伝説級!?「ツッコミが追い付かない」漫画家岡田あーみん
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よく言われる「ツッコミが追い付かない」という言葉。かつて「りぼん」でもそのような漫画が連載されていた時期がありました。あまり「うまい」とは言えない、むしろ雑な印象すら与える絵柄に、容赦のない怒涛の展開…どこから突っ込んだらいいのか分からない、むしろ突っ込む前に笑ってしまう、そんな作家がいたのです。その名は、岡田あーみん…。
岡田あーみんとは
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こんな美しい人が…。
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このような漫画を描いていたのです。
『お父さんは心配性』
高校生の一人娘を過剰に心配する父親のお話。まあ、お年頃ですし、心配ですよね。
お父さんこと佐々木光太郎(またの名をパピー)
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だからって娘の彼氏にこれはないでしょう!というか、法的にもアウトでしょう!お父さんは他にもさまざまな手段で娘と彼氏の中を引き裂こうとするのです。まあ、彼も負けてはいませんが。
娘の恋人、北野君
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年頃の娘さんを持つ父親はお父さん側に共感し、恋人の父親から好かれていない男子は彼氏の北野君に共感…するんでしょうか。やるんなら心の中だけにとどめておいてほしいです。
娘の典子
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電話を盗み聞き…。
北野君、いい子なんですよ?でも父親からすると、「娘に近づく男」は皆敵、なんでしょうね…。自分だって青春時代には人様の娘さんに恋してたくせに、いざ娘が生まれて、成長すると「娘の恋人」を目の敵にする…これはもう仕方のないことなんだと諦めるしかありません。『パパにはナイショ』という海外ドラマでもその辺は描かれていました。娘の彼氏を警戒し、息子に恋人ができるも、恋人の父親に警戒されていることを知って、怒る…「俺の息子を何だと思ってるんだ、まったく!」というようなことを言い、妻や娘たちからツッコまれていました。何にしたって、愛情があるから心配するんですが。
『こいつら100%伝説』
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一応戦国時代が舞台です。命を狙われている姫様を守るため、忍者の修行道場に隠れた姫様に、修行中の忍者がそろって一目ぼれをし、日々訪れるは、「ツッコミが追い付かない」日常でした。
極丸(きわまる)
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常にポーカーフェイスで凄まじいことをします。残念なイケメン代表といった感じです。
危脳丸(あぶのうまる)
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ナルシスト野郎です。比較的常識はありますが、それがために先生に次ぐ被害者にもなります。