有吉弘行とは、日本のお笑いタレント、司会者である。1994年に「猿岩石」を結成し、『進め!電波少年』のヒッチハイク企画で一躍大ブレイクを果たすが、ブーム終息後に不遇の時代を過ごす。コンビ解散後の2007年、『アメトーーク!』で品川祐に「おしゃべりクソ野郎」と命名した「おしゃクソ事変」を機に、的確な観察眼による「あだ名命名」や毒舌芸で再ブレイクを果たした。過酷な下積み体験に裏打ちされたシビアな人生観を持ち、現実的でエッジの効いた名言・迷言を数多く残している。
有吉弘行の概要
有吉弘行(ありよし ひろいき)とは、日本のお笑いタレント、司会者である。1974年5月31日生まれ。広島県安芸郡熊野町出身である。
1993年にオール巨人への弟子入りを経て、1994年に地元の同級生である森脇和成とお笑いコンビ「猿岩石」を結成した。1996年にバラエティ番組『進め!電波少年』のユーラシア大陸横断ヒッチハイク企画で一躍大ブレイクを果たすが、ブームの終息とともに仕事が激減し、長年にわたる不遇の時代を過ごす。2004年のコンビ解散後はピン芸人へ転向し、『内村プロデュース』でのリアクション芸やモノマネで再起のきっかけを掴む。その後、2007年の『アメトーーク!』出演を機に、共演者への的確な「あだ名命名」や毒舌芸で再ブレイクを果たした。
芸風としては、バラエティ番組に特化した毒舌や辛口コメントを得意とし、著書を出版するほど独自のスタイルを確立している。また、劇的なブレイクと転落、そこからの復活劇という過酷な下積み体験に裏打ちされた独自の人生観を持っており、「『金は天下の回りもの』なんてよく言いますけど、ウソです。回らないです」や「バカなのに理屈っぽくしゃべるのやめたほうがいいよ」など、人生をシビアに捉えたさまざまな言葉を発している。
「人生は不安定で当たり前」
出典: ag-skin.com
有吉弘行が劇的なブームとその後の低迷期を生き抜いた実体験に基づき、人生の不確実性について語った言葉である。
有吉は猿岩石のブームが終わって仕事を失ってから、7〜8年ほど月収一ケタや給料ゼロの生活を送っており、自分でも「よく死ななかったよな」と振り返っている。そのため、現代社会において給料の減少やボーナスのカット、会社の倒産などで騒ぐ人々に対し、「そんなもん、もっと前から準備しておけ!」と厳しい視線を向けている。
また、サラリーマンも芸人並みのレベルまで落ちてきたとし、いつ仕事がなくなって給料がゼロになってもおかしくない「国民総芸人時代」の到来を指摘する。自身についても、猿岩石でアイドル並みの人気を誇っていた時期から「こんな人気が続くわけがない」「自分たちの実力であるわけがない」と冷静に捉え、「自分はこの先どうなるかわからない」という危機感を常に持ちながら生きてきたことを明かしている。
「自分を甘やかすな」
安易な自己正当化や自己満足に対して警鐘を鳴らした言葉。世間でよく耳にする「自分へのご褒美」といった風潮について、有吉は「いらない」「そんなもんやめたほうがいい」と一蹴し、自分を過剰に甘やかす姿勢を否定している。
「世の中の嘘に騙されるな」
世間の風潮や都合の良い言葉に流されず、現実を直視することの大切さを説いた言葉。ブ男であればブ男なりに身の丈に合ったファッションをするべきだと説くほか、「金は天下の回りもの」という言説に対しても「ウソです。回らないです」と断言している。
さらに、いつからか世間が「ノロマな顔立ちの人物」を「癒し系」と呼び始めた風潮についても疑問を呈するなど、世の中に溢れる言葉の裏や嘘を見抜く重要性を提示している。
「コミュニケーション? 犬にでも食わせろ」
上辺だけの人間関係や無理なコミュニケーションに対する不快感を表現した言葉。有吉は自身のポテンシャル以上の社交性を発揮しようとする姿勢に対し、「嫌悪感しかない」と突っぱねている。
「自分を大切にするな」
自己への執着を捨て去るフラットな思考を表した言葉。もともと「自分なんてない」と考えており、人間にとって本当に「自分」などというものが存在するのか疑問を投げかけている。
「どん底から這い上がれ」
仕事が全くなく、どん底の生活を送っていた不遇の時代における独特の境地を語った言葉。当時、何に幸せを感じていたかという問いに対し、「金を持っているヤツからぶんどったり、痛い目に遭わせてやったりすることがすごく楽しかった」と明かしており、完全に嫌がらせのような思考で生き抜いていたという。
「何でもいいから自信をつけろ」
どん底の時期にメンタルを保ち、自信を取り戻すために実践していた独自の方法に関する言葉。ジイさんやバアさんが集まる場所へ赴いては優越感に浸り、「自分はまだまだいける!」と自信をつけていた経験を明かしている。
「くだらないプライドは捨てろ」
人生を生きやすくするために不要な自尊心を棄てる重要性を説いた言葉。「プライドは弱い者の逃げ道だ」と言い切る有吉は、かつて仕事がない時代にバイトができなかった理由について、「バイト先で人から蔑まれるのが嫌だった」ためだと告白し、「今思えばそうしたプライドこそが一番ばかばかしい」と振り返っている。希望や夢、欲を持たなければ自分の限界が見えてきて楽になるとし、「羞恥心やプライドを捨てることができれば、人生は案外チョロいことが多い」と持論を展開している。
「自分を知れ」
自身の能力や立ち位置を客観的に把握することの重要性を突いた言葉。「バカなのに理屈っぽくしゃべるのやめたほうがいいよ」と鋭く指摘するほか、自分には実力なんて無いため「全てを委ねろ」と説くなど、無理に自分を良く見せようとせず身の丈を知ることの大切さを示している。
「無駄な上昇志向は捨てろ」
無理に上を目指して苦しむのではなく、下を見て現実を受け入れることの大切さを端的に表現した言葉。「下を見て生きろ!」と呼びかけることで、無意味な競争や背伸びから解放される生き方を提示している。
「バラエティをなめんじゃねぇ」
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目次 - Contents
- 有吉弘行の概要
- 「人生は不安定で当たり前」
- 「自分を甘やかすな」
- 「世の中の嘘に騙されるな」
- 「コミュニケーション? 犬にでも食わせろ」
- 「自分を大切にするな」
- 「どん底から這い上がれ」
- 「何でもいいから自信をつけろ」
- 「くだらないプライドは捨てろ」
- 「自分を知れ」
- 「無駄な上昇志向は捨てろ」
- 「バラエティをなめんじゃねぇ」
- 「本気を出せば出来たよという奴の本気を出す才能のなさ」
- 「続けていれば良いも悪いもにじみ出てくる」
- 「30代で出てきた人たちは20代でキッチリ仕事をしてきた人たち」
- 「うまく伝えなくていいじゃん。一生懸命話せばいい」
- 「海外旅行で人生観変わるような馬鹿は、渋谷に行っても人生観変わっちゃうコンニャク野郎だよ」
- 「下積みが長いのはその仕事が向いていない証拠」
- 「楽しもうなんてもってのほか!人の金で飲む時は仕事と思え」
- 「敵を味方にする余裕は無い、味方をより味方にする努力しかもうしない」
- 「やらない理由なんて無限にある。やる理由はあまりない。それでもやるんだよ」
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