
この仕様はゼロミッションにも搭載されていて、ゲームを盛り上げてくれます。
というわけで、マルチEDでも一枚絵が採用されています。それでは、どうぞ。

というわけでED絵まとめ。水着のような服装から、アンダースーツと言った風に変わっていますね。
ドットではなく絵ということもあり、その美しさは一目瞭然。筋肉質だったSFC版よりも、しなやかで女性的な肉体美へと変わっていますね。
ちなみに私は初回左上の最低スコアでした……

そしてゼロミッションへ。初代のリメイク+追加要素、といった風で、公式ゲームでははじめて、生身のサムス、いわゆるゼロスーツサムスが操作できるゲームです。操作可能の時の一枚絵、サムスのおしりは必見。

というわけでED。一枚絵が採用されています。ちょっとしたグラビアのようですね。
近年のゼロスーツサムスは、このゼロミッションのサムスが元になっています。今までではロングでしたが、ポニーテールなのはやはりあのヘルメットに収めるためなのでしょう。しかし……任天堂は(表向き)子供向けにこういうのをぶっこんでくるから怖いですね。

その後……

上記ゼロミッションで、ゼロスーツサムスを売りにして以降、それが受けたためかサムスの露出は増えていきます。メトロイド自体もFPSシューティングへと変化。そのためか、EDでのおまけ要素もあまり目立つものではありません。
スマブラでも、ゼロスーツサムスはデフォルトで使えるぐらいです。それはそれでいいのですが、生身のサムスはやはり頑張った後のご褒美であってほしかったような気もします。
というわけで、EDでのサムスの姿でした。

水野忠邦
水野忠邦
@toriiyouzou

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『メトロイド フュージョン』とは、2002年にゲームボーイアドバンスで発売された2Dアクションゲーム。『メトロイド』シリーズの第4作目である。日本よりも海外で先に発売され、日本では2003年に発売された。物語の主人公サムス・アランを操作し、宇宙空間に浮かぶ巨大な研究施設を舞台に戦いを繰り広げる。危険な寄生生命体「X」が施設内で増殖し、様々なトラブルを発生させる。Xに唯一対抗できる人間であるサムスは、コンピュータの指示の下で施設で起きた事故の調査を行い、最終的にXを根絶させることを目指す。

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