『ギヴァー 記憶を注ぐ者』(The Giver)とは、2014年にアメリカで制作されたSF映画。ロイス・ローリーによる児童文学『ザ・ギバー 記憶を伝えるもの』を原作とし、実写映画化した作品である。ジェフ・ブリッジズやメリル・ストリープといった往年の名優たちや、大ヒット歌手のテイラー・スウィフトを起用したことでも話題となった。感情や自由の一切を制御された社会で生きる1人の若者が、「人類の記憶」を受け継ぐ運命を背負い、人間というもののありかたを考え、感情を取り戻していく姿を描く。
画像手前がアッシャー
ジョナスの友人。ドローンのパイロットの職に就いており、コミュニティの外の世界のことをジョナスに教えてくれる。彼がゲイブを連れて外に逃げ出した際、長老から殺害を命じられるが、故意に逃がして「処分した」と嘘をついて助けている。
ジョナスの家族
ジョナスの父(演:アレクサンダー・スカルスガルド)
日本語吹き替え:大隈健太
家族ユニットにおけるジョナスの父。養育センターの担当官で、自身が担当する新生児のゲイブを連れ帰ってくる。長老の命で赤子を「解放」する処置を行っているが、薬のせいで罪悪感などの感情は持ち合わせていない。
ジョナスの母(演:ケイティ・ホームズ)
日本語吹き替え:まつだ志緒理
家族ユニットにおけるジョナスの母。法の執行官の仕事に就いており、父に「自分を愛しているか」と尋ねたジョナスを叱責した。
リリー(演:エマ・トレンブレイ)
ジョナスの妹。まだ幼く、感情抑制剤を投与されていないため、他の住人たちと比べると少しだけ感情表現が豊か。
ゲイブ(演:アレクサンダー・ジリングス/ジェームズ・ジリングス)
ジョナスに抱かれている赤ん坊がゲイブ
養育担当官であるジョナスの父が担当している新生児。ジョナスの家で養育されることになり、彼の心の支えとなった。体の発達が未熟であることから「解放」されることが決まるが、それを知ったジョナスによってコミュニティの外へ連れ出される。
コミュニティの住人たち
首席長老(演:メリル・ストリープ)
コミュニティ全体を統治している長。人類が過去に犯してきた過ちの数々から、「自由や感情は不要なもの」と考えており、住人達には薬を飲ませて感情を封じ、徹底的な管理下に置いている。
ローズマリー(演:テイラー・スウィフト)
日本語吹き替え:三木美
先代のレシーヴァー。10年前に謎の失踪を遂げ、命を落としている。ギヴァーの娘。
『ギヴァー 記憶を注ぐ者』(The Giver)の用語
ギヴァー
ギヴァー(左)とレシーヴァー(右)の記憶の伝達
コミュニティの中で、人類の歴史や記録、記憶、感情などを、次世代から選出される「レシーヴァー」に伝える役割を持つ人物。
レシーヴァー
目次 - Contents
- 『ギヴァー 記憶を注ぐ者』(The Giver)の概要
- 『ギヴァー 記憶を注ぐ者』(The Giver)のあらすじ・ストーリー
- 記憶を持たない未来社会の人々
- 訓練と秘密の地図
- ジョナスの決意
- 色づいた世界
- 『ギヴァー 記憶を注ぐ者』(The Giver)の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ジョナス(演:ブレントン・スウェイツ)
- ギヴァー(演:ジェフ・ブリッジス)
- ジョナスの友人
- フィオナ(演:オディア・ラッシュ)
- アッシャー(演:キャメロン・モナハン)
- ジョナスの家族
- ジョナスの父(演:アレクサンダー・スカルスガルド)
- ジョナスの母(演:ケイティ・ホームズ)
- リリー(演:エマ・トレンブレイ)
- ゲイブ(演:アレクサンダー・ジリングス/ジェームズ・ジリングス)
- コミュニティの住人たち
- 首席長老(演:メリル・ストリープ)
- ローズマリー(演:テイラー・スウィフト)
- 『ギヴァー 記憶を注ぐ者』(The Giver)の用語
- ギヴァー
- レシーヴァー
- コミュニティ
- 家族ユニット
- 解放
- 『ギヴァー 記憶を注ぐ者』(The Giver)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ジョナスとフィオナのキスシーン
- コミュニティの住人たちが涙を流すラストシーン
- 『ギヴァー 記憶を注ぐ者』(The Giver)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 感情を知るごとに世界がモノクロからカラーへと変化する描写が秀逸
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