発想に関心、バトルで熱中!一風変わったバトル漫画特集!
バトルものに数あれど、いや数が多いからこそ、中には「何か変わった」ものもあるんです。「何か変わってる」とおもったものを、独断で挙げていきます。
『仏ゾーン』と同一の作者による作品。バトル物と霊を足したもの。単なる除霊ではなく、どちらかと言えば能力バトルに近いかもしれません。最初は自分に様々な霊を憑依させていましたが、途中からその霊に関わりある物体の中に憑依させるという展開に。一口に霊と言っても幽霊だけでなく、妖怪、妖精といった類もいれば、天使、果ては神とされる存在までが登場。それらすべて持ち霊と呼ばれていました。
『結界師』
妖怪バトルモノです。主人公は代々続く「結界師」という妖怪退治の家系の出で、「正当継承者」。まず主人公たちの使う「術」が変わってます。
基本的にはこのように、「結界」と呼ばれる立方体のものに妖怪(妖と書いて「あやかし」と読む)を囲み、結界ごと潰して「滅し」ます。しかし、これはあくまで基本技。空中に結界を次々作って階段や足場として使ったり、物を押し上げたりもできますし、「結界」の名が示すイメージ通り防御にも使える優れものなのです。
不意打ちで頭部を攻撃もできますし。
囲めば必ず「滅することができる」わけではなく、妖が暴れて結界が安定せずに力技で破られてしまうことだってあります。そんな時には結界の形状を変えるのです。画像のように「研ぎ澄ませ」、細長い棒状の「結界」で貫いて動きを封じ、弱ったところを「滅する」こともあります。回を重ねるごとに色々な術、術者が登場し、ストーリーも複雑化していきます。どこかほかのバトルモノとは一線を画した印象です。
「何か一風変わってるな」と思ったバトル物でした。