阿波連さんははかれない(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『阿波連さんははかれない』とは『少年ジャンプ+』の日常コメディ漫画である。作者は水あさと。
男子高校生であるライドウの隣の席の女子生徒、阿波連れいなは、他人との距離をはかるのが物理的にも心理的にも苦手であった。ある授業中にれいなが落とした消しゴムをライドウが拾った事により、二人の関係はスタートする。
れいなの「はかれない」行動とライドウの妄想癖がクラスメイトや周りを巻き込み、徐々に2人の距離が縮まっていく物語である。

れいなとライドウが、修学旅行で訪れたテーマパーク。
見たことあるようなネズミのキャラクターや、アトラクションがある。
デニズィーシーという、別施設も併設している。

おまつれ つぶつぶの杜

新作のゲームソフト。
どうぶつが住む森を開拓し、自分だけの街を作ることができるゲーム。
マルチプレイができるらしく、ライドウとれいなの2人でプレイし、街を発展させていた。
ある日ライドウが登校した時、れいながいないことを見て、れいなが仮想世界に、全人格を移行させて無機生命体になったのだと妄想する。
そしてライドウ自らも、現実世界から移行しようと決意するが、その直後にれいなが学校に登校。
いつものライドウの思い違いであったことが分かる。

阿覇王様(あはおうさま)

あっくん達が、れいなにつけた名称。
れいなが、ゲームや遊びが非常に得意な事から、阿覇王様と呼び崇拝。
公園で会うたびに、新しいおもちゃの話や学校で流行している話をれいなに伝えている。

覇王号(はおうごう)

あっくん達が、阿波連家のペット犬である、ヌイにつけた名称。
大型犬で人懐っこく、阿覇王様と崇めるれいなと、公園でよく見かけることから、覇王号と呼ばれるようになった。

『阿波連さんははかれない』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

ライドウ「俺も頼ってるよ。いつもありがとうね」

学校でのテストの為に、2人で勉強をしていた、れいなとライドウ。
出会いの消しゴムを拾うところから、ライドウに頼りっぱなしだと思っていたれいなであったが、テストの点数に関してはライドウよりも上であった為、ライドウをリードして勉強を教えることになる。
テストを翌日に控え、2人での勉強会が終わったときに、れいながライドウに抱きつきながら「初めてライドウ君の役に立てて嬉しい」と、伝える。
しかしライドウは「初めてじゃないよ。俺はいつも阿波連さんに助けられてるし、俺も頼ってるよ。いつもありがとうね」と、そばで一緒にいるだけで、助けられている事をれいなに伝える。
お互いがお互いを、大切な存在として意識し、何事にも感謝できる、ライドウの心の広さが垣間見えたシーンであった。

ライドウ「良い方にも時には悪い方にも変わりながらでも、それでもずっと、ずっと一緒にいれたら良いと思う」

2年生での夏休み。
石川が立案した海水浴で、帰りのフェリーに乗り遅れてしまい、宿泊する事が余儀なくされ、翌朝朝日を、2人で見つめるれいなとライドウ。
朝日を見ながられいなが「私達、ずっと一緒に変わらずにいられるかな」と、今後の2人の関係に、不安を吐露する。
しかし、ライドウは気休めや、いい加減な事を言う事なく「人間は必ず変わっていくものだと思う。だから良い方にも時には悪い方にも変わりながらでも、それでもずっと、ずっと一緒にいれたら良いと思う」とこれからどんな事があっても、阿波連れいなと一緒にいたいと言う気持ちを、そのままに伝えた。
恋や女性に関して、非常に鈍感なライドウではあるが、阿波連れいなに対する気持ちだけは、変わらないという事を証明するシーンであった。

ふたば「れいなの代わりじゃない。あなたの友達だよ」

小学生のあっくんたちに、あやとりを教える阿波連える。
えるはあっくん達が、えるの事を、姉のれいなと勘違いしている事を知り、彼らのれいなへの評価を下げたくない一心で、あやとりを教える。
途中で来たふたばにも、あやとりを教えることになるのだが、ある時えるが、公園のベンチであやとりの練習をしているところを、ふたばに見られてしまう。
ふたばには、姉のれいなでない事がバレており、えるはふたばを騙していたことから、自虐的に「えるじゃなくてれいなのほうが良かったでしょう」と、ふたばに言ってしまう。
しかし、ふたばからは「れいなの代わりじゃない。あなたの友達だよ」と、あやとりを教えてくれた、える自身の事をしっかり見ていてくれ、その上で声をかけてくれた。
今まで姉の為に、姉の代わりになれるようにと、行動してきたえるに、える自身の魅力を、見てくれている人がいる事を伝えてくれるシーンであった。

『阿波連さんははかれない』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

リバーシの勝敗はいつも全返し

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