04 Limited Sazabys(フォーリミテッドサザビーズ)の徹底解説まとめ

04 Limited Sazabysは名古屋出身の4ピースロックバンド。愛称はフォーリミ。メンバーはGEN(Vo/Ba)、HIROKAZ(Gt)、RYU-TA(Gt/Cho)、KOUHEI(Dr/Cho)。自身主催の野外フェス"YON FES"を2016年より毎年開催するなど躍進を続けており、ギターの音色を中心とする音楽であるメロコア(メロディック・ハードコア)が特徴。GENのハイトーンボイスや疾走感あるメロディー、ライブパフォーマンスが魅力で、若者を中心に熱狂的ファンも多い。

Terminal

「終わり」、「終着点」を意味する「Terminal」は”最低な世界のまんまじゃ許されないから”というメッセージ性のある歌詞でスタートする。コロナの影響でライブの開催が軒並み中止となっていた状態から復帰となった『YON EXPO’20』の冒頭で歌われたり、ドキュメンタリー作品のタイトルともなっており、バンドにとってもファンにとっても大きな意味を持つ一曲。

04 Limited Sazabysの名言・発言

GEN「僕たちはバンドらしく生々しい音楽をやり続けたいなと。4つの音が鳴ってるミニマムなスタイルでぶれずに貫き通したいですね。」

メジャー3rdアルバム『SOIL』をリリースするにあたってのインタビューでの発言。『SOIL』という作品に対しての熱い気持ちを述べた後、今後はよりフォーリミらしい音楽を追い求めていくという受け止め方でいいですかと質問される。その答えとしてGENは「例えばデジタルな要素を入れる人たちもいるけど、僕たちはバンドらしく生々しい音楽をやり続けたいなと。4つの音が鳴ってるミニマムなスタイルでぶれずに貫き通したいですね。」と発言。アルバム『eureka』では大衆にうけるようなキャッチーな楽曲を意識していたことを明かした一方で自分たちらしさが少し欠けていたと語り、今後はより等身大で自分達らしい楽曲を作っていくという意思が感じられる。

GEN「今度はここまで得てきたものを一度捨てたい気持ちが生まれてきている。」

シングル『SEED』についてのインタビューでの発言。タイアップ曲も増え、いろんな人へ曲が届くようになったのではないかという質問に対して、GENは「一旦は目標にしてきた場所にも行けた。そうなると、今度はここまで得てきたものを一度捨てたい気持ちが生まれてきていて。知識とか、小手先の技術とか、手に入れたものを。」と発言。初心を取り戻したい気持ちがあるが、だからといって現実的に戻ることはできない、なら捨てていくしかない。そうしてありのままを表現していきたいという思いが伝わる言葉である。

GEN「自分自身に生まれ変われ!squall!」

ライブの定番曲ともいえる「squall」前のMCでの発言。2020年5月20日、ABEMAで放送された「おうちでメトロック」では「どうせみんな考えすぎてるんでしょ!勝手に先回りして、考えなくていい事まで考えちゃってるんでしょ!自分自身に生まれ変われ、Squall!!! 」とGENが発言し曲がスタートする。GENのライブMCには名言が多いとファンの間では有名であり、この点もフォーリミの魅力の1つと言える。

04 Limited Sazabysの裏話・小ネタ/エピソード・逸話

名前の由来は機動戦士ガンダムに登場するモビルスーツ「サザビー」から

04 Limited Sazabysというバンド名に対してボーカルのGENはTwitterのプロフィールで「長くて読みにくいバンド名に少し後悔をしている」と冗談交じりで語っている。
このバンド名になった由来はGENの「04 Limited ~」がいいという要望に加え、ガンダム好きだったことから「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場するモビルスーツ「サザビー」が合わさったことによって誕生した。

ボーカルGENの難聴発症から活動休止する予定だったがコロナによって事態が好転

GENの難聴が発覚したのは2019年。発症からは回復と悪化を繰り返しつつ、大型フェスの出演や先輩バンドとのイベントに誘われていたため、だましだましで活動を継続。そして『YON FES 2020』をもって回復に専念するためにいったん活動を休止する予定だった。しかしこの状況を変えたのは新型コロナウイルスであった。コロナによって『YON FES 2020』は中止となり、それに伴い偶然にも活動休止を公式に発表する必要なく療養期間を確保することができ、実質活動休止はなくなった。

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