普段と戦闘時のギャップが凄すぎる漫画、アニメのキャラ
能あるタカは何とやら、と言いますが、創作物においてもそうしたキャラはいるものです。普段はおとぼけていたりするけれど、戦闘や諜報のスキルに長けたキャラが。そうしたキャラをまとめてみました。
写楽保介(『三つ目がとおる』)
どちらかといえば二重人格的なキャラに属する「三つ目」系キャラです。
中学生だけど、色々と幼稚園児並み。無邪気でかわいい写楽君…ですが、額の絆創膏をはがすと、性格から何から一変!
知能がぐんと上がるだけでなく念力で相手を吹き飛ばすわ、超文明を復活させるわ、古代文字だって簡単に読めちゃうんです。肉弾戦ではそう大したことないでしょうが、その技術力や超能力だけで十分恐ろしい存在です、はい。でも普段がかわいい…。
ミケランジェロ(『ミュータント・タートルズ 2003年版』)
お調子者のピザ&ジャンクフード大好きっ子です。この2003年度版ではギャグ滑りまくっていた上、1つの話で3回も「ふざけるな」と怒られてましたが。スーパーヒーローに憧れてコスチューム作ったり、修行の最中ゲームに興じたりしてます。ウザカワ系でしょうか。
武術家ネズミのスプリンター先生の下、幼少期から武芸を学んでいたため、立派なマッチョ&ヌンチャク使いです。吹き替え版ではブルース・リーのような掛け声とともに敵を打ち倒していました。敵キャラに没収されていた武器が戻ってきた際、ヌンチャクに頬ずりしながら「おいらのベイビー、パパ寂びちかったよぉ」なんて言ってましたが。でも何でヌンチャクなんだろう…やっぱブルース・リーに憧れてたんでしょうか。
ドロロ兵長(『ケロロ軍曹』)
侵略目的で地球にやってきたものの、仲間とはぐれ拾われた忍者の村で過ごすうち「この星を守る」ことにしたカエル型宇宙人です。むしろかっこいい部類です。
「平和のために侵略する」とか言葉巧みに言われて時々会議に参加しますが、「平和的な作戦」には進んで参加しますし、「地球人にジュース売りつけよう!」となった時は「真心を入れた」お茶を作成。他にも「無農薬大豆から納豆作って無料で配る」「町を花でいっぱいにする」といった作戦を提案。超平和主義者ですね。
しかし母星では暗殺部隊に所属し、トップに君臨するほどの戦力を持っています。本気で戦う時などは「鬼式」と呼ばれる姿に変身。
どうやってくっついてるんだかわからない腰の刀はビームを跳ね返せるほどの強度がありますが、ドロロ自身「跳ね返せる角度」とかが分かっているのかもしれませんね。捨て鉢な宇宙人の若者を一喝するなど、時には厳しさも見せます。
「トラウマスイッチ」が入ると体育座りでケロロにされた子供時代のいじめ等を思い出していじけモードになったりもしますが、「異変」を察知するや警戒モードに。何ですかこの頼れる青いカエルは…。
新人(『ザ・ペンギンズ』)
かわいいふりして、平和を守るエージェント、それがペンギンズ。しかしこの「新人」は正真正銘の「かわいい奴」です。しかも、優しい。そのためか、動物をいびるような子供にも優しく接しようと皆を説得したり、『ルナコーン』という幼児向けアニメや紅茶が大好きだったりと、見た目にそぐわぬ可愛らしさ、純情ぶりです。逆恨みされて殺されかけても「友達になろう」の一言で許してあげるような子なんです。