『流れ星が消えないうちに』とは、2006年に発売された橋本紡による小説、およびそれを原作とした2015年の実写映画。かつて事故で失った恋人を引きずってしまう女性と、それを支える現在の恋人、彼らを取り巻く人々が過去の傷と向き合い、再生の道を選んでいくまでを描く。「恋愛小説」というジャンルながら、人生の歩み方そのものを繊細に描き出したかのような美しいストーリーで人気を博した。原作小説は2014年に、新潮文庫の100冊にもラインアップされている。
画像左が絵里
奈緒子の3つ年下の妹で、本山家の次女。父の転勤に伴って佐賀県に引っ越していたが、志望校のオープンキャンパスを機にかつての自宅へ戻る。気性が激しく、若者らしく浅慮な一面もあることから父や姉に感情のままに怒りをぶつけてしまうが、根は素直なので向き合って和解している。
奈緒子の母
奈緒子の母。夫や次女と共に佐賀県に転勤していた。
川嶋 瑞穂(かわしま みずほ/演:西原亜希)
巧の姉。美人だが口が悪く、がさつなのが玉に瑕。弟の巧の先輩である山崎から想いを寄せられているものの、「マッチョで胸毛が生えた男」に嫌悪感を抱いており、山崎がそこに該当してしまうことから、全く相手にしていない。
友人たち
山崎(やまざき)/映画版:山崎 圭吾(やまざき けいご/演:八木将康)
巧の高校時代からの先輩。作中では「山崎先輩」と呼ばれている。高校時代はサッカー部に所属していたが卒業と同時に辞めており、大学進学と共にボクシングジムに通っている。瑞穂に想いを寄せているが、好みのタイプでないことから全く相手にされていない。
春日 貴子(かすが たかこ/演:岸井ゆきの)
奈緒子の友人。加地を失って以来、元気をなくしている奈緒子を常に心配している。
カレン君
瑞穂がかつて憧れていたサッカー強豪校の選手。フォワードとしてプロの内定を受けていた。県大会の二次予選で巧や山崎と対決したことがある。
名前とポジションから、モデルは実在のサッカー選手であるカレン・ロバートだと思われる。
伊沢(いざわ)/映画版:伊沢 勇人(いざわ ゆうと/演:百瀬朔)
高校時代のクラスメート。通称「縄文くん」。
藤木(ふじき)
巧の高校時代の部活仲間。チームで一番優れたサッカーのテクニシャンだった。
ヨシ君
絵里の元交際相手。
奥村 麻里(おくむら まり/演:渡辺早織)
奈緒子の大学の友人。映画版にのみ登場。
五十嵐 弓枝(いがらし ゆみえ/演:石田えり)
奈緒子の父の知人。映画版にのみ登場。
斉藤 拓三(さいとう たくぞう/演:古舘寛治)
目次 - Contents
- 『流れ星が消えないうちに』の概要
- 『流れ星が消えないうちに』のあらすじ・ストーリー
- 奈緒子のトラウマと父の家出
- 巧と父の対話
- 星に願いを
- 『流れ星が消えないうちに』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 本山 奈緒子(もとやま なおこ/演:波瑠)
- 川嶋 巧(かわしま たくみ/演:入江甚儀)
- 加地(かじ)/映画版:加地 径一郎(かじ けいいちろう/演:葉山奨之)
- 主要人物の家族
- 奈緒子の父/映画版:本山 諒(もとやま りょう/演:小市慢太郎)
- 本山 絵里(もとやま えり/演:黒島結菜)
- 奈緒子の母
- 川嶋 瑞穂(かわしま みずほ/演:西原亜希)
- 友人たち
- 山崎(やまざき)/映画版:山崎 圭吾(やまざき けいご/演:八木将康)
- 春日 貴子(かすが たかこ/演:岸井ゆきの)
- カレン君
- 伊沢(いざわ)/映画版:伊沢 勇人(いざわ ゆうと/演:百瀬朔)
- 藤木(ふじき)
- ヨシ君
- 奥村 麻里(おくむら まり/演:渡辺早織)
- 五十嵐 弓枝(いがらし ゆみえ/演:石田えり)
- 斉藤 拓三(さいとう たくぞう/演:古舘寛治)
- 『流れ星が消えないうちに』の映画版キャスト
- 『流れ星が消えないうちに』の用語
- プラネタリウム
- 『流れ星が消えないうちに』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 加地「考えてばかりじゃ駄目だって。動いてこそ見えてくるものがあるんだって。状況は変わらないかもしれないけれど、それを見る目が変わるかもしれない。」
- 『流れ星が消えないうちに』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 映画撮影中に本当に見えた流れ星
- 『流れ星が消えないうちに』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:塩ノ谷早耶香「流れ星」
- 挿入歌:桐嶋ノドカ「柔らかな物体」
![RENOTE [リノート]](/assets/logo-5688eb3a2f68a41587a2fb8689fbbe2895080c67a7a472e9e76c994871d89e83.png)