相続者たち（韓国ドラマ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ヨンドはタンにウンサンが好きだと告げる。苛立ちながらその場を去るタン。しかし、再び戻ってウンサンを連れ出し、準備したキャンプカーで過ごす二人。
ウンサンは素直に「会いたかったの」と気持ちを伝えた。

12話 大切な人のために

ある日、タンは戸籍上の母ジスクに、「ラヘルとラヘルの母を夕食に誘いたいです」と言う。ジスクは了承し、夕食会がセッティングされる。
夕食会が始まるとタンは、実母のギエを連れてくる。そして、ラヘル親子、ナムユン会長、ジスクの前で自身の出生の秘密を明かした。

すべてを告白したタンは、ウンサンのもとに向かった。

13話 踏み出した先で

ウンサンは、自身を見て涙したタンを優しく抱きしめた。その後、クラスメイトのミョンスの作業場で、二人で一晩過ごす。
翌朝一緒に登校するウンサンとタン。タンは「勇気を出せ」と言いながら手を差し出し、ウンサンは受け入れて手を掴んだ。手を繋いで登校したため、二人の関係が校内に広まった。

帰宅したタンは父親に勘当され、お金も携帯電話もなくなってしまった。友人は誰も助けてくれず、兄ウォンが泊まっているホテルに泊めてもらった。

ある日、ヨンドはウンサンのバイト先を貸し切りにし、再びウンサンに思いを伝える。だが、「あなたの気持ちには応えられない」と振られてしまう。

14話 暴かれる正体

ラヘルはタンの出生の秘密を知っても、婚約を破棄する気はなかった。タンの実母ギエに近づくために行ったタンの家で、ウンサンが家政婦の娘であることを知る。
怒ったラヘルはウンサンの制服をゴミ箱に捨てた。それをタンに見られ、拒絶されてしまう。

ある日、チャニョンと恋人のボナは、チャニョンの勘違いで喧嘩してしまう。二人の仲直りのパーティーが開かれ、ラヘルはウンサンの正体をバラすために、ウンサンのバイト先のカフェにケータリングを注文する。
ウンサンはラヘルの思惑を知った上で、会場に向かった。タンはウンサンを守るために正体を隠そうとするが、ウンサンは覚悟を決めて自身の正体を明かした。
タンはそんなウンサンを、みんなの前で額にキスをした。

15話 王冠の重み

ラヘルの母から婚約解消を言い渡され、激怒するナムユン会長。タンを無理やり連れ戻し、ボディーガードの監視をつけ外出禁止にした。

ウンサンはナムユン会長に呼び出され、条件を突きつけられ別れるように言われる。ウンサンは覚悟を決めて、別れるためにタンの部屋に向かう。

16話 手にした力

タンの部屋でウンサンは久しぶりに二人で話した。タンは二人で過ごせる方法を探すと言い、ウンサンを抱きしめた。しかし、別れを決意しているウンサンは、タンに気づかれないようにひっそりと涙を流した。

翌日、タンはユン室長からウンサンの留学の件を聞かれ、ウンサンが去ることを知る。急いでウンサンのもとに向かい、自分の前から消え去ろうとしたことに怒った。その後、キム家の食事会があるため、彼女をヨンドに預けて去るタン。

キム家の食事会でナムユン会長は、ウォンを解任してユン室長を社長に昇進させると宣言した。ユン室長に裏切られたと思ったウォンだが、ユン室長は敵ではないとウォンを諭した。ウォンの解任のための株主総会が開かれるため、自身の味方を増やすために奔走するウォン。

株主総会当日、タンはウォンが手配してくれた家をウンサンに見せ、住むように言う。ウンサンは驚き涙した。そして、ウンサンは株主総会に行くタンを見送った。永遠の別れを覚悟して号泣し、ウンサンは母と姿を消した。

株主総会で、ウォンは解任されずに済む。その後、ナムユン会長はタンにウンサンがもう遠くへ行ったことを告げた。

17話 喪失の果てに

ウンサンが消えて悲しむタン。それでもヨンドやヒョジンなどの力を借り、ウンサンの居場所を突き止めた。すぐに向かいウンサンを見つけるが、声をかけられず遠くから見ていた。
タンは自分のせいで、ウンサンの人生を追い詰めていると感じていた。

ヨンドの父が経営するゼウスホテルに背任罪の疑惑があり捜査すると連絡が来る。そのことを知ったラヘルの母イ・エストは、婚約を解消したいと申し出た。

再びウンサンに会いに行ったタンだが、ウンサンに突き放されてしまう。ウンサンのことを諦めたタンの生活は荒れていった。

18話 小さな言い訳

ウンサンのもとにウォンがやってきた。タンの荒れた生活を心配し、ウンサンにタンのそばにいてくれないか、と説得しに来たのだった。ウンサンは受け入れ、タンのそばにいると約束する。そして、再び帝国高校に登校した。

一方、タンの実母ギエもナムユン会長と別れて、タンの母親として生きることを決意する。タンも了承し、行くあてのないギエを一時ヨンドのホテルに置いてもらうことになった。

ある日、タンの誕生日パーティーを開くことになった。タンはウンサンを恋人として公表するため、堂々とウンサンを連れてパーティー会場に現れた。

19話 しばしの平穏

堂々と現れた二人にナムユン会長は激怒するが、事実上二人を認める発言をする。高いハードルを超えた二人は、ギエの部屋に向かい一緒に誕生日を祝った。

やっと結ばれたタンとウンサン。ウンサンは元の家でまた暮らせることになった。そんな時、ナムユン会長が倒れ病院に運ばれる。そして、この機会に正妻ジスクは帝国グループを乗っ取ろうと動き始めた。

20話 歩み始めた道

ナムユン会長が危篤状態のため、経営権を決める株主総会が開かれることになる。役員のほとんどがジスク側だとわかり、タンたちは海外の株主たちに支援を求める。

その頃、ヨンドの父ドンウクが逮捕された。不安にかられるヨンドに、逮捕されたドンウクから「ルールを守れ。反則するな」とメッセージが届く。その後、ヨンドは反省していじめた相手に謝罪しに行く。そして、母の居場所を調べて、会いに行った。

株主総会では、僅差でタンたちが勝った。その終わりに病院から、ナムユン会長の手術をすぐに始めると連絡が入る。タンたちは病院に駆けつけ、手術の終わりを見守る。無事手術は成功した。ナムユン会長が意識を取り戻した頃、タンはウンサンを連れてお見舞いに行った。そこでナムユン会長はウンサンに優しく接してくれた。

様々な試練を乗り越えた二人。タンはウンサンに「自分の後ろで味方でいてくれないか」と告げ、無事結ばれた二人だった。

『相続者たち』の登場人物・キャラクター

主要人物