犬猫よりもはるかにスリリング!これからはジュラシック・ペットの時代がやってくる! 実践編(1)

映画『ジュラシック・ワールド』からさかのぼること数年前、イギリスでは恐竜の飼い方を解説したマニュアルブックが出版されていました。はたして、ジュラシック・ペットの時代はやってくるのでしょうか? 実践編(1)では恐竜初心者向けの2匹をご紹介します。

※注意※
恐竜の飼い方の基本的な情報を知りたい方は、まずは下の記事からお読みください。

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いよいよ本題。恐竜を飼うために知っておきたい性質・特徴

彼らと楽しい共同生活を送るためには、きちんとした知識が必要となります。
恐竜を飼う上での基本情報を頭に入れたら、それぞれの恐竜の具体的な特徴や性質を学んでいきましょう。

ここでは、マニュアル・ブックで恐竜初心者向けの恐竜として紹介されているコンプソグナトゥス。
そして最新作「ジュラシック・ワールド」で大きく活躍したヴェロキラプトルの飼い方をご紹介します。

コンプソグナトゥス(愛称:コンピー) の飼い方

『ジュラシック・ワールド』には登場しなかったものの、シリーズ2作目で強烈な印象を残したコンプソグナトゥス。愛称は「コンピー」です。

どんな恐竜だったか思い出せない方も「2作目で川に転げ落ちた恐竜ハンターのディーター・スタークを群れで襲った小さい恐竜」といえば、「ああ! あの…」と鮮やかなトラウマがよみがえるのではないでしょうか。

こちらはジュラシック・シリーズ2作目の『ロスト・ワールド』の予告映像。
コンピーはこの作品では最初に登場する恐竜でもあります。

そんなコンピーですが、本では「初心者向けの恐竜」として紹介されています。
その理由はなんといっても、その小ささにあります。

全長は70cm、体重は2.5kg。猫ぐらいの大きさです。
いきなりバクリ!という事故は起こらないので安心ですね。
本によると「たいていのダイノマートで購入できる」ので、恐竜初心者にはうってつけといえるでしょう。

「肉食で、小型哺乳類やトカゲや昆虫、小型の翼竜類など、捕まえられるものなら何でも食べる」とのことなので、一般の爬虫類を飼っている方ならばとっつきやすいかもしれません。
なんとトイレのしつけも可能とのこと。ひとり暮らしの女性にとって、わんちゃん以上に心強い番犬?になるのではないでしょうか。

ただ、コンピーと一緒に遊ぶことができる子どもはともかく、赤ちゃんと一緒にお留守番をさせないでおいた方がよさそうです。

ヴェロキラプトル(本当はデイノニクス)の飼い方

映画における準主役といっても過言ではない彼ら。
実は映画のパンフレットにあるように実際の姿・性質は近縁種であるデイノニクスがモデルとなっています。
そのため、ここでは姿のモデルとなったデイノニクスの飼い方をご紹介することにしましょう。

デイノニクス Deinonychus
体長は約1m、重さは約70kg。入手できるのは合衆国モンタナ州のダイノマート。

彼らは知能が高く、5頭以上の群れで飼わなければ元気をなくしてしまうそうです。
デイノ二クスは完全な肉食性なので、食事には肉塊を与えなければなりません。どうやらひとり暮らしのペットには不向きのようです。
また小さな子どもやペットを食べてしまうので注意が必要です。

子どもに限らず、大人も鋭い爪には注意が必要ですね。

「これがデイノニクスなら、じゃあ本物のヴェロキラプトルはどんな姿なの?」と気になった方へ。
ぜひこの本で確かめてみることをオススメします。近縁種といってもこんなに姿が違うものなのか、と驚くかもしれません。

「本が届くまで待ちきれないよ!」という方へ。
下記リンク先のWeb図鑑サイトでは、気になるヴェロキラプトルの姿を調べることができます。

www.kyouryu.info

ともあれ、コンピーと違ってダイノニクスには注意が必要です。
初めて恐竜を飼うという方は、初心者向けのコンピーから始めるのがいいでしょう。

ちなみに初心者向けの恐竜としては、他にエウパルケリア、コエルロサウラブスが紹介されています。
まずはこの3匹を入口にして、ジュラシック・ペットへの道を歩んでいくのがいいかもしれませんね。

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