悪魔はそこにいる(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『悪魔はそこにいる』とは、2014年に公開されたアメリカのホラー映画。小規模なインディペンデント映画として海外を中心にリリースされ、低予算ながらホラーというジャンルの不条理や不可解さという様式美を踏襲した、王道ともいえる作品である。『悪魔はそこにいる』というのは邦題で、原題は『Raised by Wolves』だが、2020年から放送されている、同タイトルのドラマシリーズとは完全な別作品。若者たちが廃墟となった農場で不可解な恐怖と遭遇し、次第に狂気と疑心暗鬼の中で崩壊していく姿を描いている。

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オードリー(演:クリスティーナ・エマーソン)

白いTシャツの女性がオードリー

先住民特別保留地区で暮らしている若者グループの一員。ドナの妹で、マイキーの想い人でもある。姉のドナと比べると大人しい女の子。

ドナ(演:アリサ・トーレス)

右側の女性がドナ

先住民特別保留地区で暮らしている若者グループの一員。オードリーの姉。ジョーイとは交際しているわけではないようだが、肉体関係を持っている。

その他

タズ(演:スティーブン・フローレス)

先住民特別保留地区で暮らす、レイ・レイの兄。肝試しに向かう彼らに車を貸した。

アーネスト・プレインソング(演:キース・ロエンキー)

1970年代、先住民特別保留地区で若者を中心に結成されていたカルト教団の教祖。1973年に農場で起こった「悪魔殺し事件」の首謀者でもある。

スージー・ホワイトフェザー(演:ジェナ・ヘイズ)

探偵ショウ(演:エリック・ジョセフ)

セキュリティガード1(演:ロッキー・アブ・サカー)

セキュリティガード2(演:レーン・トーマス)

『悪魔はそこにいる』の用語

悪魔殺し事件

1973年に先住民特別保留地区で発生した大量殺人事件。特別保留地区に住む若者たちを中心に結成されたカルト教団が、教祖のアーネスト・プレインソング主導で起こしたもの。信者たちは特別保留地区の住民を惨殺し、最後には互いを悪魔と糾弾し合って殺し合う事態に発展した。唯一の生き残りとなった少女も正気を失ってしまっており、詳細な背景などについては不明となっている。

農場

1973年の悪魔殺し事件の現場となった農場で、本作のメインの舞台。広大な敷地に民家が一軒残っており、足を踏み入れたマイキーたちのグループが一人、また一人と正気を失っていく。

カメラ

マイキーが日常的に回していたカメラ。肉眼では視認できない人物を収めてしまったり、仲間達が正気を失っていく過程も記録されていた。

『悪魔はそこにいる』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

アーネスト・プレインソング「イエスの証と神の言葉のために、その者たちは獣も像も拝まず、額や手に銃の刻印を受けなかった。彼らは生き返り、イエスと1000年統治した。他の死者は1000年後まで生き返らなかった。」

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