MONGOL800(モンゴル800)の徹底解説まとめ

「MONGOL800」とは、日本のロックバンドである。1998年に沖縄で結成し、2001年9月にリリースしたアルバム『MESSAGE』が発売から7か月後のオリコンチャートで首位を獲得した。エレキギター、ベース、ドラムという3つの楽器しか使っておらず、演奏の構成は非常にシンプルだが、聞く人を退屈させない。デビュー以来、沖縄を活動の拠点としており、「小さな恋の歌」や「あなたに」をはじめとした名曲を数多く生み出し続けている。

「Love song」

アルバム『GOOD MORNING OKINAWA』に収録。MVも印象的な今のMONGOL800を代表する一曲となっている。

「琉球愛歌」

「琉球愛歌」

アルバム『MESSAGE』に収録されている「琉球愛歌」。

「矛盾の上に咲く花」

「矛盾の上に咲く花」

アルバム『MESSAGE』に収録されている「矛盾の上に咲く花」。

「神様」

「神様」

アルバム『eight-hundreds』に収録されている「神様」。

「himeyuri ~ひめゆりの詩~」

「himeyuri ~ひめゆりの詩~」

アルバム「People People」収録。
ひめゆりの塔をバックに流れるMVは、心打たれるものがある。彼らの曲から沖縄の歴史、今の問題、戦争の歴史に触れてみるといいかもしれない。その時、彼らの歌がより心に響くことだろう。MONGL800が初期の頃から伝え続けているメッセージが、彼らの曲を通して多くの人に伝わることを願う。

MONGOL800の名言・発言

MONGOL800「恒久平和への祈りを この「歌」に込めて」

MONGOL800は「himeyuri ~ひめゆりの詩~」について、以下のメッセージを寄せている。

「慰霊の日
沖縄の学校は公休日です。
幼いころより、どこで何をしていても
正午には戦没者への追悼の意を表し、1分間の黙祷を捧げるように
教えられました。

戦後70年…
今も変わらぬ沖縄の現実

恒久平和への祈りを この「歌」に込めて..
MONGOL800からのメッセージです。」

沖縄出身のMONGOL800には、沖縄についての曲がいくつかある。それらの歌には、沖縄の歴史、戦争の悲しさを語りついでいってほしいという、彼らの熱いメッセージが込められいる。
「himeyuri~ひめゆりの詩~」ではひめゆり学徒隊をテーマに、ほんの数十年前にあった沖縄での悲劇を歌詞に込めて歌われている。悲惨な出来事を知ってほしい、忘れないでほしい、また、今の日本の姿勢について改めて考えてほしいという、そんな彼らのメッセージが込められている。

MONGOL800の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

意味深だが特に深い意味はないバンド名

「MONGOL800」というバンド名の由来には、メンバーの清作が尊敬する横綱、朝青龍関の四股名からヒントを得たという説や、単純に語感が気に入ったなど諸説ある。しかし特に深い意味がないという。モンゴルやモンゴル人とは関係がなく、「800」という数値にも意味はない。

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@yoru_830598

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