『影の伝説』とは、1985年よりアーケードゲームとして稼働を開始したタイトーのアクションゲームである。海外版タイトルは『The Legend of Kage』。
2008年には、ニンテンドーDS用ソフトとして続編となる『影之伝説 -THE LEGEND OF KAGE 2-』がリリースされた。2Dのドットの横スクロールアクションだが、ステージによっては縦にもスクロールしたり、縦に進行するシーンも存在する。
『影の伝説・影之伝説』の概要
『影の伝説』(かげのでんせつ)とは、1985年よりアーケードゲームとして稼働を開始したタイトーのアクションゲームである。海外版タイトルは『The Legend of Kage』。
2008年3月13日には、ニンテンドーDS用ソフトとして続編となる『影之伝説 -THE LEGEND OF KAGE 2-』がリリースされた。ストーリーは『影の伝説』の内容をそのまま使用しているため、リメイクに近いが、主人公としてくノ一の「千尋」を選べるようになっている。
2Dのドットのグラフィックによる横スクロールアクションだが、ステージによっては縦にもスクロールしたり、縦に進行するシーンも存在する。
本作は主人公の影を操作して四つのステージをクリアし、攫われた霧姫を救出するのが目的である。野をかけたり、水にもぐったり、城に潜入をしていく。武器は刀と手裏剣を使用する。ジャンプ力は非常に高く、驚くほど高く飛ぶ。
アイテムを取ることも重要で、中には無敵になる巻物を取ったりしたり、分身の術や、八方手裏剣などを使ったりできるようになる。
『影の伝説・影之伝説』のあらすじ・ストーリー
攫われた霧姫
江戸時代末期、魔界の国の軍団によって城主の娘である霧姫がさらわれた。城主は武芸者達に霧姫の救出を命じたが、誰一人戻って来る者はなかった。その時、ある若者が姫を救出すべく魔城へと走った。その若者とは、伊賀の里の忍者"影"である。
『影の伝説・影之伝説』のゲームシステム
ゲーム内容
本作はサイドビュー方式のアクションゲームである。基本は横方向への進行による横スクロールだが、ステージによっては縦にもスクロールしたり、縦に進行する場面もある。8方向レバーと2ボタンを使用し、主人公の「影」を操り、さらわれた「霧姫」を救出することが目的である。
ステージ
ステージは「青葉の章」「紅葉の章」「雪の章」の3つの章で構成されている。また、各章は「森」「抜け穴」「城壁」「魔城内」「対決」の5ステージに分かれている。アーケード版では2章ごとにエンディングとなる。ファミコン版では「雪の章」をクリアするとエンディングとなり、その直後はループして「青葉の章」から再スタートする。
主人公の武器や動きなど
主人公は刀と手裏剣の2種類の武器を使うことができる。ライフはなく、一度でも敵の攻撃を受けるとミスとなるが、妖坊の炎と煙玉以外は刀を振り回すことで防御できる。ファミコン版、携帯電話版ではパワーアップアイテム「水晶玉」を取っていることで、一度だけ敵の攻撃に耐えることが可能。
手裏剣は2連射までできる射撃武器。攻撃判定は小さく、走っている時は左右のみ、ジャンプ中は8方向への攻撃が可能である。ファミコン版では、特定の敵を倒すことでパワーアップできるようになっている。
刀は近接武器で、攻撃判定は手裏剣よりも小さい。ただし、刀を振っていれば、敵の攻撃を腰から頭半分までの範囲であれば弾き落とすことが可能である。また、刀で敵を倒すと手裏剣で倒した場合の2倍の得点が入る。敵の攻撃を受け止めた場合の得点も同様である。
レバーを上要素方向に入れることでジャンプが発動する。ただし、ジャンプ中は方向制御も中断も行えないため、敵の攻撃を避けるのは難しい。特に斜め方向へのジャンプは飛距離が長く、画面スクロールの幅もあるため、敵の出現や敵弾によってミスが発生する可能性が高い。
『影の伝説・影之伝説』の登場人物・キャラクター
主要人物
影
中央の赤い服の男性が影
主人公である、赤い服を着た伊賀の里の忍者。二刀流と手裏剣の使い手。驚くほど高くジャンプする。
霧姫
ヒロイン。アーケード版では白い着物を着ているが、ファミコン版では赤い着物を着ている。
千尋
『影之伝説 -THE LEGEND OF KAGE 2-』で追加された操作キャラクター。くノ一。
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