ルナティック雑技団

ルナティック雑技団

『ルナティック雑技団』とは、岡田あーみんによる漫画である。1993年から1995年まで、漫画雑誌『りぼん』や『りぼんオリジナル』で連載された。わらび野中学の人気者・天湖森夜(てんこもりや)と、その家に下宿することになった星野夢実(ほしの ゆめみ)、その周りの人々のドタバタを描くギャグ漫画。

ルナティック雑技団の関連記事

NEW
ルナティック雑技団(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

ルナティック雑技団(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ルナティック雑技団』とは、1993年から1995年に『りぼん』『りぼんオリジナル』で連載された岡田あーみんによるギャグ少女漫画である。この作品は、わらび野中学に通う星野夢実が、同級生の天湖森夜の家に下宿することになり、息子を溺愛する森夜の母・天湖ゆり子や周囲の人々との間に巻き起こる騒動を描くラブコメディである。その内容は不条理、メタ、そして少し変態的な要素を含んだラブコメディと評される。

Read Article

お父さんは心配症(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

お父さんは心配症(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『お父さんは心配症』とは、1980年代に雑誌『りぼん』(集英社)で連載されたギャグ漫画で、作者は岡田あーみんである。『お父さんは心配症』はその独特な作風と過激なギャグで当時の少女漫画界に衝撃を与えた。1994年にはこの作品を原作としてテレビドラマ化もされた。父親の極端な心配性という設定を基に繰り広げられるドタバタな展開は、多くの読者に笑いを提供し、同時に少女漫画の枠を超えた新しい表現の可能性を示した。1980年代当時の日本の少女漫画において革新的な存在であり、現在でも根強い人気がある。

Read Article

伝説級!?「ツッコミが追い付かない」漫画家岡田あーみん

伝説級!?「ツッコミが追い付かない」漫画家岡田あーみん

よく言われる「ツッコミが追い付かない」という言葉。かつて「りぼん」でもそのような漫画が連載されていた時期がありました。あまり「うまい」とは言えない、むしろ雑な印象すら与える絵柄に、容赦のない怒涛の展開…どこから突っ込んだらいいのか分からない、むしろ突っ込む前に笑ってしまう、そんな作家がいたのです。その名は、岡田あーみん…。

Read Article

ルナティック雑技団のレビュー・評価・感想

ルナティック雑技団
10

定期的に読み返したくなる中毒性

このルナティック雑技団は知る人ぞ知る作品なのではないでしょうか?
あの月刊誌りぼんに連載されていたシュールギャグ漫画。
むしろ、よくこの内容をりぼん載せていたよね?!と言いたくなるぶっ飛んだ作品なんです。
良くも悪くも色んな知識が学べます。
私はこの作品で”チョコボン”と”ずべこう”という単語を覚えました。
実に衝撃的でその台詞を吐くキャラクターも強烈なんです。
漫画の作画は普通に少女漫画なんです。美少年キャラ、美少女キャラもおります。
でもみんなどこかおかしいんです。
人間としておかしいんですよね。
主人公の星野夢実はその中でも常識人として登場してるし、ボケ倒している周りのキャラのツッコミ役として存在してますが、それを凌駕する勢いの夢実の想い人である、天湖森夜、その母、ゆり子。
ゆり子には何かのスイッチがあるらしく、そのスイッチが入ると狂人化します。
美少年に育った息子を愛する故の母の行動なのかもしれませんが、狂気じみてますが笑いに消化できる、あーみんの世界観。
遅くなりましたが、この作品は岡田あーみん先生の作品なんです。
お父さんは心配性でも結構えぐい内容のギャグをぶっ飛ばしてましたよね。
それを連載していた、りぼんもある意味ぶっ飛んでいたのかもしれません。
話を戻しますが、主人公の夢実に恋をする学園アイドル愛咲ルイ、成金のお嬢様で金に物を言わせて密かに思いを寄せる天湖森夜をどうにかしようと企む成金薫子、そして小中学生のキッズには刺激が強い大人のクセスゴキャラ黒川。
これらの登場人物が織りなすハーモニーは読んでて疾走感がすごいです。
たまに恋愛要素もあるんですが、ほぼギャグ。
それも体を張ったギャグ。
キレイな表現ではないギャグですが、読んでると不思議と不快感がないのは、あーみんのあの絵のタッチのお陰と、しっかり笑いに昇華している点だと思います。
読んでいる感覚としてはピューっと笛吹くジャガーさんに近い感覚ですね。
巻数も全3巻なのですぐ読み終わります。
読み終わると、そこで終わるのですが、脳内でルナティック雑技団のキャラが暴れだすんですよね。
だから定期的に読みたくなる作品なんです。

親タグ

兄弟タグ