東郷美森／鷲尾須美（勇者であるシリーズ）の徹底解説・考察まとめ

東郷美森（鷲尾須美）の関連人物・キャラクター

結城友奈（ゆうきゆうな）

『結城友奈は勇者である』の主人公で、明るく元気な女の子。讃州中学2年。責任感が強く、自信が「勇者」であることに誇りを持っている。それは物語の終盤で如実に描かれており、最終的には誰よりも多く満開し体へ重傷を負った。変身すると髪が長くなり桃色へと変化。徒手空拳でバーテックスへと挑んでいる。満開は両腕に巨大な鋼を装備して撃退する。初めての満開で失ったのは味覚。最終決戦では体の機能がほぼ全て失われ、意識が戻るまでは車いすで東郷のサポートを受ける。

乃木園子（のぎそのこ）

友奈たち勇者部の1代前に「お役目」を務めていた勇者。現役勇者だった時は美森（鷲尾須美）と共に戦っていた。
友奈と美森を大橋のもとへ召喚し、現役の勇者である友奈たちに勇者システムの真実を明かした。

東郷美森（鷲尾須美）の名言・名セリフ／名シーン・名場面

「勇者は自分がくじけないことがみんなを励ますのだと信じていました。そしてみんながいるから、みんなを信じているから、自分は負けないのだと」

「勇者は自分がくじけないことがみんなを励ますのだと信じていました。そしてみんながいるから、みんなを信じているから、自分は負けないのだと」とは、『結城友奈は勇者である -勇者の章-』での東郷美森のセリフである。過去の記憶を取り戻した東郷美森は、勇者としての使命や世界の真実と向き合う中、深く苦悩する。しかし仲間たちがいるから、仲間たちを信じているから負けないのだという、自身の勇者としての覚悟と仲間たちへの深い愛情を表すのだった。

東郷美森（鷲尾須美）の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

前日譚の「鷲尾須美」は同一人物

東郷美森は前日譚の『鷲尾須美は勇者である』の主人公である鷲尾須美に瓜二つであり、血液型も同じで、変身後の姿もほぼ同じだった。作中でも半身不随や記憶障害などあらゆる面で同一人物の可能性が示唆されていたが、第八話で病院に入院している東郷の病室の名札が鷲尾須美から東郷美森に入れ替えられるシーンが描かれ、その真相も語られた。そのため、2人が同一人物であることが明らかになった。

「東郷」という名字の由来は日露戦争の英雄説

作中での東郷美森と乃木園子との関係から、東郷という名字の由来は日露戦争の英雄なのではないかと言われている。