『シャークネード エクストリーム・ミッション』とは、2015年のサメ映画である。パニック映画「シャークネード」シリーズ第3作。空からサメが降る奇想天外な設定が進化し、舞台はついに宇宙へ到達する。英雄フィン・シェパードがNASAの元大佐である父と共に、宇宙空間でサメと死闘を繰り広げる。凄惨な襲撃描写によるパニック映画の原点回帰を見せつつ、著名人のカメオ出演や名作へのオマージュといった悪ふざけも満載。無重力戦などの超展開が連続する、シリーズ屈指の異色作である。
『シャークネード エクストリーム・ミッション』の概要
『シャークネード エクストリーム・ミッション』(Sharknado 3: Oh Hell No!)とは、2015年のアメリカ合衆国のテレビ映画。パニック映画「シャークネード」シリーズの第3作である。監督はアンソニー・C・フェランテ、制作はアサイラムが務めた。
アメリカでは2015年7月22日に『Syfy』にて初放映された。
フィン・シェパードはロサンゼルスとニューヨークをシャークネードから救った英雄として叙勲されるが、その式典の最中に再びシャークネードがワシントンD.C.を襲撃する。フィンは妊娠中の妻エイプリルがいるフロリダへと急ぐが、道中でシリーズ第1作以来の再会となるノヴァと合流。彼女は独自の「シャークネード追跡車両」を駆り、サメとの戦いに備えていた。
未曾有の規模となった同時多発シャークネードに対し、もはや地上からの攻撃では太刀打ちできないと判断。フィンは疎遠になっていた父・ギルバートの助けを借り、シャークネードを宇宙空間から消滅させるため、NASAのシャトルで大気圏外へと飛び立つ。宇宙空間でサメと対峙するという、前代未聞の死闘が幕を開ける。
本作では、前作で確立された「空からサメが降ってくる」という奇想天外な設定をさらにスケールアップさせ、ついに舞台は宇宙へと到達する。ワシントンD.C.からフロリダへと続く東海岸全域を舞台に、未曾有の巨大シャークネードとの戦いが描かれる。
本作は、シリーズ特有の勢いに任せたノリを維持しつつ、中盤まではサメによる襲撃描写が比較的凄惨に描かれており、人間側が圧倒されるというパニック映画本来の脅威感が強調されている。その一方で、著名な名作映画へのオマージュや、宇宙空間での無重力戦といった予測不能な展開が連続する。また、政治家やタレントなど、多方面からの著名人がカメオ出演しており、米国中を巻き込んだ「悪ふざけ」としての側面を強めている。
『シャークネード エクストリーム・ミッション』のあらすじ・ストーリー
崩落の首都と大統領の救出
二度にわたりアメリカを救った英雄フィン・シェパードは、ワシントンD.C.にて大統領から最高位の勲章を授与される栄誉に浴していた。しかし、式典の最中に突如としてシャークネードが首都を強襲。ホワイトハウスは壊滅的な被害を受け、ワシントンは壊滅。その猛威はさらに勢いを増し、大西洋沿岸を包囲する。そんな中、フィンは凄まじい戦闘能力で大統領を護衛し、未曾有の危機を切り抜ける。
再会と家族の救出劇
一方、フィンの妻エイプリル・シェパードたちが訪れていたユニバーサル・スタジオ・フロリダにも大量のサメが押し寄せ、園内は地獄絵図と化していた。
家族の安否を懸念したフィンは、妊娠中のエイプリルと娘が待つオーランドへ向かう。その道中、かつての仲間であり、現在はサメの脅威を追う専門家となったノヴァ・クラークと運命的な再会を果たす。行動を共にした二人は、サメが降り注ぐテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・フロリダ」へと乗り込み、間一髪のところでフィンの家族を救い出すことに成功する。
宇宙への飛翔と最終決戦
事態はこれまでにない局面を迎えていた。各地で発生した複数のシャークネードが合体し、既存のエネルギーでは消滅不可能な超巨大嵐へと成長したのである。フィンは最後の手段として、NASAに勤める父ギルバートに助力を要請。親子はシャトルで大気圏を突破し、地球規模の災厄を食い止めるため、宇宙空間から嵐の核心部への攻撃を開始する。
『シャークネード エクストリーム・ミッション』の登場人物・キャラクター
シェパード家とその親族
フィン・シェパード(演:アイアン・ジーリング)
CV:堀内賢雄
アメリカを二度救った英雄。大統領から勲章を授与されるが、叙勲式典の最中にワシントンD.C.を嵐が襲う。大統領と共に生還した後は、家族を救うためオーランドへ急ぐ。
本作では黄金のチェーンソーやビームチェーンソーを手に、父と共に宇宙へ飛び立つ。常に人助けを優先する英雄精神は健在だが、今作では技術面を仲間に委ねる場面も多い。
エイプリル・シェパード(演:タラ・リード)
CV:ちふゆ
フィンの妻でシリーズのヒロイン。今作ではお腹に新たな命を、前作で失った左腕の義手にはチェーンソーを宿している。
母や娘と訪れたテーマパークで被災。無理をさせられない立場だったが、成り行きでフィンと共に大気圏を突破する羽目になり、身重ながらも戦いに加わる。
クラウディア・シェパード(演:ライアン・ニューマン)
CV:竹村知美
フィンとエイプリルの娘。18歳の誕生日に友人たちと訪れたテーマパークでシャークネードに遭遇する。しかし窮地でシェパード家の血が覚醒。自動小銃でサメを撃ち落としまくる高い戦闘能力を見せる。
ギルバート・グレイソン・シェパード(演:デヴィッド・ハッセルホフ)
CV:三上哲
フィンの父でNASAの元大佐。現役時代は宇宙へ行く機会がなかったが、本作の最終盤で実質的な主人公を担う。地上では解決不能な嵐を消し去るため、NASA秘蔵のシャトル「インデペンデンス号」で、息子と共に究極の作戦に挑む。
メイ・ウェクスラー(演:ボー・デレク)
CV:品田美穂
エイプリルの母。身重ながら戦おうとする娘を案じているが、その原因を作った義理の息子であるフィンのことは快く思っていない。避難中に頭を打ち負傷退場する。
目次 - Contents
- 『シャークネード エクストリーム・ミッション』の概要
- 『シャークネード エクストリーム・ミッション』のあらすじ・ストーリー
- 崩落の首都と大統領の救出
- 再会と家族の救出劇
- 宇宙への飛翔と最終決戦
- 『シャークネード エクストリーム・ミッション』の登場人物・キャラクター
- シェパード家とその親族
- フィン・シェパード(演:アイアン・ジーリング)
- エイプリル・シェパード(演:タラ・リード)
- クラウディア・シェパード(演:ライアン・ニューマン)
- ギルバート・グレイソン・シェパード(演:デヴィッド・ハッセルホフ)
- メイ・ウェクスラー(演:ボー・デレク)
- マーティン・ブロディ(演:マーク・マクグラス)
- サメ対策チーム
- ノヴァ・クラーク(演:キャシー・スケルボ)
- ルーカス・スティーヴンス(演:フランキー・ムニッズ)
- 政府・軍関係者
- マーカス・ロビンス大統領(演:マーク・キューバン)
- ソニア・バック副大統領(演:アン・コールター)
- ブライアン・ジョーンジー・ジョーンズ(演:マイケル・ウィンスロー)
- ゴットリーブ大将(演:ティム・ラス)
- エージェント・デヴロー(演:ニーヨ)
- リードエージェント・ヴォーデル(演:クリストファー・ジャッジ)
- エージェント・バナー(演:ルー・フェリグノ)
- ロック軍曹(演:ロレンツォ・ラマス)
- ロベルタ・ウォレン軍曹(演:ケリータ・スミス)
- ニューヨーク市長(演:ロバート・クライン)
- ユニバーサル・スタジオ・フロリダ
- ジェス(演:ブレア・ファウアー)
- ビリー(演:ジャック・グリフォ)
- チャド(演:メルヴィン・グレッグ)
- ブルース(演:クリス・ジェリコ)
- バブス・ジェンセン(演:キム・リチャーズ)
- 特別出演・本人役
- ジャッキー・コリンズ(演:ジャッキー・コリンズ)
- ジョージ・R・R・マーティン(演:ジョージ・R・R・マーティン)
- マット・ラウアー(演:マット・ラウアー)
- アル・ローカー(演:アル・ローカー)
- ジョーイ・ロガーノ(演:ジョーイ・ロガーノ)
- ブラッド・ケセロウスキー(演:ブラッド・ケセロウスキー)
- 『シャークネード エクストリーム・ミッション』の用語
- サメ
- チェーンソー
- 『シャークネード エクストリーム・ミッション』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 業界内でもカルト的な人気
- シリーズごとに規模が大きくなっていく『シャークネード』
- 本来であればタイトルは『シャークネード3』
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