
ヴィンセントが教えてくれたこと(St. Vincent)とは、2014年に公開されたアメリカのコメディドラマ映画。2014年のトロント国際映画祭で「最優秀ピープルズ・チョイス・アワード」の次点に選出され、初公開された。監督と脚本を担当したセオドア・メルフィは、本作が劇場公開映画のデビュー作である。1日をバーや競馬場へ通って過ごす借金まみれの老人と、隣人のシングルマザー親子との心の交流を描く。
ブラザー・ジェラティ(演:クリス・オダウド)

日本語吹き替え:斎藤寛仁
オリヴァーが転校した「聖パトリック小学校」の教師で、教会の神父。子供たちに「身近な聖人」というテーマの発表課題を出した。
アナ(演:キンバリー・クイン)

介護施設「サニーサイド」の看護師。サンディを見舞い、洗濯物を取りに来るヴィンセントを気にかけている。
サンディ(演:ドナ・ミッチェル)

ヴィンセントの最愛の妻。アルツハイマー型認知症で、時折夫の名前は思い出すものの目の前にいる人物を認識できない。「サニーサイド」に入所している。
ズッコ(演:テレンス・ハワード)

画像右がズッコ
競馬場でギャンブラー向けに借金の仲介を行っている人物。
ロバート・オシンスキー(演:ダリオ・バロッソ)

日本語吹き替え:村瀬歩
プエルトリコ系ポーランド人の大柄な少年。オリヴァーの同級生。ひ弱なオリヴァーをいじめていたが、彼に反撃されてからは態度を改めてよい友人関係を築いている。
ロジャー(演:レイ・ヤンニチェッリ)
日本語吹き替え:さかき孝輔
ヴィンセントが通いつめるバーの老店主。彼の飲酒量を心配していつも忠告しているが、なかなか聞き入れられずにいる。
デヴィッド(演:スコット・アドシット)
マギーの別居中の夫。弁護士。自らの浮気が原因で妻子に逃げられたにも関わらず、マギーと親権を争おうとして裁判を起こす。
テリー(演:ネイト・コードリー)
銀行の窓口担当者。自宅を担保にして融資を申し込んでいるヴィンセントに、限度額を超えてしまっていることを告知した。
ミッチェル(演:レニー・ヴェニート)
「聖パトリック小学校」の体育教師。
シャーリー(演:アン・ダウド)
目次 - Contents
- 『ヴィンセントが教えてくれたこと』(St. Vincent)の概要
- 『ヴィンセントが教えてくれたこと』(St. Vincent)のあらすじ・ストーリー
- 地域のダメオヤジと母子の出会い
- オリヴァーとの友情
- ヴィンセントの危機
- 「聖人」の定義
- 『ヴィンセントが教えてくれたこと』(St. Vincent)の登場人物・キャラクター
- ヴィンセント・マッケンナ(演:ビル・マーレイ)
- マギー・ブロンスタイン(演:メリッサ・マッカーシー)
- オリヴァー・ブロンスタイン(演:ジェイデン・リーバハー)
- ダカ・パリモヴァ(演:ナオミ・ワッツ)
- ブラザー・ジェラティ(演:クリス・オダウド)
- アナ(演:キンバリー・クイン)
- サンディ(演:ドナ・ミッチェル)
- ズッコ(演:テレンス・ハワード)
- ロバート・オシンスキー(演:ダリオ・バロッソ)
- ロジャー(演:レイ・ヤンニチェッリ)
- デヴィッド(演:スコット・アドシット)
- テリー(演:ネイト・コードリー)
- ミッチェル(演:レニー・ヴェニート)
- シャーリー(演:アン・ダウド)
- ガス(演:レグ・E・キャシー)
- リンダ(演:ディードル・オコンネル)
- 『ヴィンセントが教えてくれたこと』(St. Vincent)の用語
- 聖パトリック小学校
- サニーサイド
- 聖人
- 『ヴィンセントが教えてくれたこと』(St. Vincent)の名言・名セリフ/名場面・名シーン
- オリヴァーからヴィンセントへのメダル授与
- エンドロールで歌うヴィンセント
- 『ヴィンセントが教えてくれたこと』(St. Vincent)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 猫のフェリックスへの接し方で示唆されていたヴィンセントの「聖人」ぶり