シロ(クレヨンしんちゃん)の徹底解説・考察まとめ

シロとは、臼井儀人の漫画『クレヨンしんちゃん』およびそのアニメ・劇場版作品に登場する野原家の飼い犬。白くフワフワの毛並みを持つ雑種犬のオスで、野原しんのすけに拾われたことをきっかけに家族の一員となった。人間の言葉を理解するかのような並外れた知能と高い生活能力を武器に、作中屈指の常識を持ち合わせるキャラクターとして人気を集めている。2019年にはシロを主人公としたスピンオフ作品『SUPER SHIRO』も制作され、担当声優を大塚明夫が務めたことでも話題となった。

シロの概要

シロとは、臼井儀人の漫画『クレヨンしんちゃん』およびそのアニメ・劇場版作品に登場する野原家の飼い犬。白い毛並みを持つ雑種犬の雄で、主人公・野原しんのすけが拾ったことをきっかけに野原家の一員となった。名前はしんのすけによって、白い毛色にちなんで「シロ」と名付けられている。一見するとごく普通の愛玩犬だが、実際には人間の言葉を理解しているかのような高い知能と、犬離れした生活能力を持っており、作中屈指の高性能キャラクターとして人気を集めている。
元々は犬好きの一家で飼われていた母犬・ボルシチから生まれた4匹兄弟の一匹。しかし、飼い主の父親が犬アレルギーを発症したことから一家で犬を飼い続けることができなくなり、兄弟のうち3匹には引き取り手が見つかったものの、シロとボルシチには引き取り手が見つからず、保健所へ送られることになった。シロを助けようと考えた飼い主一家の長女・るんが、誰かに拾ってもらうことを願ってシロを段ボール箱に入れて路上へ置いたところ、偶然そこを通りかかったしんのすけが発見。こうしてシロは保健所へ送られる運命を免れ、野原家へ迎え入れられることとなった。
野原家で暮らし始めた当初は、普通の子犬らしいやんちゃな一面を見せていたが、次第にその知能の高さを発揮するようになり、しんのすけがサボった世話を自分で補ったり、洗濯物を取り込んだり、植物の世話をしたり、さらには自力で買い物に出かけたりするなど、犬とは思えないほどの生活能力を見せるようになる。
しんのすけのいたずらや野原家の騒動を冷静に眺めていることも多く、作中ではしばしば「野原家で一番まともな存在」として扱われており、しんのすけと築いてきた兄弟のような友情についてもクローズアップされることが多い。

劇場版では野原一家の冒険に同行するだけでなく、長距離を自力で移動して野原家へ帰還したり、『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』ではなんとバスの運転に関わるなど、人間顔負けの活躍を披露する。さらに『嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』ではシロのお尻に爆弾が取り付けられたことから物語の中心人物となり、野原一家とシロとの絆が真正面から描かれた。こうした作品では、普段はマスコット的な存在であるシロが、「家族に守られる側」から「家族を守る側」へと変わる姿を見ることができる。
2019年にはシロを主人公としたスピンオフ作品『SUPER SHIRO』も制作され、ここでは野原家の飼い犬という枠を飛び越え、伝説の骨「ボボボボボーン」をめぐる事件に挑むスーパーヒーローとして活躍。これまでほとんど言葉を発しなかったシロの心の声も描かれ、その声を大塚明夫が担当したことも話題となった。

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シロのプロフィール・人物像

CV:真柴摩利
スピンオフ『SUPER SHIRO』CV:大塚明夫

野原家の飼い犬。真っ白い体が特徴の、小型の雑種犬。ごはんをもらいそびれたり、散歩に連れて行ってもらいそびれたりと、犬でありながら野原家屈指の苦労人。元は捨て犬で、段ボールに入れられて遺棄されていたところをしんのすけに拾われ、野原家の一員となった。
知能が非常に高く、しんのすけが世話をサボると自力でリードを咥えて散歩に出かけ、ご飯をもらいそびれると芸を披露して、道行く人に食べるものを恵んでもらうなど知能も非常に高い。
特にしんのすけ・ひまわりとは特別な信頼関係を築いており、劇場版作品『嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』では自身を連れて逃亡犯として逃げ回るしんのすけを慮って自ら政府の捕虜となったり、別作品ではひまわりを背中に乗せて一緒にしんのすけを探しに行ったりしている。
白い体を活かしてまるまることで擬態する「わたあめ」や、股間をかきむしるだけの「チンチンカイカイ」などの芸を持っている。
スピンオフ『SUPER SHIRO』では自身が主人公として活躍。伝説の骨「ボボボボボーン」を回収する任務を与えられ、スーパーヒーローとして世界を飛び回っている。

シロの能力

犬離れした驚異的な知能

シロ最大の能力。人間の言葉を理解しているかのような反応を見せ、周囲の状況を正確に把握する。言葉を聞かずとも、しんのすけが何を企んでいるのかも察知していることが多く、野原家の騒動を一歩引いたところから眺めていたりと、作中屈指の「常識犬」でもある。
また、理解力のみにとどまらず、状況に応じて自分で判断して行動できる。しんのすけが世話をサボれば自分で散歩に行ったり、必要なものを自力で手に入れたりするなど、犬とは思えない生活能力を発揮する。

家事能力

犬でありながら、家事までこなすことがある。洗濯物を取り込んだり、しんのすけが放置したものを片付けたり、植物の世話をしたりするなど、「野原家のペット」という肩書から完全に逸脱した働きぶりを見せる。
場合によっては、しんのすけ本人よりも家庭への貢献度が高い。

おつかい

自力で買い物に出かけることが可能。店員との意思疎通まで成立しているかのような描写もあり、犬としての常識を完全に超えている。

芸を活かした生活力

シロが披露する「チンチンカイカイ」

しんのすけに十分な世話をしてもらえない場合、自分で生きるための行動を取ることもある。自力で散歩に行き、行った先で芸を披露して人から食べ物をもらうなど、非常に高い適応能力を持つ。捨て犬だった過去を考えると、「誰かに拾ってもらわなければ生きられない犬」から「自分で生きていける犬」へ成長したともいえる。

身体能力

犬としての走力や跳躍力も非常に高い。危険な場所から逃走したり、遠距離を移動したり、人間では難しい場所へ入り込んだりと、犬本来の身体能力を活かした活躍も多い。
劇場版ではこの一面がさらに誇張されており、東京駅から春日部まで自力で帰還するなど、もはや犬の帰巣本能のレベルを超えた活躍を見せている。
また、家の異変や危険を察知する能力にも優れている。野原家の人間が気づいていない異常をシロが先に察知することもあり、ペットとしてだけではなく番犬としても優秀。

演技力

劇場版などでは、犬であることを利用した変装・擬態まで披露。『嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』では、ぬいぐるみに化けるという犬離れした芸当を見せている。

シロの必殺技

わたあめ

グッズ化もされている

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