【キュートな宅録系女子】COMPUTER MAGICとは?

NY出身のアーティスト Computer Magic、10月にフルアルバムを発売した彼女はすでに三度の来日ライブでどんどんファンを増やしている。
彼女の一体どこが日本人を惹きつけるのか、注目してみたい。

Computer Magicとは?

NY出身のDaniel Johnson、通称Danz(ダンジー)が大学三年のときにはじめたソロプロジェクトである。

thecomputermagic.com

中学校の頃から周りに気の合う友達がいなかったダンジーはインターネットの世界で自分が好きなものをみつけブログなどに自分が好きなものを書き込んでいた。Brooklynにこした後は数年DJやモデル、グラフィックデザインなどを学業と両立してやりながら生活していた。大学三年のときにComputer Magicというプロジェクトを始めSoundcloudやMyspaceにアップしたりしていくうちに、『Running』レクサスのCMのタイアップに使用され瞬く間に話題になった。すでにかなりの数のEPを出している彼女はインターネット時代から生まれたまさに新世代のアーティストである。

これがそのCMである

Computer Magicのサウンド

80年代のシンセポップを下敷きに彼女ならではのポップメロディをチープで宅録観溢れるサウンドでアレンジしているのが特徴

作曲は基本的にAbleton Liveで行っている。
その他の機材はprophet 08, moog voyagerなど。
自宅アパートメントの一部をプライベートスタジオとして使っていて全ての曲はそこから生まれるそう。

ライブ時にはドラムとベースの3人編成で行っています。音源とは又違ったアレンジが観れるので来日したときは要チェックですね

影響受けたアーティストはKraftwerk、Talking HeadsやDavid Bowieだそう
本人曰く新しいものより古いものが好きでよくレコードショップに足を運んだらしい。

世界観

彼女の世界観といったらサイエンスフィクションです。彼女は小さい頃から『ブレードランナー』や、『2001年宇宙の旅』などが好きで80年代のコアなSF映画などもみるそう。来日時には日本にあった『スター・ウォーズ』のキャラとの2ショットの写真をインスタグラムにあげたりしてます。

歌詞にもそのような SFチックなワードがあったり、曲名にもAlienなどオタクな面が見えるところから彼女の80年代観をよりひき立ててます

代表曲

ここで彼女の曲を聴いてみましょう

レクサスのCMでもおなじみの彼女の代表曲。
彼女の曲の中でも最初の方に作曲した曲だそうでそのセンスが伺えますね。

最新作「Davos」からリード曲。
異星にたどりついたDanzがさまようようなストーリーが展開されていて、最後には SFファンならニヤッとしてしまうネタが!

ファッション

オタクな彼女ですが、ファッションセンスも独特です。

2014年の来日時にはアーティストとしては珍しい自身のZineを発売。一時期は入手不可でしたが、現在は代官山蔦屋書店などで入手することができます。

まとめ

2015年ついにフルアルバムを出した彼女はこれから話題になっていくアーティストであろう。たくさんいるアーティストのなかでも唯一彼女だけがもつのは独特の世界観であり、その世界観が彼女自身をつくりだしているのだ。そんな彼女の表現方法を一度はきいてみていかがだろうか?

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@keeper

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