阿波連さんははかれない(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『阿波連さんははかれない』とは『少年ジャンプ+』の日常コメディ漫画である。作者は水あさと。
男子高校生であるライドウの隣の席の女子生徒、阿波連れいなは、他人との距離をはかるのが物理的にも心理的にも苦手であった。ある授業中にれいなが落とした消しゴムをライドウが拾った事により、二人の関係はスタートする。
れいなの「はかれない」行動とライドウの妄想癖がクラスメイトや周りを巻き込み、徐々に2人の距離が縮まっていく物語である。

石川(いしかわ)

ライドウと阿波連れいなと、同じクラスメイトでありライドウの友人、そして佐藤ハナコの幼馴染でもある。
基本的になんでもこなすことができ、友人も多い好青年。
運動会のリレーでアンカーに選ばれる程、運動神経も優れている。
ライドウとれいなの関係を目撃してから、関係を近づけるように、キャンプを計画したりした。

佐藤 ハナコ(さとう ハナコ)

ライドウとれいなと、同じクラスの女子高生。
石川の幼馴染で、密かに石川に好意を抱いている。
普通であることを意識して、高校生活を送っていたが、ライドウとれいなの仲の良さや、石川との会話の中で、普通でいたいという考えから、徐々に戸惑いが生まれ、変化しつつある。

玉那覇 りく(たまなは りく)

ライドウとれいな達が、2年生になったときに転校してきたクラスメイト。
着崩れした制服と、南国を思わせる褐色の肌から、周りからギャルと思われがち。
表では明るい性格で、転校初日で、声をかけてくれたれいなと友達になり、色々なお店に連れまわして遊んだ。
しかし裏では、対人関係においてネガティブな考えを持っている。
悪い方へ考えてしまう事が多く、楽しい高校生活は、自分では無理だと諦めていた。
実はれいなとは、小学校の時に同じクラスで友達だったのだが、次第に疎遠になっていった。
れいなは、自分が友達との距離がはかれなかったと後悔し、玉那覇りくは、友達だからと無理やり連れまわしてしまった事に後悔し、距離を置いていた為だった。
高校で同じクラスになった時に、お互いの誤解が解け、再び友達として遊ぶようになる。
昔から転校が何度かあったらしく、大城みつきとも、小学時代で同じクラスだった時があったらしいが、本人は全く思い出せないでいた。

宮平先生(みやひらせんせい)

ライドウやれいな達が、1年生の時の担任の先生。
桃原先生の事を「桃ちゃん」と呼び、2人で食事に行ったり、旅行に行ったりする程仲が良い。
また石川が夏休みを利用し、生徒仲間だけでキャンプをしようとした時にも、車での送り迎えをしてくれ、生徒想いな一面を見せた。
担当科目は体育である。

桃原先生(とうばるせんせい)

ライドウやれいな達が、2年生の時の担任の先生。
1年生の時の担任であった、宮平先生とは仲が良く、タメ口で話し合い、一緒に食事や旅行に行く程仲が良い。
古文の先生でもあり、ライドウとれいなが授業中や、学校で見せる仲睦まじい様相を見て「いとあはれ、いとをかし」と文字を繋げ、謎の出血をして倒れこむ為、周りからは体の弱い先生、体調が悪い時があると思われている。

阿波連れいなの家族

阿波連 れん(あはれん れん)

阿波連れいなの弟で小学生。
見た目や背丈が、姉のれいなに非常に似ており、ライドウでさえ見間違えるほど。
姉のれいなとは違い、声が大きく表情も豊かだが、UFOキャッチャーは苦手で、小食という正反対の特徴を併せ持つ。
ライドウの事を「ライドウにーにー」と、呼んで慕っている。

阿波連 える(あはれん える)

阿波連れいなの妹で、中学二年生。
姉のれいなと違い、背丈が高い。
眼光が鋭く、ライドウに対しては厳しい口調で話す。
れいなが風邪で休んだ時は、家事を全て請け負ったり、常備薬を買い込んだり、れいなが元気になれるようにと、食事を用意したりするなど、姉のれいなを大切に思っている。
小学生のあっくんや、ふたばを相手にした時には、先輩として遊ぶ前に自らが練習を積み、教えられるよう努力するなど、心優しい一面を見せる。
ライドウの妹とは、同じ中学校に通う友人。

阿波連 あい(あはれん あい)

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